« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月31日 (水)

BRAINSTORM/MEMORIAL ROOTS・・・84点

メモリアル・ルーツ Music メモリアル・ルーツ

アーティスト:ブレインストーム
販売元:バウンディ
発売日:2010/02/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

情景豊かなジャケが意外性を感じるジャーマン・パワー・メタル・バンドの8thアルバム。前作『ダウンバースト』に続きサシャ・ピートとミロがプロデューサーとして名を連ねる。

前作が好評であるものの、まともにこのバンドの音源を聴くのは今回初めてでして、こんな良いバンドだったとは知らなかった。王道ジャーマン・パワー・メタル・サウンドがたっぷり楽しめた。

ズカズカ・ドカドカと疾走する④、壮麗なキーボードが目立つメロディアスなミドル・ナンバー⑤、流麗な間奏のギター・ソロが印象的なザクザクと刻み込む⑦、ほのかに壮大且つドラマティックな⑧、サビがキャッチーな⑪⑫。

いずれも荒削りなリフに印象的なソロが盛り込まれ、ツイン・リードの醍醐味が楽しめる。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月30日 (火)

ORIANTHI/BELIEVE・・・83点

ビリーヴ(初回限定盤) Music ビリーヴ(初回限定盤)

アーティスト:オリアンティ
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2010/01/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

オーストラリア出身。マイケル・ジャクソンの横でギターを弾いていたということですっかり有名な彼女ですが、本邦デビュー・アルバムとなるこの2ndアルバムをじっくり聴くとしっかりハード・ロック路線のギター・ソロが挿入されており、80Sマイケル世代をも「おおっ!」と唸らせるものがあります。

最初は、「どうせ今時のギャル・ロックだろーなー」というくらいにしか思ってなかったのですが、新世代さながらのモダンな感触はあるにしろ、オーソドックスなロック・サウンドが響き渡ります。

①はアヴリル路線のキャッチー&軽快なナンバーで、②へ行くとへヴィながらサビで盛り上がる。③はかのデズモンド・チャイルドが参加した独特なサビまわしのロック・ナンバー。

タイトル曲④はほんのり春気分の爽快なナンバーでゆったり和み系の⑤へ。ファンキーな⑥、豪快なハード・ナンバー⑦と続いていく。

ブルージーなおやじ的ソング⑨やマイケルに捧げられたとされる美しいバラード⑪もある。スティーヴ・ヴァイと競演した疾走感のあるインスト⑩を聴くと、もっとハード・ロックな統一感のあるアルバムを期待してしまう。次回はぜひ。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年3月29日 (月)

映画『ディセント2』

Photo_4
「暗いよ狭いよ怖いよ~!!」 
 
          
ギャア~!!!

前作から早3年、正統なる続編として
主人公サラと地底人様達が帰って来た。3年間いろんな事がありました。でも、この物語は生還したサラが再びすぐに地底へと戻り、仲間達を探すことになるのだ。一応、記憶を失っておられる設定になってます。

いきなりキモ怖い地底人の顔のアップで恐縮です↑↑。彼らは暗闇に住んでいることもあり視力・臭覚が退化していて静かにじっとしていれば襲ってこないのですが、今回凶暴性がまたアップして、しかも何匹いるの?という悪趣味よう。

ラストでは彼らが何者なのか正体をにおわす場面もあり、なかなか強烈なインパクトを与えてくれる。出口があり、『外』から獲物を捕獲して生活しているのならば、ああいう最後もありでしょう。

1女ばかりの前作から今回は男性メンバーが加わった。最初は彼らが頼りになるが、あまりに強くなったサラの行動が目立ち、さらには前作で死んだと思われたジュノまで現れるものだから男なんてヤワなもの。強き女戦士が再びクローズ・アップされる。

地底人も仰け反る、サラとジュノのドロンドロンの因縁対決。とりあえず、ここは引き分けで行きましょうよという感じ。

家で子供が帰りを待っている女性保安官のドラマも印象的。どうか、生きて帰ってあげてね、と願いつつ、サラに続き彼女も強くなった模様です。今度は彼女が記憶喪失になっていたりして。

Photo_5最初の怖い場面は地底人よりも捜索メンバーのひとりの女性が落石で身動きが取れなくなったシーン。まるで自分まで閉じ込められた気分になり、圧迫されそうだった。希望を捨てないで・・と思った矢先、追い討ちをかけるように地底人が現れる。なんて素晴らしい演出^^;

この流れだと続編はあるでしょう。いったい地底人たちは何者なのか、そして主人公サラは・・地上が舞台になってくるのもまた面白いかもしれません。

ディセント2 [DVD] DVD ディセント2 [DVD]

販売元:Happinet(SB)(D)
発売日:2010/03/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

【豆知識】
『ディセント』で一躍有名になったニール・マーシャル監督は後に『ドゥームズデイ』(08)を発表。ここでも女戦士の活躍が目立った。『ディセント2』では製作総指揮にまわり、監督は前作で編集と第2班監督を務めたジョン・ハリスが担当。

soon ニール・マーシャル監督の新作“センチュリオン”は古代ローマを舞台に描く歴史アクション。こちらも話題必至。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

BLANC FACES/FALLING FROM THE MOON・・・87点

フォーリング・フロム・ザ・ムーン Music フォーリング・フロム・ザ・ムーン

アーティスト:ブランク・フェイセズ
販売元:キングレコード
発売日:2010/01/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「何度聴いてもいいよね~」なんて思ってしまうメロハー・サウンド。アメリカの良心、ブランク兄弟が作りあげた傑作2ndアルバム。

前作はあまり印象に残っておりませんが、これはいいです。サウンドがしつこくないので飽きないし。

季節柄マッチしているし、聴いていて気持ちがいいですね。晴れ渡る青空の下、車のBGMにでもすればこれまた健やかな気分に。①から適度なキーボードと甘く伸びやかなヴォーカルが爽快なまでに楽しめる。ほんのりアコギの感触も絶品。

ピアノから哀メロが感じよく流れる②、そして完璧なハードポップ・ナンバー③へ。この頭3曲の流れは最高です。③は何度聴いたことか。JOURNEYチックな④のバラードも素敵。SURVIVOR風の煌く⑤、ゆったり和む⑥、泣きの入った⑦・・・

③と並びに語りたくなる快活な⑪も印象的。ラストのバラード⑫がまた綺麗な楽曲で素晴らしい。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

また雪が・・・メタルな途中経過

寒いです。また雪が降ってますsnow

外に出ようかと思いましたが、まぁ、家でゆっくりしようかと。

映画館はおあずけで、ずっとDVD鑑賞が続いています。

なかなかのリリース・ラッシュで、良作も多い。


とりあえず、今日は溜まったCDを整理して、一気にネタに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

POISONBLACK/OF RUST AND BONES・・・82点

オヴ・ラスト・アンド・ボーンズ Music オヴ・ラスト・アンド・ボーンズ

アーティスト:ポイズンブラック
販売元:マーキー・インコーポレイティド
発売日:2010/03/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

元SENTENCEDのヴィレ・レイヒアラ(Vo,G)率いるポイズンブラックの4thアルバム。

へヴィ且つハイエナジーな印象の①から好印象なアルバムですが、どうしてもSENTENCEDの亡霊がちらついてしまい、名作『THE COLD WHITE LIGHT』の次を期待してしまう。

メランコリー・メタル・ナンバーとしては④のような曲もありますが、資料にもあるようにブルージーな感触が随所であり、泣きの⑤や⑦は異色な組み合わせになっていると思った。

ハード・ロックの伝統美を魅せる⑨は後半のオルガンとギター・ソロが70年代フィーリングまっしぐらで面白い。

ドカドカと突進するへヴィなラストの⑪はちょっとした演劇風の演出が途中で流れる。

もう少し統一感が欲しい作品で、散漫な印象は秘めない。個人的にはやはり④がお気に入り。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

GAMMA RAY/TO THE METAL!・・・85点

トゥ・ザ・メタル Music トゥ・ザ・メタル

アーティスト:ガンマ・レイ
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2010/02/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

“メロディック・パワー・メタルのゴッドファーザー”、カイ・ハンセン率いる『ガンマ・レイ』の20周年を飾る10thアルバム。

彼らで最も好きなアルバムは『LAND OF THE FREE』だったりするのですが、今回マイケル・キスクがその『LAND OF THE FREE』から15年ぶりに本作に参加し、②で歌っておられます。

やっぱり、キスクの歌声は『神』でして、どうせなら全部歌ってくれよ!なんて思いもしますが、いやいや、カイ・ハンセンの歌声も好きですし、そこは楽しんで聴きたいところ。

何回かリピートしましたが、メイデン風のイントロから始まる疾走曲⑤が一番印象に残った

いつまでも強靭なサウンドを提供し続ける彼らに素直に拍手を贈りたい。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

AIRLESS/FIGHT・・・79点

Fight Music Fight

アーティスト:Airless
販売元:Lion Music
発売日:2008/12/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する

スペインを代表するメロディアス・ハード・ロック・バンドの3rdアルバム。

あ、こんなバンドいたなーとうろ覚えで申し訳ないのですが、BONJOVIが好きな人なら充分楽しめる作品ではないかと思います。

こういうの聴くと、もろにジョニー・リマの1st,2ndを思い出してしまいます。メロディのタメ具合がそっくりです。  ・・とにかく、BONJOVIしてます。

①から爽快な感じで良いのだけど、最後まで聴くといまひとつ印象に残る曲が無いのが惜しい。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月25日 (木)

映画『真夏のオリオン』

Photo池上司の小説『雷撃深度十九・五』を基に、『ローレライ』『亡国のイージス』などの原作者で知られる福井晴敏が監修と脚色を務め映画化された作品。帝国海軍イー77潜水艦艦長に玉木宏が凛々しく熱演北川景子が現代と過去を結ぶ重要な二役で登場。

映画館で観ることも無く、邦画の戦争ドラマにしてあまり期待せずにDVDで観たのですが、安直なラブ・ストーリーに走ることもなく、緊迫した潜水艦バトルが予想以上に見応えのある作品になっていた。

冒頭から現代の風景が映し出されます。亡き祖母・有沢志津子のサインが記された楽譜『真夏のオリオン』を どういう経緯か、米国軍人の遺品として受け取った倉本いずみ(北川景子)。彼女は戦時中潜水艦艦長だった祖父・倉本孝行(玉木宏)の元部下・鈴木さんを訪ね、何故殺し合いをする敵国に楽譜が渡ったのか、鈴木からは「私達はただ、一生懸命だった」と当時の物語を聞くことになる。

なんでも、倉本のモデルになった人物がいるとのことで、それはイー58潜水艦の橋本以行艦長に当たる。

彼は原子爆弾をテニアンまで運搬し終えた米海軍重巡洋艦『インディアナポリス』を撃沈したことで知られる。ウィキを見ると〈もっと早く哨戒海域に着いていれば、広島・長崎への原爆投下を防げたのでは(テニアン島入港前の『インディアナポリス』を撃沈できたのではないか?)〉という記述が含まれています。

特段、全体的に“事実を忠実に再現した映画”というワケではないでしょうが、存命の海軍出身者に取材をし、各々「事実を踏まえた描写」はちゃんとあるようだ。

人間魚雷となる特攻兵器“回天”登場の場面。回天搭乗員が倉本艦長に対し出撃の催促を行う場面がありましたが、彼は最後まで使用を却下した。この辺りのくだりは橋本以行艦長をモチーフにしたものとなっているのだろう。

友軍13隻を沈めた強敵イー77に対し、真っ向勝負を挑む米駆逐艦パーシバルのマイク・スチュアート艦長(デビッド・ウィニング)。この一騎打ちの行く末はどうなるのか。冒頭の現代のシークエンスがある為にイー77の乗務員数名及び艦長が生き残るのは必至になりますが、潜水艦バトルとしての醍醐味があり、じっくり見れた感じです。

助かると分かっているのが返って安心感があり、「いきるためにたたかう」という倉本艦長と律儀な乗員達の姿が爽やかなまでに印象に残る。

Photoもはや犬死でしかない人間同士の殺し合う姿も、「ただただ、いっしょうけんめいだった」と鈴木さんは問う。現代を結ぶひとつのラブ・ストーリーと終戦直前の物語が前向きなまでに語られる、意外にも爽快な作品。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

真夏のオリオン [DVD] DVD 真夏のオリオン [DVD]

販売元:VAP,INC(VAP)(D)
発売日:2010/03/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

真夏のオリオン [Blu-ray] DVD 真夏のオリオン [Blu-ray]

販売元:VAP,INC(VAP)(D)
発売日:2010/03/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

映画「真夏のオリオン」オリジナル・サウンドトラック Music 映画「真夏のオリオン」オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:サントラ,いつか
販売元:バップ
発売日:2009/05/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2010年3月21日 (日)

BLOOM/BLOOM・・・83点

ブルーム Music ブルーム

アーティスト:ブルーム
販売元:アート ユニオン
発売日:2006/07/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する

3年以上前の作品ですが、薦められて聴いてみた。まったく知らなかったバンドですが、女性ヴォーカルものとしてはなかなか高水準なサウンドを利かせる。スウェーデン発の6人組ロック・バンドのデビュー作。

ギタリストのひとりであるデビッド・フレンバーグはスウェーデンのプログレッシヴ・メタル・バンド『アンドロメダ 』のメンバーであり、軽快なロック・サウンドながらもこんなところでメタル繋がりがあったり。

女性リードVoのヨハンナ・ステッドが、スタジオでコンポーザー兼プロデューサーとして活動をしていたフレドリック・ラーソン(G,Key)の作った曲を歌ったことがきっかけとなってデュオとして結成され、バンド形態に至った。

写真を見るとちょっぴりワイルドな風貌のヨハンナの姿が印象に残る。80年代のメタル・クイーンをなんとなく思い出す。

歌声はマイルドで透明感のあるポップ・ロック向きの声で、ちょっぴりキュート。爽快なエッジの効いた①を聴くと確かな手応えを感じる。

全体的にモダンでポップなガールズ・ロックといった感じで、北欧ならではの哀愁もほんのり利かせ、メロハー・ファンにもオススメ出来る仕上がりではないかと。個人的には①⑤⑥が気に入った。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

KRYPTERIA/MY FATAL KISS・・・82点

My Fatal Kiss Music My Fatal Kiss

アーティスト:Krypteria
発売日:2009/12/01
Amazon.co.jpで詳細を確認する

韓国人シンガーのジーン・チョウ擁するドイツの4人組メタル・バンドによる4thアルバム。

いつの間にか出ておりました、前作より幾分か重量感のあるサウンドになっていて、①②からなかなかへヴィでカッコよいゴシック・メタルが聴ける。ホラー染みたジャケとサウンドがマッチしていて、ゴシックたる雰囲気が独特でいい。

潤いのあるメロディが印象的な④は作中最も聴きやすいナンバー。

暗闇の中でうごめく『奇怪な怪物』を連想させるシネマティックなイントロからパワー・メタル化する⑤、サビが明快な⑦、シンフォな⑧・・と、ミステリアスな彼らの持ち味を生かした曲が楽しめる。

これ!と呼べるキラーチューンが無いのが惜しいが、ついつい手に取って何度か聴いてみたくなる魅惑的なアルバムになっていると思う。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月20日 (土)

映画『エスター ORPHAN』

Photo_3子役が出てくるホラーは見ていて痛々しくもありあまり好きにはなれないのですが、タイトルにあるこの映画の少女の正体の意外性と、そこへ辿り着くまでの家族ドラマやスリリングな展開が大変見応えあり、おススメ度の高い作品になっていた。

そこそこ経済的に裕福な一組の夫婦ケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)の間にはやんちゃな長男ダニエル(ジミー・ベネット)と聾唖の妹マックス(アリアーナ・エンジニア)がいる。

3人目の子供を死産で亡くしたケイトは苦痛で耐え兼ねない日々を送り、夫婦は養子をもらう為に孤児院を訪問。そこで『エスター』という絵が上手く、賢いロシア生まれの9歳の少女を迎え入れ、平和な安定した日々を送ろうとしていた。

このエスターがホラーな謎の少女で、元来平穏な家庭にずかずかと殴り込みをかけていきます。

まず最初、エスターよりもむしろ孤児院のシスターの方が怪しいと思ってしまったのですが、予感ははずれ。家庭訪問しに来たシスターが帰り道にさっそくエスターの餌食になってしまった。特別黒幕がいるわけでもなく、彼女の単独の犯行が開始される。

ダニエルは最初からエスターを毛嫌いしているが、マックスは彼女に寄り添う。彼女の本性を近くで見てしまったマックスは脅されて身動きが取れなくなってしまう。

親に言いたくても言い出せない苦悩が表情からにじみ出てくる感じで、子役はうまく演じきっていたな~と思った。

後半エスターが真犯人と察したケイトだが、アルコール依存の過去や不安定な精神状態が災いして夫をはじめ誰も信じてはくれない。

エスターを引き取りにいったのはこの夫婦だし、旦那は鈍くて気が付くのが遅い!という逆撫でがピークに達したところで、エスターの知られざる正体と女vs女のバトルでラストを迎えるのでした。

Photo_4夫婦愛や、父親に相手にされないときの兄の姿、聾唖とはいえ寡黙な妹の姿など、現実味のある家族ドラマが盛り込まれているのでストーリーに入りやすい。この一家の視点で話が進む為ラストの処置は致し方ないだろう。

エスターは痛くも怖すぎる描写が炸裂しているが、正体を知ると切なくも悲劇的であり、もう少し救いは無かったのかというもどかしさが残る。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

エスター [DVD] DVD エスター [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2010/03/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2010年3月18日 (木)

ドラマ『泣かないと決めた日』最終話〈はい上がる女伝説!〉

今回ではやくも最終回。 伝説になってしまいました。

先週は見逃してしまい、あらすじだけを読んでこの最終回に挑みました。

みんな頑張ってやってるシーンとかなかなか感動的で、いいドラマになったな~と思えてきたところで最終回です。

第1話と比べれば、あれだけ悪ぶっていた社員達が急にいい人になっているのでおかしいですけどね。

けど、素直に主人公を応援したい感じです。

サイコ万里香が遂にホラーな展開を引き起こしました。殺意むき出しでしたね。ご都合主義な展開は相変わらずですが、仲原はなんと万里香とやり直すことに。ただただ、優しいのか、、、腑に落ちない。

最後に泣かないと決めたのは、過去にいじめにあった女性だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月13日 (土)

MAGNUM/INTO THE VALLEY OF THE MOONKING・・・82点

Into the Valley of the Moon King Music Into the Valley of the Moon King

アーティスト:Magnum
販売元:Steamhammer/SPV
発売日:2009/06/16
Amazon.co.jpで詳細を確認する

英国プログレ・ハードのベテランであるマグナム、通産15枚目になるアルバム。

いつの間にやら出ていたことに気が付かず、ようやくじっくり聴くことができた。前作から約2年ぶりとなる。

ジャケのアートワークが巨匠ロドニー・マシューズによるもので、これまた壮大な物語が展開されそうな予感になりますが、なかなかコンパクトなギター・ロックが連なっていて気軽に楽しめた。

3度ほど聴いてみましたが、全体的にどうしても地味な印象が残ります。サウンドよりもジャケ写の印象が勝っていて、ややアンバランスかな。

泣きのメロディが涙腺にくる⑤、雄大な⑩、アルバム中最もロックしている⑪あたりは特に好感触。昔のようなキラーチューンはやはり無いですが、マグナムたる魅力はそこはかと感じ取れる作品。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月11日 (木)

TAKING DAWN/TIME TO BURN・・・89点

Time to Burn Music Time to Burn

アーティスト:Taking Dawn
販売元:Roadrunner Records
発売日:2010/01/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ラスヴェガス出身の4人組・強力新人、『テイキング・ドーン』のデビュー・アルバム。

ハード・ドライヴィンでイキのいい楽曲は80Sメタル、グラム・ロックの危険な香りを放ち、飛び切りキャッチーなメロディが爽快なまでに駆け巡ります。

新世代メタル・ヒーローたるサウンドはモダンな色気も漂わせ、昔ながらのメタル・ファンから若いファンも獲得する魅力があると思う。

弾きまくる流麗なギター、ビッグ・コーラス、パワー漲るドラミングが華やかなまでに疾走。『スキッド・ロウ』が新しく現代に蘇ったかのような錯覚に陥る。

サビがBON JOVIの『RUNAWAY』を想起させる必殺キラー・チューン④と、またしてもイントロから泣きのギターが炸裂するスケール感たっぷりの⑨。コーラスが飛びぬけて爽快な⑤やポップ・メタルしてる⑩など次から次へとカッコイイ突き抜けた楽曲が登場。

ひと騒動起こしてくれそうな予感の、ビッグなサウンドをぜひ。

にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村

国内盤は4月21日発売。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

遂にTOP10入りDVD『ショーシャンクの空に』

前回月曜日の19位から今度は一気に9位にジャンプ・アップ!

これは偶然か必然か、信じられない動きをみせています。

みなさん、素晴らしい作品です。未見の方はぜひ。


オリコン DVD映画デイリーランキング

→過去記事:映画『ショーシャンクの空に』(3/4 更新)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年3月10日 (水)

映画『ハート・ロッカー THE HURT LOCKER』

Photo

第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞含む6部門を受賞。監督のキャスリン・ビグローは『アバター』のJ・キャメロンと元夫婦であり、その対決が注目を集めていましたが、結果『ハート・ロッカー』に軍配が上がった。

今回女性史上初の監督賞。彼女の作品は『ブルー・スチール』(90)の頃から注目していました。『ハートブルー』(91)、『Kー19』(02)と傑作アクション&骨太サスペンス映画を経て今回の受賞に至ります。

イラクのバグダッドが舞台、主人公チームが爆発物処理班ということもあり、かなり凄惨な戦争ドラマが繰り広げられるだろうと覚悟して見ましたが、特に前半の爆弾処理における緊迫したムードはハラハラ・ドキドキ状態になり鼓動が高まりました。

この駐留米軍ブラボー中隊は冒頭で班長が爆死するという悲劇に見舞われます。新たに加わった二等軍曹のウィリアム・ジェームズ(ジェレミー・レナー)班長が爆発物処理に掛かります。

元諜報部のベテランであるJ・T・サンポーン軍曹(アンソニー・マッキー)とオーウェン・エルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)の外周見張り役というサポートを受け、爆弾処理を遂行。現場のルール無視の自己流を貫く新班長に軍曹たちはイライラ。

大勢の一般人がいて、外の何処に敵が潜んでいるか分からない中で除去作業をするのですが、これが見ていてなんだか滑稽だ。班長も処理をする中、「笑える」「面白い」「クソッタレ」なんて言いながら爆弾除去をします。

過去に800以上の爆弾を処理したという経験の持ち主であるだけに余裕があり、映画の主人公としてユニークなキャラクター作りになっている。

主人公だから、死なないだろうな~と思いながら見るのですが、どちらかといえば見張り役のふたりの方が心配になってきて、「撃たれるな、気をつけろ!」と、活躍を追います。

携帯の遠隔操作で簡単に爆発は起こる。外にいる犯人と、ブラボー中隊の“根比べ”にさえ見えてきて滑稽です。なんて意味の無い事をしているのだとさえ思えてくる。

そこが戦争の矛盾したところで、『勇者たちの戦場』(06)でも描かれたように、主人公は家族のもとを離れ再び戦場に舞い戻る。 「子供の頃楽しいと思っていたものも、年を取るとそうは思えなくなる」。人間爆弾になった子供の遺体の姿が痛々しく思い起こされます。

劇中結構へヴィなメタル・ナンバーを聴いている主人公なので、『ハート・ロッカー』の意味は“ロックのハート”?とか思い浮かべましたが、違うようです。「行きたくない場所」「棺おけ」などを意味するらしい。どんなに危険な場所と分かっていても、兵士はそこで任務を遂行する。

Photo_2敵との持久戦や、銃を手にして独自に行動する主人公の姿など、戦争ドラマというよりかサスペンス・アクションの要素が強い。かつての映画で見られたようなビグローならではの演出が特に後半目立った。感情の揺れを丹念に描いているところにも注目。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

| | コメント (10) | トラックバック (14)

2010年3月 8日 (月)

『ショーシャンクの空に』オリコン・チャート急浮上

ランキング DVD映画 デイリー・チャートで新作・準新作がランキングに連なる中で、旧作のDVD『ショーシャンクの空に』が19位に浮上しています。

この間記事にしたばかりの作品故に、なんか嬉しいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月 4日 (木)

映画『ショーシャンクの空に THE SHAWSHANK REDEMPTION』

Photo

冤罪で投獄され、悪夢の泥沼から這い出した元銀行員の物語。これも数少ない名作のひとつで、主演のティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの存在感が素晴らしい。獄中の生活は酷ですが、爽快なまでに感動的なエンディングを迎える。

94年にスティーヴン・キングの原作に惚れ込み、脚本を兼ねたフランク・ダラボン監督の手腕が光る。この方、『ブロブ/宇宙からの不明物体』(88)『ザ・フライ2/二世誕生』(88)の脚本も担当していた。前者は結構好きな映画ですが、意外です。後の『グリーンマイル』(99)や『マジェスティック』(01)、『ミスト』(07)を手掛けたのは有名。

妻とその愛人殺害の罪で投獄された銀行員のアンディ(ティム・ロビンス)。無実を主張するがその声は誰の耳へも届く事なく彼の悲惨な獄中生活が始まる。

聖書を手放さない刑務所長、出来すぎたくらいに暴力的な威圧感のある刑務主任、人を更生させるはずの刑務所が人を廃人にさせる。腐敗した様相が酷なまでに描かれていきます。

そんな中でも長きに渡り獄中生活を送っている“なんでも調達屋”のレッド(モーガン・フリーマン)との人間味のある交流が展開。彼のナレーションが挿入され、これがあったかみがあり話が分かりやすい。

ある日、相続税の件で話をしていた刑務主任の言葉を聞き、アドバイスをしてうまく取り巻いたアンディ。この時点ではただ単に仲間を含めて一時の安らぎが欲しかっただけかもしれませんが、事態は変化してきます。

所長の計らいにより今度は洗濯係から図書係へ。経理が得意だとして、刑務官達の相談役になり、所得申告の書類作成まで担当。隣ではレッドがお手伝い。州議会へ予算を求め、図書室の改良にも着手しだす。

所長の側でも働くようになった。“新入り”から冤罪を晴らす情報を入手したアンディだが、所長は取り合わず一ヶ月の独房を命じた。

酷い・・何かが起こりそう・・ “主の裁きは下る いずれ間もなく”

Photo_2ここまでたっぷりヒューマン・ドラマが続いてきたのでもうこれで終わり・・と思っているところにラストの思いがけない仕掛けが。これぞ映画の醍醐味!銀行員、内向的ながら緻密な性格の彼はやってのけた。

環境に流されずに、自身の内面から物事を変えていくこの精神。そして感動のラストは忘れられません。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

ショーシャンクの空に [DVD] DVD ショーシャンクの空に [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2008/04/11
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2010年3月 3日 (水)

ドラマ『泣かないと決めた日』第6話〈負け犬の逆転〉

面白くなってきてますが、いろいろと話を詰め込みすぎて印象が散漫になってます。何故にこれを1話で一気に見せようとするのか、打ち切りの噂もあるようですが、これからが本番では。

↓以下、断片的に感想。


美樹は桐野の助言により変化が。

トマトと人の関連性(なんとなく良いエピソード)

万里香妊娠説は茶番(みんなすぐに信じすぎ)

仲原、万里香の親父に殴られる
(歪んだ娘に育てたあんたに殴られる筋合いは無い)

仲原、結婚を受け入れる
(急展開しすぎ。酔ってて何も覚えていないのに、
  しかも妊娠は当然の如く嘘。いきなり結婚?)

地獄の花嫁って・・・

結婚式に美樹も出席
(祝福なんて出来るわけない。
     あそこで結婚、とりやめないの?奪っちゃえ!)

部長は横領の疑いアリ?(やはりこいつも歪んでる)

こんな感じです(^^;












| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月 2日 (火)

映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』

Photo_3これは中学か高校の頃にTVで見て面白かった記憶があるので久しぶりにもう一度見たかった作品。昨年DVD化され、再びゆっくりと鑑賞できました。かなりチープに感じるのではないかと思ったが、ハワードがよく動くこと。

製作総指揮にジョージ・ルーカス、特殊効果はILMが担当。86年作です。第7回ゴールデンラズベリー賞で最低作品賞・最低脚本賞・最低視覚効果賞・最低新人俳優賞の4部門を受賞しているといういわくつきのSF映画。

けれども、いま見てもそんなに見劣りする映像ではないです。最後に出てくるカバとエビが合体したような暗黒魔王のモンスターが、動きがぎこちなくて笑えますが、このB級感がなんとも憎めない。

ジェニング博士(ジェフリー・ジョーンズ)が宇宙へ打ち上げた高エネルギー砲により、地球に引っ張られてやってきたダック星のハワードのドタバタ劇です。

彼は とある飲み屋の会場で活躍しているロック歌手のビバリー(リー・トンプソン)と出会い、すったもんだで自分の星に帰ろうとするが、博士のエネルギー砲は暗黒魔王まで地球に呼び出していてどえらいことになる・・という展開。

このアヒルが口達者でよくしゃべるんですね。なかなかナイスな脚本だと思うのですが、最低脚本賞を受賞しているのも分からないでもない。字幕より吹き替えで観るほうが面白く、所ジョージがハワードの声を担当してました。着ぐるみだけど、目や口もよく動く。彼と出会う登場人物の数々が「ダックの衣装」だと思っているからそれ自体がギャグになっていて可笑しいし。職安に行くシーンは意味不明。

当時、ダック進化論の説明を妙に納得していた自分を思い出します。クロマニヨン・ダックって・・その説明をしていたのは、まだ無名だったティム・ロビンス。へんてこなキャラで出ていました。今のイメージと全然違うし。

ジェフリー・ジョーンズがまた可笑しくて、暗黒魔王に体を乗っ取られてからのおしゃべりが笑えます。どんどん壊れていく。ある種、彼がハイライトになっている。ビ~ンと目から光を発したり、そういうところが昔の特撮っぽくて懐かしい。

Photo_5あと、リー・トンプソンはそのまんまキュートな感じで、LAメタル風の格好をしていた。やってる音楽はかなりポップだけど、ステージの衣装はいい。劇中、普段着のファッション・センスは酷いけど。ラスト・ステージも冴えている。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 [DVD] DVD ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 [DVD]

販売元:キングレコード
発売日:2009/11/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD] DVD ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]

販売元:キングレコード
発売日:2009/11/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』〈吹替)

Photo_4神話をモチーフにした同名小説の映画化。どんなストーリーなのかまったく知らなかったのですが、見たことあるようなクリーチャーが多数登場してニンマリする仕上がり。80年代のSF作のノリをなんとなく思い出してみたり。

監督は『ホーム・アローン』『ハリ・ポタ』シリーズなどでお馴染みのクリス・コロンバス。ファミリーで受けること必至のファンタジー・アドベンチャーが、ほのかな笑いとともに届けられた。

ギリシャ神話が現代劇として復活しているのですが、神話自体がどんなものだったかもうろ覚えな為に、いったいどのキャラが何を起こすのか最初は見当もつきませんでした。見ていると、段々なんとなく分かってくる感じです。

母と暮らしている主人公の高校生パーシー・ジャクソンは酒臭いダメダメな義父にイライラ。いつも通りに学校に通い生活していると、ギリシャ神話の授業中に不気味な空飛ぶおばちゃんクリーチャーに襲われ、“ゼウスの稲妻はどこじゃ~”みたいなことを告げられる。

突然のありえない出来事になんのこっちゃ?と首をかしげるしかないのだが、横にいた車椅子の先生(ピアース・ブロスナン)と松葉杖の友達(ブランドン・T・ジャクソン)がどうやら事態を把握しているようで、やがて自身が神と人間の間に生まれた“デミゴッド”、海の神ポセイドンの息子だと知らされるのだった。

元007男が下半身馬のケンタウロス、ノリの良い友達が下半身獣のサテュロス、既にパーシーの従者として生活していたのだ。

あの、ゼウスの稲妻っていうブツは誰かが天上の神ゼウスより盗んだ最強の武器であり、はやく返してあげないと戦争が起きて世界は崩壊するという。

普通の高校生に起きた突然の悲劇。この辺の描き方はなかなかクスクスと笑えるもので、なんでもありのファンタジーを面白可笑しく見せています。主人公と一緒に冒険の旅をしていけるから神話がどうであれ気軽に楽しめる。かわいいデミゴッドのヒロイン(アレクサンドラ・ダダリオ)も出てきます。

頭が牛のどでかいミノタウロスが出てきたり、冥界(地獄)の神ハデスさんが恐々と火を操ったり、キングギドラみたいなのが出てきたり。

ようは、神々の兄弟による内輪揉めの話なのです。地上の人間にはたいそう迷惑な話で、危うくゼウスのプライドの為に世界が滅びるところだった。主人公パーシーからしてみても、「盗んだの、俺じゃないからね、勘弁してよね」っていうところなのです。

Photo犯人は当然いるわけですが、そこにぶち当たるまでに奇想天外ないろんな戦いがございます。極めつけはユマ・サーマン演じるヘビ頭のメドゥーサでして、彼女の目を見たものは石にされてしまう。神々も、彼女の目をうかつに見たら石になっちゃうのだろうか。

ある意味最強のキャラ。エンディングもナイスだった。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

| | コメント (12) | トラックバック (12)

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »