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2009年6月19日 (金)

映画『戦場からの脱出 RESCUE DAWN』

Rescuedawn

ターミネーター4』公開が話題の中リリースされたクリスチャン・ベイル主演の未公開作。ベトナム戦時下の’65年にラオス上空で撃墜され、捕虜となった米軍パイロット、ディーター・デングラーの壮絶な体験記・実話が劇映画化された。

監督はドイツ出身のベルナー・へルツォーク。失礼ながら、まったく知らなかった監督さんだが、ニュー・ジャーマン・シネマの代表的監督だといわれている。

既に’97年に同じ題材のドキュメンタリーを製作していたようですが、今回ベイル主演で映画化に踏み切った。

何故にベイル主演なのか?かの『マシニスト』(04)で極限に痩せ細った姿を披露した彼の役者魂がここでも再発したようで、捕虜生活後の経過を減量により体現。『バットマンビギンズ』(05)、『ダークナイト』(08)の端正な姿はここにはないですが、痩せたり、ムキムキになったり、その芸当はもはや彼の得意分野になっているような気さえします

捕虜収容所での過酷な生活の中で綿密に脱出を計画するディーター。そこには既に2年もの間捕虜生活を送っているアメリカ兵の姿があった。

まさしく、ジャングルの奥地に放り込まれたような気分になるリアルな描写が思っていたよりもしんどい。ジブリ的な大自然の映像美が観られたのは意外だった。

銃を向け威嚇してくる見張り役の現地人達にもそれぞれのキャラクター像があり、彼らを分析しては脱出の計画を練っていく場面が頼もしいです。
現地の者からしてみればアメリカ兵は侵略者であり、また、米軍が何をしているのかさえ理解できていないのかもしれない。

どんな状況下に置かれても持ち前の精神性を崩さないディーターの眼差しが良かった。酷い収容所だが、捕らわれた仲間同士のやりとりに「ホッ」とする場面もある。

雨期を狙って収容所からの脱出を果たしたディーターだが、果てしなく広がるジャングルの猛威に戸惑う。生ヘビを貪り食うシーンは強烈だった・・。そして仲間の死も。

ディーターの行った空爆は極秘任務であるが為、身内のものにも内緒。やがて彼は運よく無事に救出されるが、CIAに拘束されたりもする。なんか、滑稽な場面。

大団円になるラストのお迎えシーンは大袈裟な気もしたが、あの、“二度目の救出シーRescuedawn_2 ン”には微笑ましいものがあり「そんなことしていいの?」って思った。地味ながら、なかなかユニークな場面が印象に残るサバイバル・アクション作である。

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