« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月31日 (金)

最後にこの一曲

今年もあと少しで終わりです。

短い時間に何を書こうかと思いつつ、降りしきる大雪の中、ガタガタツルツルの道の中、車でまた聴いていたTREATのベストから一曲。



今年、ハードロック系ではTREATがアルバム出してくれたことが一番嬉しかったかな。しかも傑作でした。

来年は北欧からまた新しいバンドが出てこないかと期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月29日 (水)

映画『ロビン・フッド ROBIN HOOD: PRINCE OF THIEVES』

Photoリドリー・スコット監督の映画『ロビン・フッド』公開に便乗して久しぶりに観たケヴィン・コスナー主演のロビン・フッド。「ええ~、これ2時間半もあったっけ?」とか思いつつ、映画の醍醐味満載のアドベンチャーが一気に楽しめた。

当時高校生だったっけな。親父と家で見ていた記憶があります。

シャーウッドの森での戦いやラストの悪役のおっさんとの戦いのシーンはよく覚えていたのですが、他のキャラクターの細かい描写はいまいち覚えていなくて、なんだか新鮮。19年前の作品ですが、今の作品と比べてもまるで見劣りしません。

キャッチは〈すべての人のため 一つの愛のため そして正義を守るため 法をも破り 男は闘ったー。〉

監督は『トリスタンとイゾルデ』(06)のケヴィン・レイノルズ。そういえば、リドリー・スコットが製作総指揮で名を連ならせておりました。

話は12世紀後半のイギリスが舞台となり、獅子王リチャード不在中にノッティンガムの変態悪代官(アラン・リックマン)が国を乗っ取ろうと画策。

冒頭から、十字軍遠征の戦いの最中 エルサレムで捕らわれていた貴族ロビンが機転を利かせあわや脱出! というハラハラな展開です。親友ピーターの犠牲を得、ムーア人のアジーム(モーガン・フリーマン)とともに故郷に帰還した彼が見たものは惨たらしく吊るされた父の遺体ー。

そうそう、モーガン・フリーマンという大物俳優も出ていたのです。ところどころでキメ台詞も登場します。

Photo_2悪代官の仕業と知ったロビンは、ピーターの妹で王の従兄妹である幼馴染みのマリアン(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)と再開しつつ、税金を払いたがらないシャーウッドの森に住む民衆とともにやがて悪代官に立ち向かっていく。

森の連中なんて、野蛮で仕事もしないただの盗賊、なんて思って観つつも、クリスチャン・スレーターが重要な役柄で出ていたり、アラン・リックマンの悪役ぶりが冴えていて、「こんなやつとっとと叩きのめしちゃえ!」みたいなノリがあるのでロビンの活躍を素直に応援したくなる。代官のそばにいる魔女ババの怪演もかなりきている。

この、善悪がくっきり区別されているので王道エンタメ映画としてたっぷり楽しる。

ロマンスも絶妙に絡めており、ヒロインが特別美人とかいうわけでもないのですが、勝気な感じでロビンとツンデレになる展開もよい。ラストには思わぬゲストも登場してくれる。 

Photo_5ヒロイックな冒険活劇の分かりやすい話になっている為、家族揃っても楽しめる作品ではないかと。オープニングのテーマ曲からガッツリ作品世界に入れる、愉快で真面目で頼もしい傑作。鑑賞後はスッキリします。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

ロビン・フッド 特別編集版 [DVD] DVD ロビン・フッド 特別編集版 [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2010/04/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月28日 (火)

INSTANZIA/GHOSTS・・・86点

Instanzia

カナダ産メロディック・スピード・メタルの最近話題になっているデビュー・アルバム。これ、Amazonでリンクつけようと思ってもダウンロード版しか無いので上の写真だけ載せておきます。

ヴォーカルの声質からも初期SONATA ARCITCAタイプの壮麗なメロスピでして、①のインストを除き全7曲捨て曲無しで楽しめた。

シンフォニックなキーボードに適度に泣いてくれるギター、爽快なコーラス・ワーク、疾走感と、②で確かな手応えありです。間奏の展開もなかなか凝っているので飽きずに楽しめる。

勇壮で熱いものが込み上げてきそうな勢いはあるが、コーラスが気持ちいいくらいに爽快な風を運んでくれるのでいいんだけど物足りなさを感じてしまうところもあることはある。

しかしながら、目頭が熱くなるようなリフの⑤なんぞ、かなりいい線いってます。特に、11分の大作になるラスト⑧は最も胸に迫るメロディに満ちていて、何度も聴きたくなる。

来年当たり、メロスピ旋風を巻き起こしてくれないものでしょうか。期待します。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年12月27日 (月)

映画『ロビン・フッド』

Photo_3年末に1本。何を観ようかと随分悩みましたが、気になった『ロビン・フッド』を観ることに。これは『グラディエーター』のリドリー・スコット監督と、ラッセル・クロウの黄金コンビによる歴史スペクタクルとなりますが、比較してしまうのは91年に公開されたケヴィン・コスナー主演の『ロビン・フッド』。

ケヴィン・コスナー版はアクション・アドベンチャーとして非常に分かりやすく、ヒロイックで面白い傑作だったのですが、まず、作風が今回はまるで違います。

『グラディエーター』でも体験できた重厚な音楽と映像がここにきて復活しているようにも感じられ、まずもって冒頭の戦闘シーンからテンポよく迫力のアクションが繰り広げられる。

ゴツイ風貌のラッセル・クロウが今回ロビン役なわけですが、ロビンがロビンでないような感覚は最初から最後まで何気にまとわりつきました。これはやはり、ケヴィン・コスナーのあのかっこよさのイメージがあまりに大きくて、ましてストーリーは『ロビン・フッド番外編的なノリであり、少々混乱します。『グラディエーター』の印象も強いですね。

フランスでの戦闘でリチャード王が亡くなり、弟のジョンが王位継承によりイングランドを統治。この男がたいそうな悪ガキで、増税で民衆の不満を招くのだった。今の日本と比べてもおかしなくだりで、メッセージ性があるような気がします。

部下には仏王に内通するスパイまでいる始末。ここでこのスパイに暗殺された騎士に成り代わり、一介の兵士だったロビンがやがて立ち上がる。

ケヴィン版とは違ったものとして割り切って観ようと思っても、微妙に似ているようで違う話になっていてどうしても混乱してしまう。どこかで観たようなシーンやら展開やらで新鮮味もあまりない。ヒロインも名女優が出ているが、年齢と設定に無理があるような気がした。それぞれのキャラクターの動き自体がゴチャゴチャしていて感情移入できる隙がない。

Photo_4とにかく、見せ場は冒頭とラストの戦闘シーン。まるでノルマンディ上陸のような船団に、迎え撃つ手無しに見えてズカズカと立ち向かう主人公達。ここで、どこまで盛り上げてくれるのかな?と期待しつつ、スパイに弓矢の一撃!で物語は終わろうとするのでした。

エンディング前にシャーウッドの森のシーンが登場。ここからこそが面白いのに、これで閉幕してしまうなんて・・・。2時間以上ありますが、一気に観れるので退屈な映画ではなかったかなと思います。名コンビらしい威厳に満ちた作風が楽しめた。ただ、ケヴィン版を後で観直しますと、「前のほうが、断然面白い!」ってことに結局なっちゃいました。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2010年12月26日 (日)

映画『ベルリン・天使の詩 WINGS OF DESIRE』

Wingsofdesire1_3今回珍しくアート系映画を鑑賞しました。第15回『ブログDEロードショー』になる作品、選ばれたのは「シネマ・イラストレイテッド」の mardigrasさんです。 白黒のパッケージが目立つので60年代以前の映画かな(!?)と思いましたが、87年製作の西ドイツ/フランス合作となっております。

ジャンルがファンタジー、ラブストーリー、ヒューマンドラマとなっていますが、淡々と詩的にモノトーンで統一された作品であり、結構難解。まず自分から進んで観るような娯楽作ではないです。

簡単なあらすじとしては、長い歴史を天使として見届けてきたダミエル(ブルーノ・ガンツが、親友カシエルに永遠の生命を放棄して人間になりたいとする様を独特なタッチで描いているもの。

出荷された本数が少ないのか、地元のTSUTAYAでレンタル版を発見できず、一度ネットで新品を買おうかと考えました。中古DVDを立ち寄った店で見かけたのですが、それでもいい値段ついてる作品です。大概廉価版で1000円前後で買えると思っていたので「それだけに、評価が高い希少な映画なのかな」と思いました。

もう一方のよく行く地元レンタル屋で後に探すとあったので、これにて鑑賞。ミニシアター系になるのでしょうか、よく探さないと発見できません。

先に「結構難解」と書きましたが、意味深でありながら、まさに淡々と断片的に切り取ったかのシーンが続いていくので実際途中で二度ほど寝てしまいました(汗)。

はっきり分かるのは、途中サーカス団のヒロインが出てきてモノクロの映像がカラーに変わるところ。何故これまで白黒映像なのか疑問に思っていたのですが、これは天使の見る世界が白黒であり、人間の見る世界が色付きであるということなのかなとここで思いました。

ヒロインに恋をする天使。モノクロの世界がカラーに変わるとき、一気に「生きていること」を示唆するかの映像表現になっていると感じました。

困ったのは図書館の人々がたまにカメラ目線になったり、刑事コロンボが現れて天使の存在を把握していたり、あらかじめ意味合いを教えてもらわないと思い切り意味不明で終わってしまいかねないところです。

これが映画の表現手法として自由で希少であることは分かるのですが、天使が見てきた世界=作品全体から漂う俯瞰した姿勢は、鑑賞者をも俯瞰し、 「ちょっと嫌味じゃない?」とも思えてきます。正直こういう映画は苦手です。

後半のほうがストーリー性が出てきて見やすかった。老人が体験した狂気の戦場、そしてその老人たちの行く末、東西に隔てられた街並みが重いトーンを醸し出す。人間の酷な存在感を示しつつ、そんな人間になりたいとする天使。

Wingsofdesire2採算がとれずに折り畳むサーカス団、夢を追いつつ、行き場のないヒロイン、そしてロック。彼女と出会い、「生きること」を望んだダミエル・・・。印象的なのは、作中最も躍動感のあるサーカスのシーンだったかも。これがないと、かなり退屈な映画になってました(苦笑)。

もっと政治色が濃厚なのではと危惧しましたが、人間の生き様みたいなものをそこかしこで感じ取れる作品でした。カラーになった天使は、血を流す痛みさえ、喜びになるのです。

娯楽映画に浸っている私には、ある種衝撃的な映画体験となりました。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 [DVD] DVD ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 [DVD]

販売元:東北新社
発売日:2006/04/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2010年12月21日 (火)

LE MANS/LE MANS・・・82点

Le Mans Music Le Mans

アーティスト:Le Mans
販売元:Yesterrock
発売日:2010/09/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これはほとんどジャケ買いです(笑)。いや、86年に発売されていたアメリカ西海岸発のメロディアス・ハードロックでして、最近リマスター再発されました。

泣きのギターに産業ロック然とした分厚いサウンドがよろしくて、それこそ後にドイツのSUBWAYやFRONTLINEなんかがやっていた感じのハードロックです。もしかして、先駆け!?

ちょっぴり都会的なところもあり、爽快な青空が広がるようなところもあり、①②で早速らしいサウンドにやられてしまう(笑)。

バラード④、ハスキーなヴォーカルの⑤、ギターのリフレインが素敵な⑥、ノリノリな⑦⑧・・と一気に聴ける心地良さ。

サックスを効果的に導入しているのもSUBWAYっぽい。バラード⑨でも聴けた。

個人的には①『LOVE LIES』が一番お気に入りになりました。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月15日 (水)

LAST AUTUMN’S DREAM/YES・・・86点

Photo_4

Music イエス

アーティスト:ラスト・オータムズ・ドリーム
販売元:マーキー・インコーポレイティド
発売日:2010/12/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

毎年発売されれば必ず聴いてしまうメロディアス・ハードロック。

いつも安心して聴けるし、コマーシャルでクオリティも高い。しかし何故か、彼らの音楽は毎回聴いても何故か印象に残りにくい

多分、それはミカエル・アーランドソンのヴォーカルの声質とサウンドの厚みによるところが大きいと思います。

どこか煮え切らないというか、まぁそこが『ラスト・オータムズ・ドリーム』たる魅力でもあり、冬に聴くとしんみり溶け込んではくるのですが。

安定したサウンドを提供してくれるので今回も聴いてみたが、ここ数作の中では結構いい線いってると思った。特に⑥のメロハーは最高です。ジェイミー・ボーガーの曲です。

①からコーラスが効いているし、②もキャッチーでノリが良い。ミカエルの曲も冴えている。③の切ない哀感も素晴らしいと思う。こういう曲は味があっていいなぁ。

産業ロックしてるシンセのリフが印象的な④、ピアノ・バラード⑤、シングルにすると売れそうな⑥。後半も捨て曲がない。やはりジェイミー・ボーガーの曲が増えているのが功を成している気がする。

アンディのブルージーなギターが冴える⑨、さらにはジェフ・パリスの曲であるメロディックな⑩も登場。哀愁の⑪からはミカエルの曲が3曲続く。

最近、ちょっとこういうの聴いてなかったな~なんて人にもお薦めしたいアルバムです。メロハー好きは必聴盤ではないかと思う。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリスマスだねフッフッフ・・・

久しぶりに京都にきた。

特別買い物があるわけでもなく、用事でちょっくら法務局により、

その後 ぶらぶらと帰りに河原町オーパの前で何気に撮ってきた。

Sh010051

世間はすっかりクリスマス。

ゆっクリシマス、クリスマス

とかいいつつ、MY仕事のスケジュールはみっちりあるのでのんきにはしていられないのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 4日 (土)

映画『小さな命が呼ぶとき Extraordinary Measures』

Photo難病であるポンペ病の子供を持つ父親が、孤高の学者に接近し2人して新薬開発の会社を設立して奔走する様が描かれた作品。冒険野郎ハリソン・フォードブレンダン・フレイザーが科学とビジネス、家族愛の中で折り合いをつけていく。

奇跡的な感動実話なのかもしれないけれど、物語は薬の開発という難しい問題を投げかけていて、ビジネスとして成立するのかしないのかという仕事の困難な状況を克明に示します。

命を救う為の薬だって商品であり、当然利益が出ないと生産はできなくなります。薬をつくり、患者に買ってもらうには長期的に売り上げが見込めるのか、利益が上がるのかも考えなくてはなりません。

まして、研究途中の出来るのかも分からない確信性のない新薬、巨額の資金が必要であり、融資先の会社との相違もあって慎重に検討していかなければなりません。

父親のジョン(ブレンダン・フレイザー)が子供を救いたい一心でネット検索・調査により天才科学者ロバート(ハリソン・フォード)に接近。変わり者であり、大学から満足な資金援助を受けられない状況にいるロバートは研究資金を要求。

後日、ジョンがエリート・ビジネスマンであることを悟ったロバートは会社設立の話を持ちかける。

ここからとんとん拍子で薬が出来るのかというとそうでもないのです。お金は尽きるし、プライドの高いロバートは頑固ですぐ切れるし、大変なんですね。そこを、ジョンが持ち前のビジネスマンたる働きにより問題を切り抜けていく。

ポンペ病というのは遺伝疾患であり、グリコーゲンという糖質を分解する酵素がない為に筋力の低下などを引き起こす病気。ジョンの子供2人とも罹っています。平均寿命9歳ということで、いつ命を落としてもおかしくは無い状態。

Photo_2父親として子供達を救いたい気持ちと、仕事として折り合いをつけなければならない苦悩もあり、いつもは落ち着いているのに彼は突拍子もない行動に出るときもあります。しかし人間として最大の努力をしたとする彼の行動はちゃんと子供達に伝わるのでした。

他の科学者とも対立し、研究の最中にやたらとご機嫌な音楽をかける変わり者ロバートの研究成果はどうなるのか?というのが見ものでしたが、彼にもひとつの折り合いがつきました。冒険野郎ふたりの化学反応、並ではなかったという印象です。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

小さな命が呼ぶとき [DVD] DVD 小さな命が呼ぶとき [DVD]

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2010/11/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (3) | トラックバック (2)

2010年12月 2日 (木)

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』

Sbsy1_4

名作アニメ『宇宙戦艦ヤマト』実写版を観てきました。木村拓哉、黒木メイサらを主役に、豪華出演陣と最新VFXの見せ場盛り沢山で送られた山崎貴監督作。アニメの1作目における各名シーンと新しいエピソードなどを加え、実写版ならではの迫力で魅せていく。

アニメ・シリーズは順番に今見直しているところなのですが、細部に渡った人物描写などはまったく知らないエピソードが多くて、深いい話がたくさん詰まった作品であると感心しているところ。

敵側のキャラクターも人間味があり、ガミラスの総統デスラーやその部下達も印象に残るキャラが多く、地球人類との戦況が分かりやすい展開になっていて感動ものです。

この、長きに渡る戦闘、ガミラスの攻撃により汚染された地球を救う為、放射能除去装置を手に入れる為に遥か彼方のイスカンダルへヤマトは旅立つ。

今回の実写版は、「イスカンダルへの旅立ち」という基本プロットをなぞらえた上で新たなキャラクター設定が加えられており、冒頭の古代(木村拓哉)やイスカンダルからのメッセージ、森雪(黒木メイサ)が戦闘機で登場と、アニメとは大分変わっている印象を最初から受けます。

ヤマトの登場シーンは流石の映像で、荒れた地球上から発進。沖田艦長(山崎努)はらしい風貌で、やんちゃな古代を牽制。

艦長直属の黒服部隊の部下(池内博之)らが古代を拘束したり、早々と艦長代理に古代が任命されたり、ワープが多かったり、古代だけでなく島(緒形直人)の年齢設定が高かったり、森雪の男勝りの活躍が多かったり。2時間の枠でいかにして長旅を人間ドラマ含めて描けるかスタッフの労力が狭間見えるつくりになっていたと思います。結構、せわしない展開です。

セクハラ・アナライザーがいない?と思っていると後半出てきて嬉しかった。ひたすら闘っていた。

宇宙空間における戦闘シーンの映像も見応えあり、こういうの見るとやはり『スタートレック』『スターシップ・トゥルーパーズ』『インデペンデンス・デイ』を思い出します。特に後半の本拠地への突入シーン、陸地戦ではその印象を受けました。戦闘機のショットは映画『ステルス』を思い出したりも。

デスラーをどういう風に登場させるのかと思いつつ、後半それらしいものが見れます。これはまったく新しい解釈でのひとつの見せ場だと思うので、各自劇場でチェックしてね、という感じ。

只、これだとオリジナルのように戦況が分かりづらくなり、人間味溢れる戦闘シーンの悲哀が伝わってこないというのがあります。上下関係、敵の狙い・・

家族愛、古代と雪の恋愛にしても、随分あっさりした描写になっていたのは惜しかった。

Sbsy2フェミニンな色気を出していたアニメの森雪が実写版で随分キャラが変わっていたのは一番大きいかな。スターシャなど、独特のBGMと、女性キャラの印象が強いアニメだったのでミスマッチ感覚はあったかも。ラストもそうきたか!と。

あと、女性乗務員でマイコとか、若い方々が結構多くいたのは返って新鮮な雰囲気を醸し出していた。

アニメ版を見ていない人の意見も聞いてみたい気がする、新生ヤマトでした。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

| | コメント (4) | トラックバック (11)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »