« 映画『ワイルド・スピード THE FAST AND THE FURIOUS』 | トップページ | THERE FOR TOMORROW/A LITTLE FASTER・・・83点 »

2009年10月15日 (木)

映画『カフーを待ちわびて』

Photo_2日々、情報まみれの生活をしているとちょっとゆっくりくつろぎたくなる時がある。せわしない日々を送る方々におススメの映画がこの“カフー”だ。映画という情報からゆったりしたときの流れを感じられる、なんだか懐かしいような光景。

元々田舎者、どちらかというと自然の中で育ってきたオイラですが、都会で過ごしたいと思うことはたまにある。まぁ、田舎でも適度な街ならいいと思う。

映画の主人公は沖縄の離島で家業の古びた雑貨店を引き継ぎ、愛犬カフーと暮らすぐーたら男の明青(玉山鉄二)。

今やネットも携帯もある時代だが、この島は外部情報皆無、病院すら無く、そこで暮らすことこそが全ての田舎。病院が無くても暮らせるということは、皆健康なのだろう。どこか異空間であり、昔ながらの良いところもある、昭和な雰囲気が子供時代を呼び起こす。

ある時、縁結びの神社で「嫁に来ないか」と書いた絵馬を何気に残した明青。相変わらずグータラな彼のもとに封書が届いた。そこには「私をお嫁さんにしてください」と書かれた手紙が入っており、数日後なんと手紙の差出人である幸(マイコ)という女性が家に転がり込んで来た。

色白美人の彼女はどこか包容力のある女性で、家事もこなし、違和感無くいつの間にやら家に溶け込んでいる。やがて島の人々に知れ渡るが、そこにリゾート開発の話が絡み、謎めいた彼女の正体が明かされる。

カフーとは、「果報」の沖縄の方言で「よい知らせ」「幸せ」の2つの意味を持つ。ファンタジックで、こと幸については秘密を保持したままストーリーが展開されるので「あんたは何者なの?」と、不思議でしょうがなかったのだが、ラストは多分「幸せ」なものになるだろうと思っていた。

リゾート開発のミスリードはやや話を安っぽくしてしまい惜しかったが、キャスト陣の役柄は皆良い人ばかりなので爽やかな作品。宮川大輔、白石美帆、沢村一樹、豪華キャストの中にも高岡早紀の存在が後の謎解きに繋がる。

のんびりした大自然の空気、ゆったりしたときの流れ、しかしこんなゆったリズムでは自力で食べて生きてはいけない。厳しい現実に明青はどう思うのか。仕事せーよと言いたい。

Photo_3ヒロインがなかなかに魅力的なので最後まで観れたものの、彼女の秘密が明かされるとちょっとダークな色調の映画になった。エンドロール後も話は続くので必ず観ておきましょう。ちょっと、爽やかさが戻る。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

カフーを待ちわびて [DVD] DVD カフーを待ちわびて [DVD]

販売元:エイベックス・マーケティング
発売日:2009/10/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

原作本はこちら

カフーを待ちわびて (宝島社文庫) Book カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

著者:原田マハ
販売元:宝島社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 映画『ワイルド・スピード THE FAST AND THE FURIOUS』 | トップページ | THERE FOR TOMORROW/A LITTLE FASTER・・・83点 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/143088/31795217

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『カフーを待ちわびて』:

« 映画『ワイルド・スピード THE FAST AND THE FURIOUS』 | トップページ | THERE FOR TOMORROW/A LITTLE FASTER・・・83点 »