映画・テレビ

2024年7月22日 (月)

12年ぶりの真実

なんと、10年ぶり以上の更新です。

過去繋がっておられた皆様、いま何をされているのかな?というところで、秘密裏に書いてみました。

すっかり映画は動画配信サービスメインとなり、それでもたまのDVD/ブルーレイ。

映画館は月に2~3回といったところです。

ド田舎に住んでいた昔とくらべて今は近所にTOHO CINEMASなりの映画館があって随分便利になりましたが、実際劇場での鑑賞本数は昔と変わってないような感じ。

本ブログは解除しようと考えましたが、映画の記事を捨てるのはもったいないので修正の上別に引っ越しなりするかもしれません。

現状、流石にこのブログを見てる人はほとんどいないと思いますが、ふとしたときに見かけた方などいらっしゃいましたらお気軽にコメントいただければ幸いです。

2~3カ月は管理していきます。

 

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2012年2月20日 (月)

映画『ガタカ』

Photo遅ればせ、今年一発目の映画ネタ、第25回ブログDEロードショーから『ガタカ』(97)です。監督は新作『TIME/タイム』も話題のアンドリュー・ニコル。この新作もちょうど観に行ってきたところなので、類似点が随所であり、感慨深いものでした。

遺伝子操作による近未来という設定も一緒でテーマが分かりやすかったです。

『ガタカ』は新生児として生まれた段階でその後の人生がデータとして検出され、寿命まで分かってしまう世界での話。

遺伝子的に優秀な人材は上流階級、将来性の無いものは下層階級と、区別されている。

人間、生まれた環境によりその後の人生が決まってしまうといえばそれまでですが、いろんな人との出会いとか、努力、職を選択する自由があればなんとでもなるわけで、生まれながらに短命だと決まっている主人公が頑張って夢をかなえようとする姿には思わず見入ってしまった。

なんとでもなるといってもミサイル飛んできたら死にますから、どうにもならないこともあるでしょう。

劣っているからと、バレないように他人になりすまして希望する職に侵入し、偽装工作を働きながら努力を惜しまない主人公。都合よく展開するのでそんなバカなと思いながら観ていましたが、映画として面白い見せ場が多くあったと思います。関係ないですが、映画『フェイス/オフ』を何故か思い出したり。顔ごと代えちゃえって。

ハイライトはあそこ、キャッチに横断歩行は気をつけよう、とでもつけたくなるほどに・・・“あの場面”は怖かった(苦笑)。 

Photo_2“神は人間の挑戦を待っている”。人間は努力し、挑戦し続けるのですね。宇宙の法則にどこまで立ち向かうのかということです。挑戦することそのものが自然現象、といえばそうなるのかな、摩訶不思議な世界です。

全体的に静かながら、音楽が印象的でした。

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2011年11月22日 (火)

ご無沙汰です

はい、このブログで一ヶ月を過ぎて更新しなかったのは今回初めて。

ということで、ドタバタしております。

とりあえず最近見た劇場作は

◎『猿の惑星 創世記』

◎『ワイルドスピード MEGA MAX』

◎『ミッション:8ミニッツ』

こんな感じです。

感想については改めて更新しようかなと。

なかなか、記事を書く時間がとれなくなってきています。
とか言いつつ、マメにDVDなんかは借りて観ていますが。

しかし、つまらないと思った作品はもはや最後まで観ずに即返却といった状態です。
故に、映画館で観るのが確実かな。

メリハリをつけたスケジュールが必要です。

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2011年9月20日 (火)

寝る前にチャック

TVシリーズの『CHUCK/チャック』が面白い。

知り合いの人から「面白い」という話を聞き、順番に見てるんですけど、
なかなか気が利いた演出でニンマリさせられる。

お色気あり、アクションあり、コントありで芸が細かい。

CIAのヒロインが魅力的。

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2011年9月19日 (月)

映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦 BATTLE LOS ANGELS』

Photo延期になって待ちに待った侵略SFアクション大作。予想通りというか、期待通りの作品で私は満足でした。中弛みなど一切無し、ひたすら戦闘シーンの連続で飽きずに観れた。アーロン・エッカート主演でミシェル・ロドリゲス、マイケル・ペーニャが出ています。

マイケル・ペーニャが出ているとは、先日TVで『ザ・シューター 極大射程』を再見したばかりなので親近感あります。

彼はエイリアンに占拠された地区に取り残された民間人の家族の父親役でして、話は主にこの家族を救出する小隊の活躍になります。

飛来してきた侵略エイリアンには圧倒的な軍事力があり、世界各地、海洋から攻めてきます。人間アリみたいな風貌の銃を持ったエイリアンと壮絶な地上戦。

かの『インデペンデンス・デイ』が空中戦中心だったのに対し今回のは地上戦が主で、いわば前者に物足りなかったものが補われているように思える内容

勇ましい海兵隊の姿を宣伝しているような軍事アクションになっていて、勇壮で高揚感溢れるBGMとともに戦闘シーンに釘付けです。

前評判はあまりよくなかったようですが、へたな理屈など無しの、ちょっと懐かしいような軍隊活劇でして、リアルに展開していく様に思わず身を乗り出しそうになりました。たまに『プレデター』を思い出すようなスリラー要素もあり。

水が資源で、海から攻めていくしかないエイリアン部隊なので、そこが人類の勝算どころ。最初の段階で防衛線を張っておけたのです。

しかし、地上からの攻撃だけでなく、空中部隊もいてこいつらが防衛線をとっくに突破。小隊は民間人を救出しようと奮闘しますが、部隊の犠牲者は増えるばかり。もう、絶滅寸前に見えて、反撃に出る。

主人公が司令塔を破壊しようと動くのも妥当な流れだったと思います

『世Photo_4界侵略:日本決戦』とか、世界各地の物語がつくれるような終わり方でしたが、戦闘アクション映画として満足な出来上がりだったと思います。エイリアンの親玉の司令塔が地球の外にあれば、また別に『インデペンデンス・デイ』のような話になるでしょう。

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2011年9月 4日 (日)

最近観た映画たち

記録に残しておきたいネタがどんどんたまっているのですが、
せめて観たDVDのタイトルだけでも記載しておこうかと。


★『追いつめられて』(1987)

ケヴィン・コスナーに騙されました。最後は予測不可能。

★『ローズ』(1979)
見応えのあるロック映画。ベット・ミドラーの魂の歌声。
ジャニス・ジョプリンをモデルにつくられたスターの壮絶な裏側。
休みたいけど休めない。歌手は企業と一緒、遊びじゃないのです。
もう一回観たい。

★『パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会』(2010)
ソウのようなもっとグロいシチュエーション・スリラーだと思ったけど、
結構笑える要素がある予測不可能な展開。
主人公の正体が分かった時はまた、笑えた。

★『ウォール・ストリート』(2010)
『ウォール街』の続編。これ、映画館で観たんですけど、タイミング外して記事にしてませんでした。DVDでも、もう一度観たものです。
世の中動かしているのは政府の陰謀とかそういうものじゃなく、こういう人達なんだと、結局それを監督は言いたかったんじゃなかったのかなと。
銀行が潰れたら共産主義の時代が来る。会合のシーンはシビアだった。

★『ザ・タウン』(2010)
ベン・アフレックがこんな見応えのある作品をつくれるのかと感心しました。
銀行強盗ものとしては『ヒート』や『ハートブルー』を思い出したりも。

★『悪魔を見た』(2011)
バラバラ殺人で婚約者を殺された男、イ・ビョンホンの復讐劇。ホステルとかのホラー要素にビョンホンのアクション要素を加えた感じ。

★『恋とニュースのつくり方』(2010)
主人公の女性はなかなかチャーミングでいいが、話が散漫だった。

★『ジーン・ワルツ』(2011)
たらい回し、代理母出産・・体制を変えようとするひとりの女性。
普通に、見れた。

★『GANTZ』(2011)
田中星人w

★『完全なる報復』(2009)
妻子を殺害され、犯人は極刑を逃れる。
怒りの男が犯人を処刑、検事に挑む。後半の展開に唖然。


こんな感じで、ほとんど寝る前に観ているのですが、途中に眠りにつくことなく最後まで観れた作品が上記のものです。

劇場で観た映画はまた今度書きます。













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2011年8月17日 (水)

TVシリーズ『V ファースト・シーズン ’09-’10』

V2_2


トランスフォーマーのネタの前にこれを。80年代を代表するSF TVドラマ『V』の現代版、とりあえずリリースされたファースト・シーズンは全部観ました。

TVシリーズって、たいてい眠たくなるんですけど、これに関しては一気に観れました。人物のドラマがオリジナルよりも深くなり、設定はエイリアン来訪ですが、普通に人間ドラマとして観れます。

平和と友好を訴えて接してくるビジターですが、裏では着々と陰謀が進行。人間の情緒的に弱いところを巧みに利用し、情報操作を仕掛けるビジターの指導者アナ。このアナのキャラがまた強力で、知性と美貌を兼ね備えつつ、どこか見た目が爬虫類的なのも演出として際立っています。たまに目をパチパチするのも上手い演出でしょうね。

V1


効率を優先して進化したビジターは余計な人間的感情を表に出さないのですが、それにしても、既に人間社会に溶け込み、しかも夫婦もいたり、ほとんど人間と行動は一緒です。基本、ビジターって、人間が好きなのです。中身は爬虫類でも人間に恋をしたり、家族同然に暮らしていたり、既に『ゼイリブ』状態。

普通、異種間では相手が化け物に見えてもおかしくはないのですが、ビジターは人間が好きで、ターミネーターばりの人間の皮を被っている。そのまんま、人間として暮らしたらぜったいにバレないやん!と思ったりします。


V3


FBIなどの捜査機関へもスパイが潜入。9.11以降の誰も信じれない世の中を映しているように見えて、大衆がいかにコントロールされやすいかという政治的な動きも見れます。世論を動かすニュースも重要なテーマだったかなと。

家族だろうが、友人だろうが、信じるものがない世界。それでも、信じるしかない。そういう、現代社会を映す作品なのかな、と、ちょっと考えながら観ていました。

なかなかに、セカンド・シーズンが楽しみです。

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2011年8月10日 (水)

映画『アメリ』

Photo_2第21回『ブログDEロードショー』です。今回の作品は皆で選んだ第2回リクエスト企画作品!ということで、普段あまり見ないような作品を初めて鑑賞することになりました。この、スプーン持ってる写真、当時気になっていましたが、クリームブリュレをプチッといくシーンは印象的ですね。

劇中非常にあま~いシーンで食べたくなりました。映画の影響力で流行ったのも分かる気がします。

これ、スプーン持ってる写真なので、最初はてっきりスプーン曲げが趣味な怪しい女の子の映画とばかり思い込んでいました。まぁ、アメリさん、怪しいことは怪しいです。

育った環境により孤独なまでに空想の世界で生きる彼女。悪人ではないようですがストーカーまがいの行動に走ったり、なかなかの不思議ちゃんで、でもどことなく共感してしまうシーンもありで、憎めないかわいらしさがある。

監督は『エイリアン4』、『ロング・エンゲージメント』のジャン=ピエール・ジュネ。同じくオドレイ・トトゥ主演の後者は好きな映画で重かった印象がありますが、このアメリは独特の世界観があり、オドレイ・トトゥが別人に見えました。

真面目に見ていると途中眠たくなりますが、妄想系コメディとして可笑しくて、パリの街並が世界名作劇場やジブリアニメなんかを想起させるところもあり、美術が綺麗です。

この映画で一番共感ポイントが高いのは「好きな異性に告白できないもどかしさ」といったエピソードで、後半なかなかに切ないシーンがあったのは映画の流れとして意外でした。何故にこの男なのかは謎ですが。

Photo_5自分の空想の世界で生きているのでその世界が壊れてしまうのをためらい、一歩先に進めない。そんな時、気になる男性が現れなんとかしてお近づきになりたいが近づく間際のところで止まってしまう。

何もしないでいるともう、相手の姿はなく、とめどもなく孤独感に襲われ、涙を・・「切ない」。

こういう、普遍的な恋愛エピソードがあるのですが、一筋縄ではいかないのがこのアメリで、特にあの八百屋のおっさんに一撃食らわしたシーン(電気でバチッ、ブー!!)がハイライトで笑ってしまいました。

基本、変人ばかり出てくるのでやはり真面目に考えて見てしまうとつらい映画です。しかしながら、共感できるシーンが随所で発見できるのも面白い作品だと思いました。

アメリが働いていたあのお店も、ありそうな感じで印象に残っています。

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2011年7月27日 (水)

気になる新作映画

最近はゆっくり映画を観る時間がないので、手元にある『ターミネーター サラ・コナー クロニクルズ』のBOXセットを順番に見ています。

暑さで眠れないときはたいてい、TVシリーズやB級映画を見ると途中で眠りにつきます
そういうわけで、なかなかTV版は先に進まないという・・。

このあいだTVでやっていた『トランスフォーマー』は、全部見直す気がなかったものの、結局面白いので最後まで見てしまいました。

40型TVをやむを得ず購入したので見栄えがよいです。
トランスフォーマーの新作は見に行く予定です。

ちょっとまえに映画『スーパーエイト』を観ました。懐かしい80年代(70年代最後)の雰囲気でよかったです(まだ記事にしてませんが・・・)。

というわけで、秋にかけての気になる映画を紹介。震災の影響でてっきり低迷していた印象がある劇場なのですが、ようやく『世界侵略:ロサンゼルス決戦』も公開されるし、勢いがつきそうな予感です。



★9月17日公開『世界侵略:ロサンゼルス決戦』


★10月1日公開『ファイナル・デッドブリッジ』

これは『FINAL DESTINATION 5』。“デッドブリッジ”という邦題の通り、橋ですね。まだ続くのかという感じもしますが、妙に期待してしまう。



★10月7日公開『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

これこれ、これが一番気になる。話は〈現代のサンフランシスコを舞台に、遺伝子工学の実験で突然変異的な進化を遂げた猿シ­ーザーの進化と、人類最大の驚異へと発展していく過程を追う。〉とあるのでかのシリーズをまた見直すことになるかなぁ・・というところ。



★10月1日公開『ワイルド・スピード MEGA MAX』

ブライアンはすっかり裏社会の人間!?



★8月27日公開『ピラニア3D』

かの“ピラニア”が蘇る?わざわざ3Dで。うん、観たいね。
監督がアレクサンドル・アジャというのも話題です。

こんな感じで、とりあえずはトランスフォーマーです。

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2011年7月16日 (土)

映画『ジャガーノート』

Jugger2第20回『ブログDEロードショー』です。今回の作品を選ばれたのはweb-tonbori堂ブログのtonboriさん。TSUTAYAでよく見かけた作品だったのですが、これを機会に初めて鑑賞しました。豪華客船に爆弾が仕掛けられ、捜査が始まるが果たして結末は・・?といった内容です。

キャッチは〈脱出不可能な暴風雨の北大西洋にメガトン級の爆弾が時を刻む!千二百人の命と共に揺れる豪華客船ブリタニック号!〉

ジャケットの印象とタイトルだけだと、最初はてっきり戦争アクションものだと思っていましたが、中身は船上での爆弾処理の話でした。

まず、アンソニー・ホプキンスが「若っ!!」ていうところに惹かれました(笑)爆弾が仕掛けられた船にはその警部の愛する妻子が乗っていることだし、かなり重要な捜査一員として活躍しまくるのだろうと思いながら観ていたのですが、彼が活躍するのは陸上での容疑者絞込みまでで、後半メインになるのはほぼ船上で爆弾処理をするベテランのファロン(リチャード・ハリス)の姿

警部の家族が重要な複線となると思いましたがそうでもなく、船長の愛人らしき女性が出てきますが何をしているのかよく分からず、とにかく印象的なのは爆弾処理における緊迫感でした。

もしかして『スピード2』のオリジナル??なんてことも一瞬感じましたが、結構真面目なつくりの映画です。

CGを多用したゴージャスなブロックバスター映画に馴染んでしまっている私には地味に映りましたが、返ってリアルに感じられ、現代にも通じる、爆弾って恐ろしいものだということをまた考えさせられました。

どうしても違和感がある部分として、犯人がファロンの元同僚で突然出てくるのはやや変に見えました。このシークエンスだけはどうしても納得がいかなかったので2度観ましたが、やっぱり流れとして違和感あります。もう少し説明が欲しかった気がします。

後半このあたりにくると、完全にアンソニー・ホプキンスのことは忘れてしまっています。

Jugger1明日があるかないかの仕事、極限下での爆弾処理における緊張感はひしひしと伝わってきて流石に見応えありました。これまでのアクション映画で見慣れているような爆弾処理のシーンでも、今回のは妙にリアルです。あのドラム缶は船を沈めるほどの威力があるようには見えなかったのですが、それこそがまさにリアルで、部下を失うシーンなど悲しかったです。

現代の映画(TV映画)だと、爆発後の現場のシーンを死体などをドライに挿入したりしそうですが、そういうのもなく、観客への配慮かもしれませんが逆に想像力を掻き立てます。

赤か、青か、そうか、この映画が原点なのかとうなずきつつ、爆弾処理のシーンにやられました。

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