映画『男と女の不都合な真実 THE UGLY TRUTH』
これはそんなに映画館で観たいとは思わなかった作品。男女の恋愛観のズレをテーマにしているのはいいとして、露骨な下ネタはど~も、、で、ようやくDVDで観たワケですが、思ったほど下品ではなく、しかも面白かった。
映倫規定がR-15+になっていて、15歳未満は見てはいけない。高校生くらいからなら見てもいいよってことで。確かに、過激なトークが連発してくる。
主演は『幸せになるための27のドレス』のキャサリン・ハイグルと『300〈スリーハンドレッド〉』のジェラルド・バトラー。監督に『ラスベガスをぶっつぶせ』のロバート・ルケティック。
美人で有能、仕切りたがり屋のTVプロデューサーであるアビー(キャサリン・ハイグル)は理想の男性を追い求めては苦難の日々。番組の視聴率も伸び悩んでいる。あるとき、お下劣な人気恋愛コメンテーターのマイク(ジェラルド・バトラー)の出現によりいきなりコンビを組まされ反発するが、視聴率は急上昇し、自身の恋愛でも彼にアドバイスを受けることになる。
ブログでもいえるんですけど、過激で面白い記事を書いたほうがアクセスは増えると思うことあるんですね。けど、どこかで線を引いて、抑えるところは抑えないといけない。
アビーが住む家のお隣にはハンサムで誠実な医師が住んでいて、ご対面した彼女は理想の相手が現れたと確信し、彼に急接近。 ご対面も“下”に走ってますが・・そこで確信したんですかね。しかし、文句無しの色男である。結婚するなら真面目なこういう男性がいいと思うのですが・・
男の心理を巧みに表現するマイクはアビーに恋愛アドバイスをしていく。こうすれば彼とうまくいくと。反発していたアビーも彼の言動を渋々了承し、ハンサム医師をゲットすべく行動を共に。
ほぼ予想通りのベタな展開で、もはや範疇になかった相手に恋をしてしまうという王道ラブコメです。
そこに至るまでが可笑しいやら何やらで、下ネタがあっても嫌らしく感じないのは気品のある美形のキャサリン・ハイグルと体格のいいジェラルド・バトラーが出演しているから。『300』の硬派なイメージがいまだに残っていて、そんな彼がニコニコ嬉しそうに演技してるものだから可笑しいの何の。これ、痩せ型の男性が演じると只のセクハラに見えるんじゃないかな。ハンサム医師の彼に見せていたのは、本当の自分の姿ではなくマイクによりつくられた嘘の自分。彼が見ているアビーは違っていた。右の野球観戦のシーンもおかしかった・・裏のほうで“こうするように”とインカムでマイクが彼女に指示を出しています。ホントにこんなことあったら嫌でしょ。
マイクに振り回されながらも本音で語り合い、あるとき変化が訪れるアビー。マイクはちょっと嫉妬しているような素振りがあったり、それとダンス・シーンってラブ・コメものには重要なようで、ここでも登場します。
やがて恋をする2人の軽快な絶妙トークと振り切ったかの演技が面白い。
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男と女の不都合な真実 コレクターズ・エディション [DVD] 販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
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