★ALTERNATIVE ROCK

2009年10月22日 (木)

PARAMORE/BRAND NEW EYES・・・85点

ブラン・ニュー・アイズ Music ブラン・ニュー・アイズ

アーティスト:パラモア
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009/10/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ヘイリー・ウィリアムズ(Vo)&ファロ兄弟(G&Ds)率いるナッシュビル出身の5人組、エモ系パンク・ロック・バンドの3rdアルバム。今回2年間サポート・メンバーだったテイラー・ヨーク(G)が正式加入した模様。

ノリのいいロック然とした①②~④を聴けば即ゲットな一枚になるに違いない。


よくアヴリルと比較されるサウンドだが、そんなに注目はしていなかった。今回取り上げたのはやはり映画『トワイライト』の曲である⑫「ディコード~恋の暗号」が収録されている為。

この曲はもちろん、今回のアルバムはエモ色が強く、メロディが印象的で全編一気に楽しめる快作に仕上がっていると感じた。バラード⑪も絶唱から余韻を残し良いアクセントになっている。そこから⑫へと続くところ、ドラマティックだ。

爽快なバラードが中盤⑤にもあり、くつろげる落ち着いた作品になってます。ファンタジックな⑥にも注目。

キャッチーなまでに疾走するメロ・パンク⑧はひとつのハイライト。明朗快活な⑨からミステリアスな⑩へ。

やっぱりアヴリルっぽさは秘めないが、その手のロック・ファンは要チェックのバンドではないだろうか。さらなる飛躍が期待される。

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2009年10月16日 (金)

THERE FOR TOMORROW/A LITTLE FASTER・・・83点

ア・リトル・ファスター Music ア・リトル・ファスター

アーティスト:ゼア・フォー・トゥモロー
販売元:Kick Rock MUSIC
発売日:2009/06/17
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フロリダ発の4人組オルタナティヴ・ロック・バンドのファースト・フル・アルバム。モダンでへヴィでエモーショナル。こういうバンドをたまに聴くのもいいものです。

パンクっぽいエモなヴォーカル・メロディにニキニキと鳴り響くギター・ワーク。スクリーモと言っていいのだろうか、①②からさっそくキャッチーで良い。

センチメンタルな③なんか結構グッときます。ポスト・パンクな⑦、アップ・テンポのカッコイイ⑨⑪もおススメ。

ストリングスを取り入れたお洒落な⑤、繊細なゆったりバラード⑥、アコギで始まる涼しげな⑧。

夏場聴くより、涼しくなった今聴くとさらに身に染みるような切ない感覚が心地よい。

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2009年10月 3日 (土)

DEAD BY SUNRISE/OUT OF ASHES・・・85点

アウト・オブ・アッシュズ(初回限定バリュー・プライス盤) Music アウト・オブ・アッシュズ(初回限定バリュー・プライス盤)

アーティスト:デッド・バイ・サンライズ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009/09/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

もっと全体的にラフな音になるのかな~と思ってましたが、かなりの力作でLINKIN PARKが好きな人はもちろん、エモ系やメロディアスなロックが好きな人は買って損のない一品ではないかと思う。

リンキンのヴォーカル、チェスター・ベニントンのソロ・プロジェクト。今回バックにインダストリアル・ゴス・ポップ・へヴィ・ロックのORGYからライアン・シャック(g)とアミア・デラク(g)が参加している。※後者は元ROUGH CUTT在籍。

映画「TAJOMARU」挿入歌の①「ファイアー」がピック・アップされ、続いて渋くも激しいシャウトの②とHIPHOP無しのシンプルなロック・ナンバーがまず飛び込んでくる。アップ・テンポの④、間奏のポップなソロが印象的な⑩などカッコイイ。ハードコアな⑦⑧もある。たまにHOOBASTANKを思い出したりも。

嬉しいのは、哀愁をほんのりたっぷり含んだ80年代型のバラード③やシティ・ポップの洗練された雰囲気さえ醸し出す渋めの⑤⑪、BON JOVIっぽい⑥、静かな感動を運ぶ⑨⑫。

ロックと美メロ・バラードの対比が面白い作品となった。ダークな心情を綴る歌詞にも注目です。
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2009年1月14日 (水)

SKILLET/COMATOSE・・・85点

Comatose Music Comatose

アーティスト:Skillet
販売元:Lava
発売日:2006/10/03
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ストリングスを配したイントロからなかなかにインパクトのある①、キャッチーなメロディとヘヴィなバッキングが『ニッケルバック』タイプとすぐに想起させるが、女性ヴォーカルも挿入させ、艶やかな印象を残す。

思わずジャケ買いした06年の作品ですが、聴いてみて当たり。男女4人組のUSヘヴィ・ロック・バンドです。現状、国内盤が出ていないのが不思議なくらいクオリティが高い。

裏面のジャケ写に美女2名が写っていますが、ヴォーカルのJOHNとキーボードのKOREYは夫婦であり、ドラマーが女性というのにも注目。

②⑤⑧のように、ピアノのもの悲しい旋律を聴くとゴシック・メタルにも通じるものがあり、『エヴァネッセンス』あたりと近いともいえる。

バラードもしっかりアクセントになり、アコースティックな③、大らかな⑥、そして壮大な⑨はかなり感動的だ。

後半キラー・チューンとなる⑩がまたかっこ良い。これ、女性ヴォーカルでも聴いてみたいな~。

モロ『リンキン・パーク』なラスト⑪で幕を閉じる。

日本でももっと話題になってもおかしくないバンドの作品です。

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2007年12月26日 (水)

LAST WINTER/UNDER THE SILVER OF MACHINES・・・84点

UNDER THE SILVER OF MACHINES

Music

UNDER THE SILVER OF MACHINES

アーティスト:ラスト・ウィンター
販売元:SIDEOUT RECORDS
発売日:2007/12/12
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ゴシカルながら、ロマンティックなジャケを見て思わず手に取りたくなる作品だ。エモーショナルな疾走するロック・サウンドに身を委ねる。

『モダン・ロックとエモの融合』を目指したというのも肯ける、フロリダ出身のメロディック・ロック・バンドによる2ndアルバム。世界デビュー盤となる本作は新曲4曲に1stの再録8曲を収録した編成盤となった。

この手のサウンドは日本のバンドでもよく耳にするほどにありきたりかもしれないが、自然体で歌うヴォーカル・ワークとシャープで奥行きのあるギターが直感に訴えかける。

期待を抱かせるイントロ①から一気に駆け抜けるエモロック。この泣きが入った哀メロ・ナンバーはアルバム全編に渡って展開される。たまに挿入される“ハードコアなところ”も劇的でいい。

リリカルなバラード③、そして④がまたキャッチーでこりゃいい曲だ。サビでは思わず一緒に歌いたくなる。

ロマンチックなラブ・ソングが奏でる旋律は⑤⑥⑨で一息、うっとりする。

メタル/ハードコアをルーツに持っているのは当然として、恋愛の感情を赤裸々に綴る楽曲の息吹は新鮮な煌きに満ちているものであろう。

メタル耳にもすんなり入るし、オルタナ通過者はもちろん、全てのロック・ファン(どちらかといえば若年層になるけど)にオススメできる一品です。特に前半の流れがドラマティック!

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2007年11月27日 (火)

LIFEHOUSE/WHO WE ARE・・・83点

Lifehouse

Music フー・ウィ・アー

アーティスト:ライフハウス
販売元:ユニバーサル インターナショナル
発売日:2007/11/07
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1stアルバム『ノー・ネイム・フェイス』(01)は傑作だった。大ヒットしたシングル『ハンギング・バイ・ア・モーメント』を筆頭に力強いヴォーカル・メロディのオンパレード。埃っぽい、荒涼とした大地に立ち、懐かしくも美しいアメリカン・ロックの新しい形を提示してくれた。

4人組だったメンバーは現在3人となり、結成当初からの(b)と(g)は脱退している。オリジナル・メンバーはジェイソン・ウェイド(Vo,g)リック・ウールステンハルム(ds。(b)に前作から参加のブライス・ソダーバーグが加わっている。

しばらくご無沙汰だった『ライフハウス』の4thアルバムです。

フロントマンのジェイソンは若くしてかなりの苦労人だったようである。常に孤独と向き合い、マイナスをプラス志向へと変化させ、成功した。歌詞の至る所で彼の思いが示される。

軽快なロック・チューン①で摑みはOK,続く②や④も力強いサビが印象に残る。なんだか涙が滲み出てくるようなバラード・ナンバーがひとつの売りだったと思うバンドですが、それは③で味わえた。爽快なアコースティック曲⑤もいい。エアロっぽい⑥などもいい感じ。

後半がやや印象に残りにくく、中途半端に終わったのが惜しかった。⑨はUKのキーンのようで新味だったが、もうひとつといったところ。

デビュー作の感動に歩み寄る①から④の流れは強力です。このバンドを知らない人はぜひ1stを・・と言いたいところだが、本作もすこぶる好盤なので、一聴をオススメいたします。

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2007年7月19日 (木)

SUM41/UNDERCLASS HERO・・・82点

アンダークラス・ヒーロー Music アンダークラス・ヒーロー

アーティスト:SUM41
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2007/07/18
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“下層階級の英雄”と題される、ポップでメタルパンク・バンドの4thアルバム。

おそらく『メロコア勢』自体が苦手なメタル・ファンでも好きになれるタイプと想像する、そのサウンドがGOODだった前2作は意外なほどによく聴いた。それはデイヴ(G)によるメタル色濃厚なプレイによるところが大きかったと思う。

政治的な意味合いの強そうなタイトルの本作だが、そんなことよりも実のところデイヴが脱退する出来事の方がSUM41の音楽を楽しんで聴いていた私にはショッキングです。

ブッシュ政権を露骨なまでに批判する⑦などを聞けばそこいらのおバカなポップ・パンク・バンドとは違うな~と思うが、全体的に疾走感ありの、バラードありの、ストレートな取っ付き易いアルバムだな、と感じた。

お気に入りは③と⑧。

これまでのアルバムにあった、瞬時にメロディが直撃するキラー・チューンが無かったのが惜しい。やっぱりそれはデイヴ不在のバンドによる、スタイルの違いが顕著に現れている感じです。

パンクが好きな方には文句無く楽しめる作品かもしれません。
まぁ、そこいらのハード・ロック・バンドと比べても全然良いと感じたし、フロントマンであるデリックの才能は普遍です。

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2007年5月23日 (水)

LINKIN PARK/MINUTES TO MIDNIGHT・・・85点

ミニッツ・トゥ・ミッドナイト Music ミニッツ・トゥ・ミッドナイト

アーティスト:リンキン・パーク
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2007/05/16
Amazon.co.jpで詳細を確認する

HIPHOPはほとんど聴かないし、80Sメタル産業ロックなどオーソドックスなロック・サウンドが好きな私には、ノイジーなギターが叫びまくるモダン・ヘヴィなロックも駄目、、
といいつつ、たまにイイモンに出くわすこともある。そのひとつにこのリンキンがあり、1st2ndも意外と良く聴いていた。

ラップというだけで拒絶反応を起こしてしまう体質なのに、いざロックの中に挿入されるラップ・パートを聞くとカッコ良く感じる。これはメロディアスなヴォーカル・パートとの対比や緻密なバック・サウンドとの相乗効果によるものが多い。邦楽でもこれらの手法を生かしたアーティストって増えたような気がする。

全世界待望であろうミクスチャー・ロック・バンドの3rdは、より美メロを生かした音作りで、落ち着いているというか、非常に感慨深く味のあるサウンドが楽しめる作品になっていた。エレクトロな感触とオルタナティック・メタルな導入度数の絶妙さ。
ハードロッキンな②やアグレッシヴなヘヴィ・メタル⑧もいいが、美旋律ソング③⑤⑥⑨や今作中リリックが一際目立つ⑦でさえひたすら美しく郷愁そそる。歌詞は世相を反映しているようで意味深
ギターソロも聴けるキャッチーな⑪と雄大なラスト⑫もいい。

これまでのリンキンと比べて物足りなく感じる人は多いかも。けれどもノイズを減少させ、身に染みるメロディを際立たせた本作は私的に好感触のある作品となりました。⑬のボーナス・トラックを聴くとまた2ndが聴いてみたくなる~というマジックもあり。カッコイイからね。

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2007年4月18日 (水)

AVRIL LAVIGNE/The Best Damn Thing・・・83点

ベスト・ダム・シング Music ベスト・ダム・シング

アーティスト:アヴリル・ラヴィーン
販売元:BMG JAPAN
発売日:2007/04/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前の記事でも少し触れましたが、SUM41デリックと結婚し現在ロサンゼルスに新居を構えているという彼女の幸せぶりはこのアルバムからも充分伝わってきます。陽性のエネルギーをひたすら放っているハジケタ作品です。

前作はややダークな作風でしたが、豪華なプロデューサー陣
Dr.ルーク、ブッチ・ウォーカー、ロヴ・キャバロと今回夫デリックも加わり、先行シングルの①からハッピーに全開したサウンドが心地よいです。

キャッチーなアップ・ナンバーは⑥⑩⑬とラップ調から始まる④⑨でガッチリ聴けました。シリアスなバラード⑤⑧もグッドに作用していて、⑫には映画『エラゴン 遺志を継ぐ者』主題歌も収録。どの曲もシングル・カットできるくらい、粒が揃ったご機嫌なナンバー目白押し!パーティーやドライブのお供に持って来いだ。

アヴリルと一緒に幸せ気分に浸りましょう。

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2007年4月 3日 (火)

ENTER SHIKARI/TAKE TO THE SKIES・・・80点

テイク・トゥ・ザ・スカイズ(DVD付) Music テイク・トゥ・ザ・スカイズ(DVD付)

アーティスト:エンター・シカリ
販売元:バウンディ
発売日:2007/03/14
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メタルダンスミュージックを融合させたというUK発バンドのPhoto_96
デビュー・アルバム。

オルタナ臭漂うヴォーカル・スタイルが今時のシャウト&歌い上げ系なのでへヴィ・メタル・ファンには拒絶反応を起こしてしまいそうな代物なのだが、デス・メタル然としたアグレッションを放出する②④⑩⑫はなかなかカッコイイ。

ダンス・ミュージックを取り入れているといっても、ちらほらとロック・サウンドに塗している感じで味付け程度ではある。トランスの高揚感が面白く作用していてその美醜漲る対比のサウンドは不思議に新鮮だがやや散漫な印象もあり微妙。

『空前絶後のレイヴメタル・バンド、エンター・シカリ爆発!!』という帯タタキも空しく、さほど爆発力は感じられなかったが、メタル・テイストのサウンドをこういった若者達が取り入れ、世に広めてくれたらなんか嬉しい、、そんな気がする感慨深い一品。一発屋で終わらないようにこれからも前進してほしいと願います。

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2007年3月 5日 (月)

ANA JOHNSSON/LITTLE ANGEL・・・83点

リトル・エンジェル Music リトル・エンジェル

アーティスト:アナ・ジョンソン
販売元:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
発売日:2007/02/14
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映画『スパイダーマン2』のイメージ・ソング、『ウィ・アー』が鮮烈だったスウェーデンの美貌の歌姫による2nd。日本の音楽番組でもMステに出演したりと話題でした。アヴリル・ラヴィ-ン+エヴァネッセンスなイメージの強かったポップ・ロックはアップ・チューン④を筆頭に、ここに来てより力強いハードロック作となって帰ってきた。

元プロ・スノーボーダーという経歴を持つ彼女の手掛ける楽曲は、④⑪のようにスポーティでパンキッシュなサウンドも身上にしているが、⑤⑧⑬でみられる大陸的な大らかさメタル・テイストの⑥や⑫のようなへヴィでダークな側面も印象的だ。翳りのある⑨⑭といったキャッチーな曲もいい。「ステインドやクリードみたいなバンドがインスピレーションになってる」というのも納得です。

自立した彼女の『信念』の物語は今様の恋愛至上主義的な女性アーティストとは一線を画し、痛みを伴う社会を見つめているようだ。クールなルックスとクール・へヴィなサウンド。北欧美人の快進撃を今後も応援しよう。

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2007年2月22日 (木)

DIE HAPPY/NO NUTS NO GLORY・・・71点

Image

Music ノー・ナッツ,ノー・グローリー

アーティスト:ダイ・ハッピー
販売元:BMG JAPAN
発売日:2007/02/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する


3rdアルバムはジャケ買いOKのメロディアスなハードロックでした。エヴァネ現象のひとつともいえる1曲目『テイク・ユー・オン・ア・ライド 』をPhoto_80はじめ、豊富な楽曲群にときめいてしまった。

そして待望のアルバムが届いた。ジャケの雰囲気からして嫌な予感はしていたが、前作と比べこれはまったく別物と言っても過言ではない、カラカラのガレージーな音作りになっていました。

①や⑤⑧⑬のような“らしい曲”もありますが、どうしたことか叙情的な美しい旋律は影を潜め、随分とパンキッシュになっています。

けして駄作というわけではなく、これはこれでポップでいいと思うが、この方向転換には疑問の余地を隠せない。

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2007年2月 8日 (木)

DAUGHTRY/DAUGHTRY ・・・85点

ドートリー ドートリー

アーティスト:ドートリー
販売元:BMG JAPAN
発売日:2007/01/24
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ジャケからして俳優のヴィン・ディーゼルが歌っているのかと勘違いしてしまいそうな風貌のクリス・ドートリー率いる5人組ロック・バンドのデビュー・アルバム。

TVオーディション番組『アメリカン・アイドル』出身の彼の歌心溢れるヴォーカル・スタイルは、ヒット・プロデューサーであるハワード・ベンソン(P.O.D.、フーバスタンク、マイ・ケミカル・ロマンス等で有名)とのタッグにより強靭なものに。全米アルバム・チャート初登場2位を記録している。追記:ビルボードチャートの1位にランクイン!

メロディ展開がニッケルバックと似ているなと思ったが、サウンドはアメリカン・ハードロックの大らかさを兼ね備えたもので、アコギも効果的に作用、雄大な③や力強いバラード④⑨⑬、ホットで軽快な⑥、リリカルな哀愁ソング⑫も特筆すべきもの。

本作に参加している凄腕スタジオ・ミュージシャンの中でもスラッシュ(元ガンズ&ローゼズ、現ヴェルヴェット・リヴォルヴァー)のリード・ギターが味わえる⑦がカッコイイ。
アグレッシヴな⑩も作中際立っている。

この安定感、スケール感は聴いていて気持ちがいい。聴き終わった後の満足感はなんだかハーレム・スキャーレムを聴いた後と似ていたりもする。

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2007年1月20日 (土)

DIE HAPPY/THE WEIGHT OF THE CIRCUMSTANCES・・・85点

ザ・ウェイト・オブ・ザ・サーカムスタンセズ(CCCD) ザ・ウェイト・オブ・ザ・サーカムスタンセズ(CCCD)

アーティスト:ダイ・ハッピー
販売元:ポニーキャニオン
発売日:2004/05/19
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世界戦略を視野に入れ、大ヒット・プロデューサー・チーム、ザ・マトリックスの全面的バック・アップを得て発表したチェコ産ドイツ発、美貌の紅一点マルタ率いるロック・バンドの3rdにして日本デビュー盤。 (2月に新作『ノー・ナッツ,ノー・グローリー』(国内盤)発売)

エヴァネッセンス風のへヴィな①やキャッチーな②⑥⑫を筆頭に激しくも美しいナンバーのオンパレードだ。ヨーロッパの叙情性とライト・ポップな感触が絶妙にまじり合い、ヒット・ポテンシャルの高いプロダクションが並ならぬ気迫を感じさせる。

マルタの表現力も各楽曲によって様々に変貌を遂げ、ほのかな恋愛映画を観ているような④や⑦、バラード⑪などはへヴィな曲と相俟って壮麗です。

そしてさらに注目は日本盤ボーナス・トラック⑬。イントロから哀愁の旋律美に酔いしれる。「こんな曲も書けるんだ」と感心した。

ポップス・オルタナ・メタルと各方面のリスナーも虜にできる、無限大の可能性を秘めたバンドではないか。次作にも期待!

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2006年11月18日 (土)

NICOTINE×SUN EATS HOURS/METAL ADDICTION・・70点

METAL ADDICTION Music METAL ADDICTION

アーティスト:NICOTINE VS sun eats hours
販売元:インディペンデントレーベル
発売日:2006/11/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

NICOTINEがオフスプリングの欧州ツアーでのサポート経験もあるイタリアの新鋭SUN EATS HOURSとのカヴァー・スプリット・アルバムを発表。メタルの名曲達のカヴァーなのでこれは聴いておきたいと思い購入しました。
原曲よりはやはり地味な印象ですが、NICOTINEの方ではSKID ROWの名バラードが疾走していたり、SUN EATS HOURSもメタル度数の高い演奏でかなりいい線行ってます。⑦が好きですね。

パンクとメタルの垣根自体が無くなってきているようだ。もう、その時点で『パンク』ではないと思うのですが、最近は“メタルコア”なんてのも出てきているし、こういうのを機に若者達がもっとHR/HMに触れてくれるといいなぁと思います。

NICOTINE
1.IT'S MY LIFE (BON JOVI/Crush 2000)
2.I WAS MADE FOR LOVIN'YOU(KISS/Dynasty 1979)
3.FUTURE WORLD (HELLOWEEN/Keeper Of The Seven Keys,Pt.1 1987)
4.I REMEMBER YOU(SKID ROW/Skid Row 1989)
5.VALHALLA(BLIND GUARDIAN/Follow The Blind 1989)
6.THE FINAL COUNTDOWN(EUROPE/The Final Countdown 1986)

SUN EATS HOURS
7.RAIN(THE CULT/Love 1985)
8.ENTER SANDMAN(METALLICA/Metallica(Black Album)1991)
9.KICKSTART MY HEART(MOTLEY CRUE/Dr.Feelgood 1989)
10.DIGGING THE GRAVE(FAITH NO MORE/King For A Day.Fool For A Lifetime 1994)
11.ACE OF SPADES(MOTOREHEAD/Aces Of Spades 1980)
12.YOU SHOOK ME ALL NIGHT LONG(AC/DC /Black In Black 1980)

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2006年9月19日 (火)

THE ATARIS/So long,astoria・・・86点

メタル系の記事ばかり続いていますが、ここでオルタナ/パンク系で聴きまくったMYベスト・アルバムをご紹介!
USインディ・ロックからコロンビア/ソニーに移籍した4thアルバムです。

ソー・ロング、アストリア Music ソー・ロング、アストリア

アーティスト:アタリス
販売元:ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2003/10/22
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爽快な青空沈み行く夕日を眺めているような、マイルドなVoとエッジの効いたギター・サウンドが痛快なメロディック・バンドです。
①②のたたみ掛けが素晴らしく、続く軽快な③やエモーショナルな⑤は鳥肌もんだ。

メロコア独特の鼻につくようなヴォーカル・スタイルは皆無なので聴いてて非常に爽快でストレートに胸に響きます。現状、コロンビアから契約解除され、新作を延期に延期を重ねているようですが、次作も楽しみにしてます。

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2006年8月25日 (金)

★オルタナティヴ

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