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2010年1月12日 (火)

映画『マーターズ』

Photo「観てしまった・・・」凄まじく陰惨な作品です。まるで救いようが無い展開でとことん不快な気分になった。友達にも、面白いからオススメ!なんてとても言えませんな。人によってはマジで、トラウマ必至ですよ。

・・しかしながら、映像は凄く造りこまれていてスタイリッシュでもある。

不快な気分になるのにスタイリッシュってどういうことやねんという話ですが、プロットがよく練りこまれていて先が読めない展開なのです。哲学的な面にも意外性を感じました。映像も綺麗にまとまってます。

フランス映画特有のにおいというものがあるのか、アメリカのコミカルなホラー映画とは違い、とことんシリアスで残虐。しかも怪物キャラが人間を襲っているわけではなくて、普通の人間が人間を残忍なまでに虐待している。

これから観ようと思う方は、何のあらすじも読まずに観たほうがいいでしょう。

私は“虐待された少女の復讐劇”という情報が先行し、残虐な中にもそういう見せ場のある作品とばかり思っていたら、二転三転する展開に驚きつつ、ラスト付近でさらに唖然・愕然となってしまった。

この少女の復讐劇というのは前半で終わってしまいます。ここから本番が続いていき、恐怖のどん底へ叩き落されます。主人公はリュシーとアンナという女性二人。

15年前に何者かに監禁・虐待されて、ある時自力で脱出したリュシー(ミレーヌ・ジャンパノイ)は施設で出会った友人アンナ(モルジャーナ・アラウィ)の献身的な介護により平穏な日常を取り戻していた。ある日、虐待者の犯人を突き止めたリュシーは、一見まともな家庭に見える家族全員を猟銃で殺害。やがてリュシーも怪物の幻覚に悩まされ息途絶える。

まさか、あんな平穏で幸せそうに見える一家に監禁・虐待なんてありえないだろうとアンナ共々思うのですが、なんとその家の地下では組織絡みの計画的な監禁・虐待が実際行われていたのだった。黒服の謎の部隊が到着すると、今度は組織の長であるだろう怪しいお婆様が登場し、こんな事をしていたと説明していきます。うーん、あの婆さんは説明くさかったな。

ここから後半のさらなるおぞましい虐待が始まります。今度はアンナが彼らの餌食に。何故、そんな事をするのか!!?狂気の集団は富裕層と宗教団体・秘密結社のようにも見え、淡々と計画を実行していく。

Photo_2わざとらしいショッキング描写とエグイ残虐描写がかなり重く痛々しく映し出される。もういいだろと、何度早送りをしそうになったことか。女優さん達もよく頑張ったなーと思います。舞台裏はどんなものか、見たい気がしました。レンタル版を見たのでメイキングが付いてなくて残念。

とか言いつつ、井口昇・山口雄大・清水崇監督の音声解説が付いていたので結局二度見ることに。他の方のコメント聞くと、ちょっと安心します、、

マーターズ(Martyrs)。それは”殉教者”または”犠牲者”を指し、古くは”証人”を意味する言葉。 あの婆さんの最期はなんだったんだ・・・

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本編はもう、今後観る事はないと思う。

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