★HARD ROCK/HEAVY METAL

2011年8月11日 (木)

SKYWINGS/THE ADVENT MELODY・・・87点

Skywings
IconmusicTHE ADVENT MELODY

  アーティスト SKYWINGS
  販売元    スリーディーシステム
  定価(税込)\2,800
    発売日    2009/10/07
  Amazon.co.jpで詳細を確認する
   

これ、Amazonで今高いです。発売された当初から注目していて持っていましたが、もっと流通するべき商品だと思います。日本でこれだけ完成度の高いメロスピをするバンドはそうはいません。

影響を受けている、X JAPANを想起させる曲もあり、クサメロを発散するこのメロディ、高度な演奏力、どれをとっても素晴らしいです。一連のジャパメタだけでなく、STRATOVARIUSなどのメロディック・パワー・メタル勢に迫る勢いを感じる音圧で、Keyの挿入なども激ツボ。

美旋律ピアノのイントロから一気に疾走するタイトル曲①で「キタ~ッ」て感じですね。何回聴いても燃えるものがあります。

続く②③も最高で、哀愁ハード④までの流れはたまらない。アグレッシヴに疾走する⑦、ハイエナジーな⑧⑩と後半の盛り上がりも完璧。

おそらく、相当な自信作だったのではないでしょうか。これが売れなきゃ何が売れるか!!って、本気で思いますよ。

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3曲目のPV

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2011年7月28日 (木)

AXENSTAR/FAR FROM HEAVEN・・・87点

ファー・フロム・ヘヴン Music ファー・フロム・ヘヴン

アーティスト:アクセンスター
販売元:キングレコード
発売日:2003/11/06
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現在必死で部屋の中の音楽CDを整理中なのですが、もう何年も聴いていない音楽もあるもので、ついつい聴いちゃうと作業が止まるんですね。

で、出てきたこのアルバム。スウェーデンのメロディック・スピード・メタル・バンドの2ndです。4thの記事は以前書きましたが、これは書いてなかったですね。

GAMMA RAYとSONATA ARCTICAを足しで2で割ったようなサウンド志向なのですが、悲哀のあるヴォーカル・ラインが独特で、悶絶哀愁疾走曲の⑨がやはり素晴らしくて、鳥肌ものなのです。

捨て曲なんてあまりないのですが、まぁ、印象の薄いアルバムではあるかもしれません(苦笑)。

でもしかし、②⑤はよいアクセントになっているし、やっぱり⑨が強力(笑)これだからメタルはやめられない・・って、思うんですよね~

ラスト⑪にはKISSのカバー曲あり。

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イントロ数秒で悶絶。

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2011年6月25日 (土)

RHAPSODY OF FIRE/ FROM CHAOS TO ETERNITY ・・・86点

フロム・ケイオス・トゥ・エターニティー Music フロム・ケイオス・トゥ・エターニティー

アーティスト:ラプソディー・オブ・ファイア
販売元:キングレコード
発売日:2011/06/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これはまたかなり展開が凝ったアルバム。エピック・メタルの一大絵巻における最終章であり、気合いが入りまくったアレンジでキテマス。新加入のトム・ヘス(G)の活躍にも注目。

ハイエナジーなタイトル曲②から熱い!ドラマティックな③も熱い!!

シンフォニックに歌い上げる彼ららしい壮大な⑤、次の⑥はへヴィで野獣の如きヴォーカルが入り疾走しまくり。ストラトヴァリウス風のキーボードの挿入、ギターとのバトルがめまぐるしく展開し新鮮な響き。

オペラティックなクワイアとゴージャスなシンセ音がカッコイイ⑦は後半プログレ・ハードになりこれまた盛り上がります。

氷のお嬢様的イントロから始まるこれぞラプソディー!なサビの⑧がたまりません。懐かしいくらいの節回し。

⑨は彼らの14年を総括するかの大作で、もう、笑っちゃうくらいにドラムもキーボードも印象的で、ナレーションなんかも熱いです。

シンフォニック・アイアン・メイデンな⑩に続くボーナス・トラックのインスト⑪がまた泣かせます。オリジネイターの底力をみせる感動大作。

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8曲目。熱いです

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2011年6月22日 (水)

ロマンティック・モード

以前、斉藤さおりの記事を書いたことがありますが、彼女がジョー・リノイエと後にやっていたROMANTIC MODEに今頃目覚めた。

斉藤さおりのアルバムも探してはほぼ全部制覇。この方、素晴らしいですね。

麻倉晶名義後の作品で、
一番有名なのはガンダムXの主題歌「DREAMS」でしょう。

あまり映像ないですね。これを見ると雰囲気が違って一瞬誰だか分かりませんが、歌うと、あ、彼女だ!と分かるという。

『RESOLUTION』も良い曲です。90年代の日本ではこういう曲、流行っていたような気がします。


・・彼女の新曲でるのかな?と、待っています。

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2011年6月21日 (火)

REINXEED/1912・・・88点

1912 Music 1912

アーティスト:レイン・エクシード
販売元:キングレコード
発売日:2011/05/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

スウェーデン発、若きネオクラ・スピード・メタラー、トミー・ヨハンソン(Vo,G,Key)率いるバンドの4thアルバム。

前作から約1年ぶりのスパンで届けられたコンセプト作で、『1912』とは豪華客船タイタニックが沈没した年にあたるようです。

前作よりやや音質が向上、アルバムの多くが疾走曲で一気に駆け抜ける感じ。

車の中で何度か聴いてましたが、心地好いサウンドで、シンフォニックなアレンジがGOOD。どうしてもドラムの音が薄くて気になってしまうのですが、曲の良さは変わらず安心して楽しめる。

何度も聴きたくなるリフレインの④が一番のお気に入り。キラーチューンがあるようでないような、中途半端な印象もあるアルバムですが、②④⑤⑧⑪⑬と疾走しまくりで爽快!しばらくは手離せません。

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8曲目のPV

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2011年6月 9日 (木)

AMARANTHE/AMARANTHE・・・88点

アマランス Music アマランス

アーティスト:アマランス
販売元:ユニバーサル インターナショナル
発売日:2011/06/08
Amazon.co.jpで詳細を確認する

いや~、いいもん出ましたね、また(笑)。これはもう、ジャケ買いしていいでしょう

フューチャリスティックなイメージはそのままサウンドで表現されていて、タイトで引き締まった楽曲に捨て曲無し。男女トリプル・ヴォーカル編成でそれこそ近未来感覚のエレクトロなKeyが随所で活躍!

①でさっそく引き込まれますが、②以降、どんどんハイ・クオリティでメロディックな曲が出てきて頼もしいです。美麗な女性Voとサイバーなメロ・デス感覚が交互に存在していて、まるで飽きない。叙情的なギター・ソロもしっかりある。

ドラゴンランドにいたオロフ(G,Key)がメンバーとして活躍しているのですね。それにしても美しいメタル・サウンド。男女ツインVoの綺麗なバラード⑥もひとつのハイライトになっています。

変則的なヴォーカルが3人いても、コンパクトでキャッチーな曲がほとんどなので難解な部分はなく、ブラッシュ・アップされた近未来メタル・サウンドに自然とのれる。僕はこういうの、大好きです。

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2曲目『HUNGER』のPV

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2011年5月31日 (火)

AMORPHIS/THE BEGINNING OF TIMES・・・89点

ザ・ビギニング・オブ・タイムズ Music ザ・ビギニング・オブ・タイムズ

アーティスト:アモルフィス
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2011/05/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

フィンランドのメランコリー・メタル・バンドの10thアルバム。祖国の叙事詩「カレワラ」をルーツにして、新たに完成させた傑作アルバム。

その、物語に関して詳しくないので多くを語れないのですが、この民族音楽のメランコリックで奥の深いサウンドが新鮮に聴こえて、様々な映像(森メタル?)が浮かんでくる感覚になります。翳りのあるサウンドはフィンランドならではといえる。ジャケの印象のとおり、薄暗い世界を彷徨うような気分にもなる

ピアノ、キーボード、女性コーラスの導入が冴える②から快調で、煽情的な疾走曲⑤などアップ・テンポの曲が多いのも良い感触だ。アグレッシヴに泣きまくる⑦、メロディックな⑨、メロデスたる壮大な⑧⑪、躍動感溢れる⑩、ハード且つドラマティックなタイトル曲⑫。

盛り上がりそうで盛り上がらないもどかしさを感じる部分はあるが、彼らのアルバムでは最高傑作になると思うし、13曲もあって捨て曲らしいものが無いのがまた凄い。

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2011年5月26日 (木)

STARGAZERY/EYE ON THE SKY・・・82点

EYE ON THE SKY Music EYE ON THE SKY

アーティスト:STARGAZERY
販売元:RUBICON MUSIC
発売日:2011/04/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する

90年代前半のドイツのバンドにあったようなジャケ(なんとなく)が印象的で買った。

元マイケル・シェンカー・グループのボーカリスト、ヤリ・ティウラとBURNING POINTのピート・アホネン(G)、KALMAHのマルコ・スネック(Key)がメンバー。

キーボードとヴォーカル・メロディが80~90年代の北欧メタルを想起させつつ、現代的なパワーが溢れたサウンドになっていた。特に④以降の盛り上がりぶりは熱いものが込み上げてくる。ブリティッシュ・ハードロックの力強さも兼ね備えたバンドではなかろうか。

トニー・マーティンがシンガーを務めたBLACK SABBATH80年代の名盤『HEADLESS CROSS』収録の同タイトル曲のカバー⑪が収録され、ゲイリー・ムーアのカバー⑩も素晴らしい出来具合

しばらくよい付き合いが出来そうな1枚です。

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6曲目。

こういう、一緒に歌っちゃおう的な曲はドイツのハードロックのようだ。

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2011年5月18日 (水)

ARCH ENEMY/KHAOS LEGIONS・・・85点

ケイオス・リージョンズ Music ケイオス・リージョンズ

アーティスト:アーク・エネミー
販売元:(株)トゥルーパー・エンタテインメント
発売日:2011/05/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

メタル・ディーヴァ、アンジェラ・ゴソウ擁するアグレッシヴ・へヴィ・メタル・バンドの8thアルバム。 今回もアモット兄弟のツインギターがいかにして炸裂するのかというところで期待。

ジャケの宣伝シールですが、いつからアーク・エネミーが“アーチ・エネミー”の呼び名になったのでしょうか?

それはさておき、内容ですが、傑作だった前作に続いてまたしても良い作品を届けてくれました。アンジェラの野獣の如きヴォーカル、流麗・優美なギター、アタック感抜群なドラム・・悪魔と天使が同居しているような感覚のサウンドに仕上がっています。

プログレ的なアレンジが随所で光り、先の読めない展開で最後まで飽きずに楽しめるアルバムになっている。

壮絶なドラマを予感させる①から鋭利なリフと悲壮なメロディが響く②、突進しながらも悲しみを抱えた③、重戦車の如き④、メロディックな⑤、ドラマティックな⑦、一際スリリングな⑧、突撃しながらも泣きのフレーズが印象的な⑪疾走感溢れる⑩⑬と捨て曲はほとんど無く、どの楽曲にもハッとする印象的なフレーズが盛り込まれています。

カバー曲とは思えないアレンジのボーナス・トラック⑮もイカシテマス。

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2曲目のPV

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2011年4月27日 (水)

LEAVES' EYES/MEREDEAD・・・86点

Photo

タイトル:ミーアデッド
アーティスト:リーヴズ・アイズ

発売日:2011/04/27

販売元:マーキー・インコーポレイティド

幻想的でホラーなジャケが印象的。歌姫リヴ・クリスティン擁するシンフォ・ゴシック・メタル・バンドの4thアルバム。

前作も素晴らしかったが、今回のアルバムもさらにスケール感が出てきてアレンジが凝っている。さっそく壮大な展開の①が印象的で、ケルト風味とへヴィでアップなサウンドがきている。森メタルとヴァイキング・メタルが合体した感じ。

ドラマーにEDENBRIDGEのローランド・ナヴラティルが参加してます。アタックの強いパワフルなサウンドだ。

②もケルティックで、トラディショナルな回帰志向が狭間見える。途中ピアノで演出したり、ドラマティックで良い。コマーシャルな③はシングル向き。遊牧民メタル⑤、デス・ヴォイス挿入の壮麗な⑦、疾走しながらも望郷そそる⑪ 、作中最もシンプルなロック・ナンバーのボーナス・トラック⑭。

徹頭徹尾トラッド・スタイルで統一された広大な草原さえ目に浮かぶようなロック作になっていた。

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