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2010年4月20日 (火)

映画『第9地区 DISTRICT 9』

Photo凄い映画だったな~と。このパワーは何なんだという感じで、最後まで釘付けだった。カルト的な内容ですが、もっと地味な作品だろうと思っていたら後半の戦闘シーンが派手なこと

新鋭ニール・ブロムカンプ監督の短編を基にピーター・ジャクソンが製作したSF。キャストも監督も無名ながら凄いつくりになっている。第82回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞にノミネートされた。

写真の宇宙船を見るとかの『インデペンデンス・デイ』を思い出しますが、地球に総攻撃を仕掛けてきた奴らとは違い、この映画に出てくる異星人たちはやや衰弱しきっている様子。

何をしにやってきたのか分からない。迷子?故障した?みんな栄養失調?そんな彼らは南アフリカのヨハネスブルグ上空に留まり、人類は難民として地上に迎え入れていた。

飛来してから28年もの長い年月が過ぎ去っている。ずっとタイトルにある『第9地区』に住んでいたようだ。

市民は異星人を差別している様子。結構見た目グロテスクな格好をしている彼らは甲殻類に似ており“エビ”と呼ばれている。エビというか、映画『ザ・フライ』の“変身後”のようにも見えたな・・ 実際、主人公のひとりが変身しちゃうのですが、ここからまた凄い展開になっていくのだった。

政府から異星人管理を委託されている巨大企業MNUは、彼らを第9地区から別の場所に強制移住させようとする。ちょっと滑稽なシーン。

住居の立ち退きの通達をするために一軒一軒回ってサインを求めるのですが、下手すりゃ吹っ飛ばされて殺されそうになるのです。怖いし、強そうだし、やっぱり彼らは謎だらけ。しかし、どうやら人間の言葉を理解し、知能は人間よりも高いとにおわせる。あんな宇宙船で着ちゃうくらいだから、兵器のひとつやふたつは持っているだろうけど・・案の定、持っていた。

もはや、高い塀で囲んで強制隔離でもしてもらわないと人間としては安心して暮らせない気がする。衝突が起こるのも無理は無いと思える。しかし、彼らはいったい何で地球に来たのだ??

宣伝でもあるようにアパルトヘイト(人種隔離政策)をテーマに掲げたややも重い映画だと思っていたら、そうでもないような感じの映画に思えてきた。後半のSFアクションが怒涛の勢いです。「な・なにこれ!!?」と意表を付かれつつ、画面に見入ってしまった。

Photo_2まるで『ロボコップ』『ターミネーター』『 スターシップ・トゥルーパーズ』『トランスフォーマー』をごちゃ混ぜにしたような映像。で、『ザ・フライ』。そんな中、いつのまにやら異星人に肩入れして見ていた

パロディ映画のようでもあり、近年稀に見る圧倒される凄い作品。何なんだこれはと思う。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
ホント凄い映画でしたよね〜
一見B級ものにみえるんだけど、まじめなテーマだし後半のアクションシーンは大作ものですよね。
変身は『ザ・フライ』みたい。
いろんな映画をごっちゃにした感じなのにバランスがとれてました。
よくできていておもしろかったー。

投稿: アイマック | 2010年4月20日 (火) 23時29分

アイマックさん、
ウチも『ザ・フライ』を思い出しました!
後半のアクションは意外だったのでちょっと驚きましたよ。

投稿: たまさん(主) | 2010年4月24日 (土) 15時14分

たまさん、こんばんは!

おっしゃるようにエンタメとしても見ごたえありましたよね。
それでいて差別とかそういうテーマもしっかりと組み込まれていて。
このあたりバランスをとるのは難しいとは思いますが、見事にやってのけていましたね。
新人監督は思えませんでした。

投稿: はらやん | 2010年4月25日 (日) 06時25分

おはようございますたまさん☆

これは今年の上位決定です♪
思い切りよくできたB級みたい。
次々と難題がふりかかって飽きさせない面白さでしたよね♪こういうの、待ってました^^

投稿: mig | 2010年4月25日 (日) 08時16分

>はらやんさん、
シビアなテーマの作品でありながら、
かなりユニークなつくりになっていて面白い映画でした。
凄い展開でしたよ。

投稿: たまさん(主) | 2010年4月27日 (火) 14時29分

> migさん、
カルトな感じがB級感出てましたね。
A級として語りたいくらいの予測不可能な展開に
ある種、抱腹絶倒です。

投稿: たまさん(主) | 2010年4月27日 (火) 14時34分


拙宅へお越しいただきまして、ありがとうございます。
B級感ぷんぷん漂うA級映画というのが最近少ないですね。予告が下手なのか、上手いのか、印象がまったく違いました。ここのところ、あれほどスピーディでしつこいアクションシーンはないですね。ジェームス・キャメロンの初期の映画を観ているようでした。
 

投稿: 冨田弘嗣 | 2010年5月24日 (月) 04時40分

> 冨田弘嗣さん、
後半のアクション・シークエンスは意外でした。ターミネーターばりに凄いSFアクションになっていましたよね。“B級感ぷんぷん漂うA級映画”というのは納得の表現です。

投稿: たまさん(主) | 2010年5月29日 (土) 15時35分

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