« ドラマ『泣かないと決めた日』第4話〈仁義なき社恋〉 | トップページ | MOB RULES/RADICAL PEACE・・・84点 »

2010年2月18日 (木)

映画『ゴー・ファースト 潜入捜査官 GO FAST』

Photo_2

リュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープが贈る、リアリティを追求した犯罪アクション。“ゴー・ファースト”と呼ばれる麻薬の運び屋の任務とフランス警察の潜入捜査がじっくり再現され、逮捕劇まで綴られる。

ベッソン製作/脚本としては『トランスポーター』『96時間』などの良作を思い出します。今回は事実が基になっているだけに、前者ほどの派手さ、後者ほどの疾走感は作品全体として無いです。只、そこはかとフランス産ならではの翳りやカー・スタントは演出として感じ取れる。

監督はオリヴィエ・ヴァンホーフスタッド。製作者のエマニュエル・プロヴォは警察関係者に脚本を見てもらい、実際の逮捕手順を検証した。「フランス警察の史上初の共同製作作品」と謳う。

本物のゴー・ファーストによる回想録が原作になっているようで、作中脈々と流れるリアリティはそこから由来しているのでしょう。パリ、スペイン、モロッコを結ぶ麻薬密輸ルートが、主人公マレク(ロシュディ・ゼム)の潜入捜査により明確になっていく。

元々宝石強盗団に違和感なく潜入捜査していたマレクだが、パリ警視庁BRI(探索出動班)の友人がとある麻薬密売組織の監視中に殺害され、それを機にやがて大規模な密輸ルートに潜り込んでいく。

最初、監視役がマンションの一室でカメラを構えて張り込みをするのですが、この辺からドキュメンタリーのようなリアリティがあります。密輸の現場はまずバイクの見張り役がいて、人がいなくなった深夜の時間帯にマンションの周囲を封鎖、車から車へ荷物を運搬し、ポルシェが活躍していた。

麻薬取締局の要請から巨大組織が絡むゴー・ファーストの潜入捜査官に抜擢された「宝石強盗団逃亡者役」のマレクはRAID(特別介入部隊)にて厳しい訓練を受け、またしても違和感無く活躍するのだ。

裏社会へ入るテストは家宅侵入をし、5分以内に車を盗むというもの。難なく合格したマレクは密輸ルートを激走する。今度は白のアウディが登場してきました。

これらは全て作戦指令センターで状況を把握されており、先にアメリカ人の潜入捜査官がいるということ。

Photo_3この潜入捜査官が早い段階で分かってしまうのですが、もう少しこの方の活躍も見たかったような気がします。せっかくの美人なんだから・・ ネタバレになりますね。トータルとして演出が地味ですが、その分リアルに感じられて見応えのある作品になってます。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

ゴー・ファースト 潜入捜査官 [DVD] DVD ゴー・ファースト 潜入捜査官 [DVD]

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2010/01/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

B級っぽいが、内容は深い。

|

« ドラマ『泣かないと決めた日』第4話〈仁義なき社恋〉 | トップページ | MOB RULES/RADICAL PEACE・・・84点 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/143088/33424568

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『ゴー・ファースト 潜入捜査官 GO FAST』:

« ドラマ『泣かないと決めた日』第4話〈仁義なき社恋〉 | トップページ | MOB RULES/RADICAL PEACE・・・84点 »