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2010年12月 4日 (土)

映画『小さな命が呼ぶとき Extraordinary Measures』

Photo難病であるポンペ病の子供を持つ父親が、孤高の学者に接近し2人して新薬開発の会社を設立して奔走する様が描かれた作品。冒険野郎ハリソン・フォードブレンダン・フレイザーが科学とビジネス、家族愛の中で折り合いをつけていく。

奇跡的な感動実話なのかもしれないけれど、物語は薬の開発という難しい問題を投げかけていて、ビジネスとして成立するのかしないのかという仕事の困難な状況を克明に示します。

命を救う為の薬だって商品であり、当然利益が出ないと生産はできなくなります。薬をつくり、患者に買ってもらうには長期的に売り上げが見込めるのか、利益が上がるのかも考えなくてはなりません。

まして、研究途中の出来るのかも分からない確信性のない新薬、巨額の資金が必要であり、融資先の会社との相違もあって慎重に検討していかなければなりません。

父親のジョン(ブレンダン・フレイザー)が子供を救いたい一心でネット検索・調査により天才科学者ロバート(ハリソン・フォード)に接近。変わり者であり、大学から満足な資金援助を受けられない状況にいるロバートは研究資金を要求。

後日、ジョンがエリート・ビジネスマンであることを悟ったロバートは会社設立の話を持ちかける。

ここからとんとん拍子で薬が出来るのかというとそうでもないのです。お金は尽きるし、プライドの高いロバートは頑固ですぐ切れるし、大変なんですね。そこを、ジョンが持ち前のビジネスマンたる働きにより問題を切り抜けていく。

ポンペ病というのは遺伝疾患であり、グリコーゲンという糖質を分解する酵素がない為に筋力の低下などを引き起こす病気。ジョンの子供2人とも罹っています。平均寿命9歳ということで、いつ命を落としてもおかしくは無い状態。

Photo_2父親として子供達を救いたい気持ちと、仕事として折り合いをつけなければならない苦悩もあり、いつもは落ち着いているのに彼は突拍子もない行動に出るときもあります。しかし人間として最大の努力をしたとする彼の行動はちゃんと子供達に伝わるのでした。

他の科学者とも対立し、研究の最中にやたらとご機嫌な音楽をかける変わり者ロバートの研究成果はどうなるのか?というのが見ものでしたが、彼にもひとつの折り合いがつきました。冒険野郎ふたりの化学反応、並ではなかったという印象です。

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コメント

こんばんは!
よくある難病ものとはちがって、父親の行動力には敬服いたします。
この薬でわが子だけでなく、たくさんの患者を救うことができるんですからすごいことですね。
ふたりの俳優、適役でしたねー。

投稿: アイマック | 2010年12月 5日 (日) 22時42分

アイマックさん、こんばんは!
お涙頂戴の物語というより仕事メインで話が進むので面白く見れました。
インディ×ハムナプトラですから、
印象も並ではなかったです。

投稿: たまさん(主) | 2010年12月10日 (金) 22時31分

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投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2010年12月22日 (水) 23時36分

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Extraordinary Measures(2010/アメリカ)【劇場公開】 監督:トム・ヴォーン 出演:ブレンダン・フレイザー/ハリソン・フォード/ケリー・ラッセル パパ、私の薬をつくって 難病に侵されたわが子を救うため、製薬会社まで設立した父親の実話をもとにしたヒューマン・ドラマ。父親役をブレンダン・フレイザー、研究者役(製作総指揮兼任)をハリソン・フォード。 涙をさそう映画ではなく、病気を治す新薬開発までの過程が主な話。でも中心にあるのは難病の子供を救うという親の必死な想いがある。... [続きを読む]

受信: 2010年12月 5日 (日) 22時35分

» 『小さな命が呼ぶとき』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「小さな命が呼ぶとき」□監督 トム・ヴォーン □脚本 ロバート・ネルソン・ジェイコブス □原作 ジータ・アナンド□キャスト ハリソン・フォード、ブレンダン・フレイザー、ケリー・ラッセル、メレディス・ドローガー、ディエゴ・ヴェラスケス、サム・M・ホール■鑑賞日 7月25日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想>  命の尊さを量るツールは無いけれど、“生きる”権利は万人にあるもの。 難病ポンペ病にかかった子供たちの... [続きを読む]

受信: 2010年12月27日 (月) 08時35分

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