★ALTERNATIVE ROCK

2010年11月17日 (水)

EYES SET TO KILL/BROKEN FRAMES・・・85点

Broken Frames Music Broken Frames

アーティスト:Eyes Set To Kill
販売元:BREAKSILENCE RECORDINGS
発売日:2010/11/17
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アリゾナ出身、姉妹になるヴォーカルのアレクシアベースのアニッサを中心に結成されたメタル・コア・バンドの3rdアルバム。

このバンドを最初に聴いたのはデビュー作『REACH』(08)ですが、まぁ、その時はそれなりにいいサウンドだなと思っていた程度(ドラムがダメだった)。ちょっと忘れていたバンドですが、今回飛躍的なレベル・アップを遂げていて好印象。

男性のスクリームが交差するスタイルですが、透明感溢れるアレクシアのヴォーカルが素晴らしく、ポスト・パラモアと言われつつもメタル・バンドたる美醜を描いていてよい。

デス・メタル然とした①からインパクトがあり、サビでしっかりキャッチーになりポップでさえある。②⑥⑨⑪のアレクシアのヴォーカル・メロディは流石と呼べるかっこよさだ。

ゴシックな雰囲気が醸し出される③④、疾走感のある⑤、ピアノのイントロ⑦から哀愁バラード⑧へ。起伏のある構成で飽きないです。

尚、日本盤仕様には帯が付いているが、中身は輸入扱いになっていて日本語対訳も付いていなかった。前作までのPV5曲とオフショットを収録したDVD付きで安い価格設定になっている。

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2010年9月19日 (日)

LIFEHOUSE/NO NAME FACE・・・90点

No Name Face Music No Name Face

アーティスト:Lifehouse
販売元:Dreamworks
発売日:2000/10/31
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国内未発で今年彼らの新作が出ていたとはすっかり知らなかった。思い出したように引っ張り出した『ライフハウス』のデビュー作にして大ヒットした名盤1st

2000年以降のロック・スタンダードになるのではないかと言われたサウンドはムーディで壮大なアメリカン・ロック。若くしてこのヴォーカルの渋みはなんともいえぬ哀愁が漂っている。歌詞も好印象。

キャッチーな①を筆頭に、サビの哀愁具合が絶妙な②⑥⑦⑨、ややもヘヴィ・ロック調の⑩といずれも耳を捉える印象的なナンバーが続く。そして極めつけはバラード⑫で、これが徐々に盛り上がるとても美しい曲で素晴らしい。

どこかほこりっぽくもあり、夕暮れ時に佇むかのイメージを抱かせる音楽。こんな感動的な作品はそうはないと思う。

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2010年9月18日 (土)

LINKIN PARK/A THOUSAND SUNS・・・80点

ア・サウザンド・サンズ Music ア・サウザンド・サンズ

アーティスト:リンキン・パーク
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2010/09/15
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モンスター・オルタナ・ロック、前作から3年ぶりになる4thアルバム。

1st,2ndの頃とは明らかに違うアプローチで、3rdの延長線上に存在しているこの4枚目。実験的なまでに音響系にシフトしているのは、“大人”になったかの余裕さえ感じるものに。

哀愁をたっぷり含んだメロディアスな③がまず印象的。こういうサウンドはもともと好きなので、違和感なく楽しめる。チェスターのソロ・プロジェクトにも通じていて良い。

ノイズを取り入れたレゲエ・テイストの⑤、壮大な空間美を演出する⑥、民族色が強くレゲエと歌メロを際立たせた⑧、シャウトする⑨、一気にストリートに入り込むHIPHOP⑩、リリカルで静かな80S風バラード⑫、トランス風の⑭。

ボーナス・トラックとして映画のサントラに収録されていた『NEW DIVIDE』のライヴ・バージョンが⑯にあります。実は、この曲が最もキャッチーで力強い余韻を残してくれる。

個人的に気に入ったのは③⑥⑫。あとはバラエティに富んでいて頼もしいミクスチャー・サウンドが楽しめる感じだ。

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2010年2月 4日 (木)

breaking benjamin/DEAR AGONY・・・87点

ディア・アゴニー Music ディア・アゴニー

アーティスト:ブレイキング・ベンジャミン
販売元:avex trax
発売日:2010/01/13
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映画『サロゲート』のエンドロールで流れていた曲が気になり、このバンド作へ辿り着いた。その②はちょっぴりデジタルな感覚もあるサウンドとメロディ・ラインが際立つ楽曲。⑩も同様のノリがありカッコイイ。

「怒りと悲しみが同居する、激しくもどこか切ない楽曲」というのが持ち味らしく、確かにこのメロディは美しくも切ないものがあり、明快で気持ちが良い。全米初登場4位というのも肯ける出来具合。

④のような王道バラードもある。広大な大陸を想起させる、胸にジンとくるようなメロディが素晴らしい。悲しみ色の⑥も身に染みていく・・ストリングスを配した⑦がまた感動的なナンバーだ。タイトル曲⑨も素晴らしい。こりゃ売れますわ。

ダークでへヴィなグルーヴがありながらもキャッチーな③⑤⑧、ラスト⑪のバラードも静かな余韻を残し、独特のバンド・サウンドを演出している。

尚、この⑪と④のアコースティック・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録されています。メイン・ソングライターであるベンジャミン・バーンリーのヴォーカル・ワークの豊かさを再確認できる仕上がり。

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2010年1月25日 (月)

SKILLET/AWAKE・・・83点

アウェイク Music アウェイク

アーティスト:スキレット
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009/12/23
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なんとなく輸入盤を買った前作はまだ日本盤が出ていませんでしたが、ここにきて本邦デビューとなった。期待していたバンドなだけあり、なんか嬉しいです。全米初登場2位。

バラード曲が多めに配されていて、ニッケルバックなどに通じる大らかなアメリカン・ロック作になっています。真っ白な怪しいジャケ写はいまいちなのだが、かなり一般受けしそうな聴きやすい作風になっている。

男女ツイン・ヴォーカルの特性は今回も生かされ、シャレた感覚の①やストリングスから始まる②はカッコ良いリード・トラックといえる。

ファンキー・テイストの高揚感のあるモダン・ハード・ロック②も掴みとしては上々なナンバーかな。

注目はバラードで、アコギのゆったりした空気の③⑤、明快な⑤、アリーナ・ロック的な泣きの⑧⑪⑭、ピアノ・ストリングスで盛り上げる⑨と大盛り仕様。しっとり聞かせる⑫もバラード。

ボーナス・トラックの⑬がまたシングル向けのなかなか良い曲なので、バラードに飽きた人は最後まで聴いたほうがよいと思う。ラスト⑮に『コーマトース』のライヴ・バージョンを収録。

何度か聴いてみたアルバムではあるが、全体的にいまいち印象に残らないのが惜しいです。それでも残して、また聴いてみようと思うのはスルメ型の作品ということかもしれません。

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2009年10月22日 (木)

PARAMORE/BRAND NEW EYES・・・85点

ブラン・ニュー・アイズ Music ブラン・ニュー・アイズ

アーティスト:パラモア
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009/10/21
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ヘイリー・ウィリアムズ(Vo)&ファロ兄弟(G&Ds)率いるナッシュビル出身の5人組、エモ系パンク・ロック・バンドの3rdアルバム。今回2年間サポート・メンバーだったテイラー・ヨーク(G)が正式加入した模様。

ノリのいいロック然とした①②~④を聴けば即ゲットな一枚になるに違いない。


よくアヴリルと比較されるサウンドだが、そんなに注目はしていなかった。今回取り上げたのはやはり映画『トワイライト』の曲である⑫「ディコード~恋の暗号」が収録されている為。

この曲はもちろん、今回のアルバムはエモ色が強く、メロディが印象的で全編一気に楽しめる快作に仕上がっていると感じた。バラード⑪も絶唱から余韻を残し良いアクセントになっている。そこから⑫へと続くところ、ドラマティックだ。

爽快なバラードが中盤⑤にもあり、くつろげる落ち着いた作品になってます。ファンタジックな⑥にも注目。

キャッチーなまでに疾走するメロ・パンク⑧はひとつのハイライト。明朗快活な⑨からミステリアスな⑩へ。

やっぱりアヴリルっぽさは秘めないが、その手のロック・ファンは要チェックのバンドではないだろうか。さらなる飛躍が期待される。

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2009年10月16日 (金)

THERE FOR TOMORROW/A LITTLE FASTER・・・83点

ア・リトル・ファスター Music ア・リトル・ファスター

アーティスト:ゼア・フォー・トゥモロー
販売元:Kick Rock MUSIC
発売日:2009/06/17
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フロリダ発の4人組オルタナティヴ・ロック・バンドのファースト・フル・アルバム。モダンでへヴィでエモーショナル。こういうバンドをたまに聴くのもいいものです。

パンクっぽいエモなヴォーカル・メロディにニキニキと鳴り響くギター・ワーク。スクリーモと言っていいのだろうか、①②からさっそくキャッチーで良い。

センチメンタルな③なんか結構グッときます。ポスト・パンクな⑦、アップ・テンポのカッコイイ⑨⑪もおススメ。

ストリングスを取り入れたお洒落な⑤、繊細なゆったりバラード⑥、アコギで始まる涼しげな⑧。

夏場聴くより、涼しくなった今聴くとさらに身に染みるような切ない感覚が心地よい。

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2009年10月 3日 (土)

DEAD BY SUNRISE/OUT OF ASHES・・・85点

アウト・オブ・アッシュズ(初回限定バリュー・プライス盤) Music アウト・オブ・アッシュズ(初回限定バリュー・プライス盤)

アーティスト:デッド・バイ・サンライズ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009/09/30
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もっと全体的にラフな音になるのかな~と思ってましたが、かなりの力作でLINKIN PARKが好きな人はもちろん、エモ系やメロディアスなロックが好きな人は買って損のない一品ではないかと思う。

リンキンのヴォーカル、チェスター・ベニントンのソロ・プロジェクト。今回バックにインダストリアル・ゴス・ポップ・へヴィ・ロックのORGYからライアン・シャック(g)とアミア・デラク(g)が参加している。※後者は元ROUGH CUTT在籍。

映画「TAJOMARU」挿入歌の①「ファイアー」がピック・アップされ、続いて渋くも激しいシャウトの②とHIPHOP無しのシンプルなロック・ナンバーがまず飛び込んでくる。アップ・テンポの④、間奏のポップなソロが印象的な⑩などカッコイイ。ハードコアな⑦⑧もある。たまにHOOBASTANKを思い出したりも。

嬉しいのは、哀愁をほんのりたっぷり含んだ80年代型のバラード③やシティ・ポップの洗練された雰囲気さえ醸し出す渋めの⑤⑪、BON JOVIっぽい⑥、静かな感動を運ぶ⑨⑫。

ロックと美メロ・バラードの対比が面白い作品となった。ダークな心情を綴る歌詞にも注目です。
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2009年1月14日 (水)

SKILLET/COMATOSE・・・85点

Comatose Music Comatose

アーティスト:Skillet
販売元:Lava
発売日:2006/10/03
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ストリングスを配したイントロからなかなかにインパクトのある①、キャッチーなメロディとヘヴィなバッキングが『ニッケルバック』タイプとすぐに想起させるが、女性ヴォーカルも挿入させ、艶やかな印象を残す。

思わずジャケ買いした06年の作品ですが、聴いてみて当たり。男女4人組のUSヘヴィ・ロック・バンドです。現状、国内盤が出ていないのが不思議なくらいクオリティが高い。

裏面のジャケ写に美女2名が写っていますが、ヴォーカルのJOHNとキーボードのKOREYは夫婦であり、ドラマーが女性というのにも注目。

②⑤⑧のように、ピアノのもの悲しい旋律を聴くとゴシック・メタルにも通じるものがあり、『エヴァネッセンス』あたりと近いともいえる。

バラードもしっかりアクセントになり、アコースティックな③、大らかな⑥、そして壮大な⑨はかなり感動的だ。

後半キラー・チューンとなる⑩がまたかっこ良い。これ、女性ヴォーカルでも聴いてみたいな~。

モロ『リンキン・パーク』なラスト⑪で幕を閉じる。

日本でももっと話題になってもおかしくないバンドの作品です。

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2007年12月26日 (水)

LAST WINTER/UNDER THE SILVER OF MACHINES・・・84点

UNDER THE SILVER OF MACHINES

Music

UNDER THE SILVER OF MACHINES

アーティスト:ラスト・ウィンター
販売元:SIDEOUT RECORDS
発売日:2007/12/12
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ゴシカルながら、ロマンティックなジャケを見て思わず手に取りたくなる作品だ。エモーショナルな疾走するロック・サウンドに身を委ねる。

『モダン・ロックとエモの融合』を目指したというのも肯ける、フロリダ出身のメロディック・ロック・バンドによる2ndアルバム。世界デビュー盤となる本作は新曲4曲に1stの再録8曲を収録した編成盤となった。

この手のサウンドは日本のバンドでもよく耳にするほどにありきたりかもしれないが、自然体で歌うヴォーカル・ワークとシャープで奥行きのあるギターが直感に訴えかける。

期待を抱かせるイントロ①から一気に駆け抜けるエモロック。この泣きが入った哀メロ・ナンバーはアルバム全編に渡って展開される。たまに挿入される“ハードコアなところ”も劇的でいい。

リリカルなバラード③、そして④がまたキャッチーでこりゃいい曲だ。サビでは思わず一緒に歌いたくなる。

ロマンチックなラブ・ソングが奏でる旋律は⑤⑥⑨で一息、うっとりする。

メタル/ハードコアをルーツに持っているのは当然として、恋愛の感情を赤裸々に綴る楽曲の息吹は新鮮な煌きに満ちているものであろう。

メタル耳にもすんなり入るし、オルタナ通過者はもちろん、全てのロック・ファン(どちらかといえば若年層になるけど)にオススメできる一品です。特に前半の流れがドラマティック!

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