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2009年12月22日 (火)

映画『沈黙の逆襲 THE KEEPER』

Photo_2観るのはいつもDVDですが、久しぶりにスティーブン・セガールの作品の中では映画らしい映画を見た気がした。ここ数作の中では結構良い出来具合だと思う。接近戦もご本人がしっかり活躍されている。

役柄はいつもやたらと強い不死身のおっさんだが、今回冒頭でいきなり同僚の裏切りに合い、瀕死の重傷を負ってしまう。普通なら心臓を撃ち抜かれて死んだと思われるが、病院ですぐに目覚めるのだった。

止めを刺すべく病院にやってきた同僚に再び殺されそうになるロス市警の刑事ローランド(セガール)だが、姪の刑事からとっさに抜き取った銃で間もなく射殺。不死身セガールここに降臨、というわけだ。

いきなり冒頭から撃たれる展開は、かの『ハード・トゥ・キル』(90)を思い出しますが、長きのこん睡状態から目覚め、復讐を開始・・という展開ではなく、物語の本筋は舞台がニューメキシコに移転してからです。

幾度のリハビリにより体力を回復させたローランドは警察を辞めることに。そんな時、かつて在籍していたテキサス訓練学校の上官であり、親友であるコナーから連絡が入り、マフィアに狙われている娘(リーズル・カーステンス)のボディガードを頼まれる。ここからやたらと派手な銃撃戦を踏まえたアクションが展開します。

詳しい内容は見てのお楽しみということで、セガール近作の中では案外安心して見ていられる作品になっていると思います。

気になる格闘シーンも変なカット割りやアングルが少なく、セガール本人の鉄拳や蹴りが見れてちょっと昔のスタンスに戻っている気がした。洒落たキメ台詞も登場し、気分を高揚させてくれる。

Photo相変わらず無駄に死人を出しすぎるところはお約束。いくら元市警とはいえ、もう辞めちゃってるから一般人なわけで、あれだけ暴れまくれば只じゃ済まないでしょう。そこらへんは、地元警察との関係とかでうまく調整しているようでもあり、その後の物語が気になります。

細かいところはさて置き、王道アクション映画としてはまずまずでしょう。

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