映画『セブンティーン・アゲイン 17 AGAIN』
タイトルからして、“17歳、あの頃をもう一度”、こんな感じでしょうか。「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」のザック・エフロン主演で贈る青春ドラマ。アメリカの学園モノって、なんか見てて楽しいですね。面白いです。
37歳の男がある日17歳に!っていう触れ込みなので、てっきり17歳の時代にタイムスリップする物語だと思ってました。ところがどっこい、主人公37歳の親父は川に落っこちたのを境に、現代にて17歳の自分の姿になってしまい、学園生活を送ろうとします。
要所要所で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を思い出すようなシーンもありますが、過去に戻るわけではないので現代がいきなり様変わりするわけでもなく、中身37歳、外見17歳の男が起こすドタバタが面白可笑しく展開されます。
元々主人公のマイクは高校時代バスケの花形選手で将来有望であるにも拘らず、恋人スカーレットの妊娠が発覚したのを機にバスケを辞めてしまい彼女との人生を選びます。現代では幸せな家庭を築いているはず・・が、妻とは離婚調停中、ふたりの子供たちにはバカにされるというダメ親父振りで仕事でも出世コースの軌道からモロにはずれている始末。
そんな時何故か17歳のあの頃の肉体になってしまった。親友ネッド(トーマス・レノン)の力を借りつつ娘&弟が通う高校に入学し、ドタバタ・ライフを送る。
いいな~17歳になったらどうするべ?そんな状態になったら!!
てか、そんなことはありえないのだけど、まず身を隠すとか、元通りになるにはどうしたらいいかとか、考えるだろう・・と想像するのだけど、なかなかに主人公は嬉しそうに学校に入学・潜入する。
いじめられている息子の姿を見てかばったり、娘の恋愛相談に乗ったり、悪大将との喧嘩など見所はたくさんありますが、離婚に向けて動き出している妻とのやりとりが最大のハイライトとなる。崩壊しかけている家族の再生の物語になっているのですね。
ノリのよい展開なので楽しいです。ちょろちょろ懐かしい音楽も流れる。クスクスと笑っちゃうシーンが随所である。
37歳のマイク役のマシュー・ペリーは17歳のザックとあんまり似てないので違和感はあるものの、ダメ親父の役としてはピッタリ?だったかも。親しみやすそうな感じがいい。
割り入って、親友役のトーマス・レノンがまたクセのあるキャラでなかなか洒落たセリフもあり可笑しかった。学校の校長とのロマンスに発展するあたりも見所のひとつ。とにかく、アホっぽくて笑える。『ロード・オブ・ザ・リング』の話題・・・共感する話があるとそんなに熱くなっちゃうのか!?なっちゃう・・のか。嫁さん役の女性もあんまり高校時代と似てなかったけれど・・。中身37歳のマイクと踊ったりするシーンもあり・・彼女はその少年がマイクだと思っていないが、マイクはマイクだから視線が違う。で、いい感じになって、嫁にチューしようとするマイク。変態!熟女マニア!と呼ばれるマイク(笑)
バタバタ・ドタドタ、やっぱり学園モノはオモシロイ!ということで、オススメですw
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セブンティーン・アゲイン 特別版 [DVD] 販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ |
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映画「セブンティーン・アゲイン」オリジナル・サウンドトラック アーティスト:サントラ,イン・ヤン・ツインズ,クール&ザ・ギャング,ヤングMC,ケニー・ロギンス,ヴィンセント・ヴィンセント&ザ・ヴィリアンズ,ザ・ヘリオ・シークエンス,サンティゴールド,ザ・クークス,トビー・ライトマン,ザ・デューク・スピリット |
89年の話だから、もっとその当時のロック系音楽が流れれば嬉しかったが・・
ケニー・ロギンスにはニンマリしてしまった。
追記※メインは現代の話です。
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コメント
こんにちは~♪
これは結構面白かったですよね!
ザックも外見が子どもで中身がオヤジって役を上手く演じていたし、細かいギャグで笑わせてもらいました。
また観たくなちゃった
投稿: 由香 | 2009年11月24日 (火) 15時42分
由香さん、こんにちは。
そうそう、細かいギャグが笑えましたよね。トーマス・レノンとか・・がるるる~の校長も(笑)
ザックの名演も見ものでしたよ。
投稿: たまさん(主) | 2009年11月25日 (水) 14時48分