映画『ディセント2』
「暗いよ狭いよ怖いよ~!!」
ギャア~!!!
前作から早3年、正統なる続編として
主人公サラと地底人様達が帰って来た。3年間いろんな事がありました。でも、この物語は生還したサラが再びすぐに地底へと戻り、仲間達を探すことになるのだ。一応、記憶を失っておられる設定になってます。
いきなりキモ怖い地底人の顔のアップで恐縮です↑↑。彼らは暗闇に住んでいることもあり視力・臭覚が退化していて静かにじっとしていれば襲ってこないのですが、今回凶暴性がまたアップして、しかも何匹いるの?という悪趣味よう。
ラストでは彼らが何者なのか正体をにおわす場面もあり、なかなか強烈なインパクトを与えてくれる。出口があり、『外』から獲物を捕獲して生活しているのならば、ああいう最後もありでしょう。
女ばかりの前作から今回は男性メンバーが加わった。最初は彼らが頼りになるが、あまりに強くなったサラの行動が目立ち、さらには前作で死んだと思われたジュノまで現れるものだから男なんてヤワなもの。強き女戦士が再びクローズ・アップされる。
地底人も仰け反る、サラとジュノのドロンドロンの因縁対決。とりあえず、ここは引き分けで行きましょうよという感じ。
家で子供が帰りを待っている女性保安官のドラマも印象的。どうか、生きて帰ってあげてね、と願いつつ、サラに続き彼女も強くなった模様です。今度は彼女が記憶喪失になっていたりして。
最初の怖い場面は地底人よりも捜索メンバーのひとりの女性が落石で身動きが取れなくなったシーン。まるで自分まで閉じ込められた気分になり、圧迫されそうだった。希望を捨てないで・・と思った矢先、追い討ちをかけるように地底人が現れる。なんて素晴らしい演出^^;
この流れだと続編はあるでしょう。いったい地底人たちは何者なのか、そして主人公サラは・・地上が舞台になってくるのもまた面白いかもしれません。
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【豆知識】
『ディセント』で一躍有名になったニール・マーシャル監督は後に『ドゥームズデイ』(08)を発表。ここでも女戦士の活躍が目立った。『ディセント2』では製作総指揮にまわり、監督は前作で編集と第2班監督を務めたジョン・ハリスが担当。
ニール・マーシャル監督の新作“センチュリオン”は古代ローマを舞台に描く歴史アクション。こちらも話題必至。
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コメント
こんばんは!
今回は地底人が増えて、人間とのバトルもすごかったですねー。
男は役立たずでしたね。^^;
サラとジュノの因縁対決、思いがけず清かったです。
落石で身動きが取れなくなったシーンは閉所恐怖症にとっては、ビビリまくりでした。。
次回は地上戦ですかね。
投稿: アイマック | 2010年3月30日 (火) 23時28分
>アイマックさん、どうもです!
結構、人気作のようで安心しました。
ジュノが出てくるとは思わなかったのでビックリでした。
ま、ちょっと話、忘れてましたが(汗)
自分の前の記事読んでなんとなく思い出したくらいです。
暗くて狭くて怖い展開が持ち味の映画ゆえに、地上戦は難しいですかね。作りようによってはなんとでもなりそうだけど。
投稿: たまさん(主) | 2010年4月 3日 (土) 00時37分