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2009年12月 8日 (火)

映画『ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生 THE GREAT BUCK HOWARD』

300_greatbuckhoward_3地味で目立たない作品ですが、マジックが好きな者としてはなかなかに楽しめた劇場未公開作です。落ち目のマジシャンの裏方の青年を通して、人生の意義を問うハートフル・コメディ。ラブコメ・テイストもちょいアリ

トム・ハンクスが製作に関わり、なんでも、“メンタルマジック”の先駆者、Amazing Kreskin(アメージング・クレスキン)を元ネタにストーリーが練られたようだ。監督・脚本はショーン・マッギンリー。

アメージング・クレスキンて誰?なのだけど、どちらかといえばユリ・ゲラー(!?)やMr.マリックの半生を思い出したりも。ショーとして成立させる作り手の苦悩や葛藤が狭間見える仕上がり

落ち目のマジシャンである主演のグレート・バック・ハワード(ジョン・マルコビッチ)は自身を「マジシャン」というより“メンタリスト”と称し、アシスタントのトロイ(コリン・ハンクス)もタネが見破れないほどに舞台は完璧につくられている。 「超心理パワーです!」とか言ってますよw

町から町へステージを展開、地道に回数をこなし、安定した収入はあるようだ。自身のギャラを観客に会場のどこぞかに隠させ、裏で待機していたハワードが当てるというネタが舞台上のハイライトになっている。

そんな彼も裏では孤独なもので、影で支えているトロイは、きまぐれで、気苦労が耐えないハワードと行動を供にしつつも、とてもクールに仕事をこなしている。ハワードは徹底したステージングの為に秘密を外に漏らすようなことはしない。

記者達からはゲイ疑惑さえ掛けられるが、彼の人生はブレていないのである

親(トム・ハンクス)に進められて弁護士を目指し、法科大学院へ入学するも、ある日「幸せじゃない」と気がついたトロイは、どうせ働くならショー・ビジネス界がいいとその世界に入った。親父には当然の如く反対されるが、彼には彼なりの夢や人生観があった。

前半はかなり地味なのでこのまま進むとちょっとやばい映画だな~と思っていたら、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントの登場。広報担当の役で出ていますが、コリン・ハンクスとのやりとりがなかなか面白く、作品に花を添えています。

なんだかんだ・すったもんだで、ある時期を境にブレイクしだしたグレート・バック・ハワード。ジョン・マルコビッチの怪演が冴えます。握手“ぶるんぶるん”がチャームポイントでもあり・・。

ラスベガスでのショーも手に入れるが、そこで事態が再び一転した。

Greatbuckhoward彼はホンモノなのか、トリックを使う只の手品師なのか。最後の最後で見られた“イヤホン”のシークエンスが意味あり気に印象に残ります。しかし、それは問題ではないのですね。好きなことを突き詰め、長くも短い人生を自分らしく生きる。バック・ハワードはまさしくグレートな男なのだ~。

そして、最終的にはバック・ハワードと別れることになりますが、前進し続けるトロイの姿はクールでありつつ、そこはかと満たされているのでしょう

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そういえば、デビッド・ブレインもちょい出演していた

印象に残っているマジック↓

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