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2009年10月 9日 (金)

映画『ある公爵夫人の生涯 THE DUCHESS』

The_duchess1故ダイアナ妃の祖先にあたり、豪華絢爛な貴族生活とスキャンダラスな生涯を送ったとされるデヴォンシャー公爵夫人の実話を映画化。気高く華麗な姿に見え隠れする夫人の苦悩が、助長するBGMとともに悲愴なまでに描かれている。

彼女を演じるのはキーラ・ナイトレイ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズやハード・アクション『ドミノ』『プライドと偏見』(’05)といったロマンスものまで若くしてチャレンジャーな美人女優さんだなーと見ておりますが、今回も美しくも刺激的な役柄を好演されているなと思った。

舞台は18世紀の英国へ。世界有数の裕福な大貴族であるデヴォンシャー家に嫁いだ17歳のジョージアナ(ナイトレイ)。早すぎる結婚、甘い新婚生活を夢見ていたのもつかの間、夫の公爵(レイフ・ファインズ)は世継ぎの男児誕生にしか興味がなく、しかもメイドや親友のエリザベス(ヘイレイ・アトウェル)とも浮気をするダメ男だった。

不遇の結婚生活であるも女の子をふたり授かり、超セレブなジョージアナは社交界で大活躍。美貌とそのファッション・センスも有名だった。

野心的な政治家であるホイッグ党(現自由民主党)チャールズ・グレイ(ドミニク・クーパー)と不倫関係にあった彼女だが、子供たちを見捨てることも出来ずに彼とは別れる。しかし彼女はチャールズの子供を身ごもることに。チャールズ・グレイは後の首相(1830年 - 1834年)である。

どろどろです。けれども社会的には許されないとしても遅かれし恋愛を経験しつつ、さらにエリザベスと奇妙な同居をしつつ、結婚生活を全うしたジョージアナはエライな~と。

こんな生活は絶対嫌ですね。平凡でも普通の生活がしたいと思いますよウチは。まぁ、普通が何なのか曖昧だし、お金は無いよりあるほうがいいけど。

長きに渡り生まれなかった後継ぎ息子(ウィリアム)をようやくもうけるジョージアナ。男の子を生めば家の切手を自由に使える相続条項があるようだ。彼女はギャンブルで借金まみれだったと記録があるらしいが、これ、全部使っちゃったのかな~。

The_duchess2しかしデヴォンシャー公爵って映画では結構なおっさんに見えるし、何者?と思ってしまったが、生活における彼なりの苦悩もあったようで、やさしさを狭間見せたシーンは印象に残った。生まれ育った家系における犠牲者にも見えてくるから滑稽です。

豪華貴族の私生活、ここまで見せていいのかと思いつつ、ラストは爽やかな(!?)余韻を残してくれてややホッとする作品でもある。

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