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2009年4月30日 (木)

PLACE VENDOME/STREETS OF FIRE・・・87点

ストリーツ・オブ・ファイア Music ストリーツ・オブ・ファイア

アーティスト:プラス・ヴァンドーム
販売元:キングレコード
発売日:2009/04/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

デニス・ワード他、PINK CREAM69の面々がバック・アップし、ヴォーカルは元HELLOWEENマイケル・キスクが担当したとして話題だったメロハー・プロジェクトの2ndアルバム。バック・メンバーは前回と一緒。

いわばFrontiersRecords社長のセラフィノ・ぺルジノのアイデアより誕生した夢の企画。ありがとう、社長さん(笑)。ホントにこれが素晴らしい作品になっています。

彼の人選により外部ライターが各楽曲に起用されていますが、いずれも素晴らしいメロディアス・ハード/AORで、粒が揃っている。

1曲目のイントロ数秒を聴いただけで「キタ~っ」て感じです。1stの名曲『Cross The Line』の感動が再び蘇る。作詞・作曲クレジットにレヴェレイジのメンバーの名があります。爽快な楽曲⑥、キャッチーなミドル・ナンバー⑨、⑪も担当。

②は哀愁バラードで流麗なキスクのヴォーカルが堪能できる。曲はマグナス・カールソンが担当。ハード・ポップ④⑦にはワーク・オブ・アートのロバート・サルのクレジットが。快活な“らしい曲”です。

セイント・ディーモンのメンバーのクレジットが見られる壮麗なバラード⑧、爽快なハード・ポップ⑩も良い。キスクのヴォーカルはしかし、こういうメロハーがよく似合っている!

全体的にアメリカン産業ロック風な仕上がりで、素晴らしいヴォーカル・メロディが楽しめる快作になった。バックの職人気質な演奏も聴き逃せない。

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2009年4月29日 (水)

AMBERIAN DAWN/THE CLOUDS OF NORTHLAND THUNDER・・・84点

Photo

Music ザ・クラウズ・オヴ・ノースランド・サンダー

アーティスト:アンベリアン・ドーン
販売元:マーキー・インコーポレイティド
発売日:2009/04/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これはなかなかいいアルバムです。昨年出た1stはまぁまぁな印象でしたが、今回はちょいとパワー・アップしています。

フィンランド出身にしてサウンドは同郷のNIGHTWISHタイプだが、メロディック・スピード・メタルしてる②がいきなりカッコイイ曲で、クラシカルに疾走する様が圧巻。このヴォーカルの歌いっぷりはターヤとは違いどこかエロティックで吸い寄せられるような魔力がある。

トゥオマス・セッパラ(g,key)を中心とする6人組、トゥオマスは6歳の時にピアノを始め、15歳までに音楽学校での課程を全て修了したとライナーにある。ピアノを勉強しつつ、メタルも好きだったようで、ギターも始めたらしい。

キーボーディストがリーダーのバンドは強い。さらにもう2本ギタリストが在籍しており、カスペリ・へイッキネン(g)と本作レコーディング後にエミール・ポーヤライネン(g)が新加入している。

作曲は全てトゥオマス、作詞はヴォーカルのヘイディが担当している。

キャッチーな③、ピアノ・バラード④、疾走しまくる⑤、フォーキーなアップ・ナンバー⑦、インギー風のクラシカルな⑧。魔法ちっくな⑨、勇壮に疾走する⑩、潤いのある⑪、ダークなバラード⑫と後半も粒が揃っていて全体的に楽しめる。

煌びやかなKeyのイントロが印象的なボーナス・トラック⑬も聴き逃せない。今後こういうキラキラ系のキーボードも聴いてみたい。

スピード・メタル②⑤⑩がハイライトになり、飽きないアルバムになっている。

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2009年4月28日 (火)

婚カツ!第2話『ウソは恋の始まり』

第1話の記事を書きましたから、

続けて第2話の記事も・・    書いたほうがいいでしょ?

って、誰に問いかけているのか分かりませんが、メインは優子さん(釈由美子)の気持ちでした。

あの結婚相手の条件、わかりますわ~、、そりゃ家のローンも必要かもしれんし、子供には習い事、塾にも行かせたいし、休日はゆっくりしたいし、旅行にも行きたいし、老後のゆとりは必要だし・・

~って、そこまで言ってない?いや、年収600万円以上が物語っております。

身長175以上、ルックス普通以上、学歴大卒以上・・

むむ?はい、こんな女性、好きになりません、てか、条件満たしません(苦)

私はやさしさだったり、相性の良さだったり、そういうものがまずあってこそだと思うのですが、パートナーの条件は人それぞれ、優子さんには優子さんに合った男性がいるはず・・・って、あの中の誰になるのだ!?

彼女の過去になにがあったのか?というところで、これからだんだん変わっていくのかなーと。

基本はコメディだから面白ければそれでいいけど、真面目に婚カツしてほしいですね。

あの男(谷原章介)も何かありそうだし

邦之(中居)と真琴(りょう)はへんなところで勘違いされるし

春乃(上戸彩)に惹かれていくのは茂(佐藤隆太)だし

うん、面白い(笑)

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2009年4月27日 (月)

誕生☆

出産おめでとう!

先月お生まれになった、いとこの赤ちゃんです。

Sh010022_2









出産祝いを兼ねて、

あまりにかわいいから、のせちゃいます。


女の子さんです

いとこ姪(従姪)になります。


おとなしくておねむな感じで、笑顔は撮り逃しました。

すくすく元気に育ってね。またおじゃましまーす。

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2009年4月26日 (日)

映画『トワイライト~初恋~』

Photo_3世界中のティーンを熱狂させた超話題作。ステファニー・メイヤーの世界的ベストセラー小説を映画化したゴシカル・ロマンス。転校してきた人間の少女ベラ(クリステン・スチュワート)と正体を隠して高校生活を送るヴァンパイア、エドワード(ロバート・パティンソン)の禁断の恋模様が描かれます。

原作本の存在はつゆ知らず、全米チャート初登場1位になったサントラの話題が先行してふらりとレイトショーで観てきた作品です。近頃もっぱら映画はレイトショーばかりです、安いから。いや、すっかり生活がやや“夜行性”になってしまっているせいでもあります。

いきなり冒頭から鹿が出てきました。ここのエントリでも書いた通り、車が鹿に激突されたところなので、その時のシーンが蘇るじゃねーの(汗)。帰り道がまた恐くなるじゃないの~。鹿を追っかけているのはヴァンパイア一家だと思われます。人は襲わず、獣の血を吸って生きているヴァンパイア。

全体的に音楽とブルートーンの映像美がマッチして独特の世界観が「俺好み」な演出になっていました。主題歌になったパラモアの新曲『Decode』がなかなか良い曲でして、エンディングではリンキン・パークの『Leave Out All The Rest』も切ない余韻を残します。

禁断のラブ・ストーリーとはいっても相手が異形のヴァンパイアですからゴシック・ホラーな雰囲気が恐々と漂い、見つめる瞳が「血ぃ吸うたろか。」なのですね。

最初、べラとエドワードが教室でご対面するシーンがあるのですが、そういうシーンはスタイリッシュにかっこよくキメるのかと思いきや、彼はなんか吐きそうなしぐさを見せます。で、べラ的には「な、なんなのよ、あーた。」って感じ。美形っていうからどんだけカッコイイのかと思ったら、かなり不健康そうに見えますし顔も蒼白い。その割には眉が黒くて“ケンシロウ”しています。なんか、笑いを堪えていたのは私だけでしょうか。こういう映画なの?

強大なパワー、俊足、永遠の命、眠らない。だいたい吸血鬼ってのは夜行性のイメージがあるのですが、この映画では昼間でも活動し、日光に当たるとshineキラキラと肌が輝きます。あ、不健康そうなヴァンパイアがかっこよく見えてきた。

普通の人間にはありえないパワーを目撃し、急接近することになったべラはしだいに彼に惹かれていきます。ヴァンパイア故に彼女の血と命を奪うことへの葛藤に苦しむエドワードですが、「ただ、君を守りたい」という思いが愛に変わり、しだいに男前に見えてきます。只、本当のところ血がほしいのか、恋をしているのかは微妙な印象です。そりゃ吸血鬼だし・・。

母の再婚を機に父親と暮らすために転校してきたべラ、彼女自身学園の中では異色の存在であり、賢く、日本人好みともいえるルックスや性格付けが好印象です。内気で翳りのある部分、ヴァンパイア如何を問わずエドワードとも似た者通しなのかもしれません。相性がいいのでしょう。

地元警察署長の父親は娘に彼氏が出来たことを知ると「防犯スプレーもったか?」なんて、洒落たことを言います。相手が吸血鬼であることを知らずに言っているから余計に可笑しい。母親とのやりとりなどもいたって平凡で、親しみやすい印象です。

エドワードを取り巻く『美形カレン・ファミリー』もエドワードの気持ちを尊重し、彼女を迎え入れます。敵対する放浪ヴァンパイアとの死闘も出てきてホラー・テイスト&アクションも加わりなかなか飽きない仕上がりの作品になっていました。狼族と思わしき親子とも今後何かありそうな感じです。

Photo_4一昔前に見た少女マンガ・アニメのような感じも散見します。ときめきトゥナイト」とか、 「吸血鬼ハンターD」あたりも思い出したり。因みにその主役の『D』は吸血鬼と人間の混血であるダンピールでしたよね。『トワイライト』の世界に混血は存在しないのだろうか、なんてことを考えたりも。主人公のべラ、「妖怪人間べム」のベラとはえらい違いで・・ってそりゃそうだな。ちょっと思い出しただけ。

映画でもこれまで吸血鬼ものは沢山出てますが、現在撮影中といわれる続編はどうなるのだろうかと、ラストが意味深で早くも次作が期待されます。

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TWILIGHT - Paramore Music Video



サントラはコレ↓

トワイライト~初恋~

Music

トワイライト~初恋~

アーティスト:サントラ,ロバート・パッティンソン,アイアン&ワイン,ミューズ,パラモア,ザ・ブラック・ゴースツ,リンキン・パーク,ミュートマス,ペリー・ファレル,コレクティヴ・ソウル
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009/03/11
Amazon.co.jpで詳細を確認する

★リンキン・パークのアルバム・レビューは→こちら

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2009年4月25日 (土)

途中経過

はい、映画ネタがどんどん溜まってきております(汗)

家でDVD見るのも一苦労です。最近途中で眠ってしまうことが多いです。

TB・コメント返せてない方には申し訳ないですm(_ _)m

しばしのお待ちを・・



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2009年4月23日 (木)

天使の歌声。47歳スーザン・ボイル

ココログニュースで知ったのですが、イギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出演した、スコットランド出身の47歳の「スーザン・ボイル」がYouTubeにUPされ話題沸騰中のようです。

登場した彼女はふつうのおばちゃん、といった風貌ですが、その歌声が発せられるとたちまち場内は拍手喝采。曲はミュージカル「レ・ミゼラブル」の挿入歌『夢破れて(I Dreamed a Dream)』。まさしく、まるで映画のワンシーンのようです。

演出は当然あるだろうけれど、この映像を見ると間違いなく感動する。教会でボランティアをしているそうですが、気高い精神さえ狭間見える方です。

天使の歌声といえばサラ・ブライトマン(48歳)などもいるし、冷静に見るとそんなに「凄いかな~」と思うところもありますが、今後彼女のドリームストーリーはさらなる社会現象を生み出しそうです。

各種YouTube動画(字幕スーパーが付いています)


参考リンク:ココログニュース-YouTube発 47歳の歌姫に涙
       スーザン・ボイル(Wikipedia)
       

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2009年4月21日 (火)

TVドラマ『婚カツ!』第1話

串かつ、とんかつ、婚カツ!

・・というわけで、噂の新番組『婚カツ!』を録画した上で本日見ました。面白かったです。

中居君扮する主人公の年齢からしてなんかリアルな設定。「おまえも婚カツせーよ」と言われているような感じになるドラマだなー、、コミカルな展開が面白くていいです。

冒頭でいきなり会社を辞めてしまう邦之(中居)ですが、なんで辞めちゃったんだろう。おっちゃんのリストラを食い止めてあげる為に辞めたわけでも無かろうに、、

で、実家のとんかつ屋を継ぐ気配は無く、ひょんなことから区役所の臨時職員に採用された。既婚者が採用条件なのだが、結婚する予定があるが・・と、嘘をつきつつ受かってしまった。

配属された少子化対策チームが今後どのような活躍をしていくのかですが、なんせ臨時職員ですから長くは続かないのかも。人脈は広がるでしょうね。いきなり区役所のPR番組で取り上げられたり、配属先に左遷された幼馴染(谷原章介)が居たり(笑)

番組が放送されて幼馴染の弟分(佐藤隆太)含め、地元では“結婚報道”に大騒ぎとなった。親父さんは喜ぶ反面どういうこったいと驚きの様子。


基本、メインは婚カツ・ストーリーですから、お見合いパーティーで出会った女性の優子(釈由美子)、主催者でありこれまた幼馴染である真琴(りょう)とか、いろんなドタバタが繰り広げられるわけだ。幼馴染が多いです。

釈由美子、妹的幼馴染の春乃(上戸彩)の存在が、今後の婚カツ・ストーリーを盛り上げてくれそうで楽しみです。

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2009年4月19日 (日)

KAMELOT/KARMA・・・86点

カーマ Music カーマ

アーティスト:キャメロット
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2001/10/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アメリカのバンドなのにヨーロピアンなロック・サウンドを醸し出すキャメロットの5thアルバムにして最高傑作

勇壮で荘厳、ヒロイックなイントロ①から一気にキャッチーな泣きメロ・パワー・メタル・チューン②へ。ストリングスを配し、アグレッシヴに疾走しながらもロイ・カーンの潤いのあるヴォーカル・ワークが心地よい。

アルバム全体的にその世界観は統一され、捨て曲も少ないのだが、私が最もよく聴いたのがタイトル曲の⑥。イントロからやたらとカッコよく、ピアノの可憐な旋律にドカドカと疾走するドラム、怪しげな女性コーラス、プログレッシヴでありつつドラマティックな名曲といえる。サビで哀愁メロディが飛翔するのです。

さらに注目なのが本編最後を飾る組曲『エリザベス』。吸血鬼伝説のモデルとなったとされる史上名高い連続殺人者、ハンガリー王国の貴族であるバートリ・エルジェーベト(エリザベス・バソリー)をテーマにしたもので、600人の汚れなき乙女達を殺害し、その血の風呂に入ったといわれる狂気の沙汰を描いているらしい。

エスカレートする残虐な行為を⑩から⑫の流れで恐々しく演出していく。

ボーナス・トラックの⑬も印象的なスピード・チューンでバンド名に由来した楽曲が楽しめる。


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2009年4月18日 (土)

映画『ウォッチメン』

Photo_6いや~、回りくどい展開(汗)予告編がなんか凄くて観に行った映画ですが、ひどい作品でした(苦)。けれども見応えがまったくないかというとそんなこともなく、その壮大な世界観についていけるかどうかです。ビジュアルは大迫力ですが・・。

登場人物多いし時間軸前後するから散漫な印象の映画になってしまっている。

見所はエロ・グロ・アクションと豊富。R指定かかっていますが、確かにお子さんには見せられない映画だな。まぁ、DVD出た頃には知らず知らずファミリーで見たりするんだろうな~、原作がアメコミ・ヒーローものだし。

ヒーローものだからといってナメてかかってはいけない。舞台は1985年のアメリカ。この映画の世界では何故か’74年に辞任したはずのリチャード・ニクソンが大統領を続投しており、ソ連と核戦争の瀬戸際にある。“冷戦時代”は現実と一緒でも、バックに超人ヒーロー達が活躍しており、ケネディ大統領暗殺やベトナム戦争にもそのウォッチメン(監視者)が関与していた。

いまさら冷戦時代を背景にされても、日本人にはもう取っ付き難いんじゃないでしょうか。個人的にはOKだけど。

Photo_7ヒーロー達のキャラの印象を簡単に紹介すると、まず左からコメディアン(政府の諜報部員、暴力的なおっさん)オジマンディアス(頭のいい実業家、世界を先読み)ナイトオウル(発明上手な資産家、メガネを取るとカッコイイ)シルク・スペクター(母の過去に苦悩するセクシー美女、髪形が違うのでこの映画にも出ていた女優だとは気が付かない)ロールシャッハ(覆面を取るとリトル・チルドレンの俳優、存在感が凄みある)、とこんな感じです。

ヒーローといっても皆さん意外と普通の人間で、只のコスプレ好き?作中唯一超人的なのは青白いムキムキ裸のDR.マンハッタン

Photo_8化学実験の悲劇により生み出された超人で、ベトナム戦争を米国の勝利へと導き、今ではソ連の“脅威”となっている。シルク・スペクターとは何故か恋人関係でコワモテな不思議巨人ちゃん。強大なパワーを持つのだが、『核』を象徴しているのだろう。たまに火星に飛んでいったりもする。

ロールシャッハも主人公かと思えるくらい大活躍している。しかし行動は危なっかしい。

ちゃんと人物背景が説明されるので分かりやすいのですが、やっぱり展開が回りくどくてストーリーはどうでもよくなってくる。前半は何度か睡魔が襲ってきたよ~。なんか、アホなキャラクターどもを延々と紹介しているだけの映画か!?と思えてきたりも。

シルク・スペクターと恋仲になるナイトオウル、彼女の出生の秘密、火星にまだ居るDR.マンハッタン、途中から目立つオジマンディアスの陰謀、存在感のあったロールシャッハの最期・・。後半から見所が多くなってはくるものの、なんかスッキリしないのです。

Photo_9世界を護るため、多少の犠牲者は必要だよ、なんてくだりを見せ付けられても、「あららら・・」なんだな。性描写や過激な暴力描写などアメリカを皮肉ったかの、BGMと共に面白おかしくみせているような感じで、独特のユルさが味のある映画でもある。

映像・アクションは見応えありました。映画『300〈スリーハンドレッド〉』でも書きましたが、やはりこの監督には『北斗の拳』の世界が似合うようで、ぜひ映画化してもらいたいと思ったりもしました。

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予告編に出ていた『トランスフォーマー/リベンジ』と『ターミネーター4』が気になるな~。

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映画『スティグマータ 聖痕』

Photo_2キリストが磔刑となった際に負った5つの傷を示す“スティグマータ”、その聖痕現象を映画化した初めての作品として注目され、全米No.1ヒットになった99年製作のオカルト・ホラー。

この映画、当初見たときはさすがに恐かった(痛かった)よ~。ビデオ版には世界中で起こる聖痕現象のドキュメンタリーが巻頭に収録されている。

有名なホラー映画に『エクソシスト』(73)があります。あれは悪魔パズズ(名前が可笑しい)が12才の少女に取り憑いた話でしたが、今回はちょっと違ってバチカンの隠蔽工作が絡みます。

ピッツバーグに住む美容師のフランキー(パトリシア・アークエット)はヒッピー風の独身女性。ある日、南米を旅している母親からロザリオが贈られ喜ぶのもつかの間、バスタブでくつろぐ彼女の手首から突如として杭が貫通したような穴が開き、激痛が走る。病院で治療を受けると癲癇ではないかと診断された。

Photo_3彼女の聖痕現象を調査する為にバチカンから送られたアンドリュー神父(ガブリエル・バ ーン)。科学的見地から彼女に接するが、かつて無かった怪奇現象を目撃することになる。恐いよ、何か書いている~、、

次々と現れるスティグマータ、彼女に憑依している霊は何者なのか、彼女の運命や如何にー。

冒頭で重要な伏線となる亡きアラメイダ神父のシーンが登場します。なんでもないシーンに見えますが、物語全体に絡んでくるので最初見るときはよく覚えておきましょう。

イエスは言われた “神の国は汝の内にある・・・”

マリア像から血の涙が流れる超常現象は昔なんかの本で見た記憶がありますが、この映画でも出てきます。私自身、心霊現象を信じたりすることはないほうなので、神父の科学者が超常現象を解明するという設定は面白いと思いました。

只、やはりオカルト作としてさらに面白くしようとすれば恐怖場面を強調しないといけないのか、ありえない怪奇現象がやたら目立っていたように思います。いや、恐くてよく出来ていたとは思います。そこはエクソシストをちょっと思い出した。

正直1回見ただけでは何が何だったのか話が分かりにくい。多分2回見ても分からないかもしれない。あの彼女に取り憑いた霊「何がしたかったの?」となるわけです。そう、それこそが怪奇現象だな。

Photo_4教会にとって都合の悪い福音書が登場し、彼女の怪奇現象に繋がる。なんにせよ、関係が無く信仰心の無い彼女が巻き込まれているのがかわいそう。冷たく静かにドラマを醸し出すBGMと映像美は良かった。

ラストでアンドリュー神父が祭服から私服姿に変わります。フランキーへの愛も狭間見える終わり方が劇中最もすがすがしいシーンでした。

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スティグマータ 聖痕 (特別編) [DVD] DVD スティグマータ 聖痕 (特別編) [DVD]

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2008/08/22
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2009年4月16日 (木)

BROTHER FIRETRIBE/BREAK OUT・・・85点

ブレイク・アウト Music ブレイク・アウト

アーティスト:ブラザー・ファイアートライブ
販売元:ユニバーサル インターナショナル
発売日:2006/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

じゃんじゃか鳴り響くキーボード熱いコーラス、適度にエッジの効いたギター・ワーク。あの頃 青春時代を過ごした人には熱い何かがこみ上げてくるに違いない。

これ、ライナーのバイオが面白いです。「もし、あなたの内側にほんの少しでもハード・ロックを愛する心があるのであれば、本作「ブレイク・アウト」を聴いているうちにあなたの髪は80年代風にカールしてしまうかもしれないので、ご注意あれ!」

ま、まさしく(笑)そんな楽しい80年代を想起させる音楽。

2ndアルバムは頭からキラーチューンが登場してインパクト強かったが、この1stも完成度は並ならぬものがあります。

熱いです。コーラスは厚いです。JOURNEY、VAN HALENの良いとこ取りで捨て曲も少ない。②③でメラメラと胸の奥底から燃え滾るようなものを感じる。⑤⑥、軽快な⑦も最高です。シンセ音がキレイだ。

映画『トップ・ガン』のサントラに収録されていたCHEAP TRICKの隠れ名曲『MIGHTY WINGS』のカバーが11曲目に収録されています。ニクイ選曲!CHEAP TRICKらしくないCHEAP TRICKの曲ですが、こういう楽曲もっと聴きたかったなーと思っていた時期があったのを思い出した。

尚、1stシングルとなった⑦のPVが収録されています。ライヴ形式の映像が楽しめる。

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2009年4月11日 (土)

映画『フライング☆ラビッツ』

Photo_8実在する日本航空のバスケ・チーム“JALラビッツ”をモデルに、ひょんなことから入部するハメになった新人CA(客室乗務員)の活躍を描く青春ユル系コメディ。主演は石原さとみ、吹き替え無しのバスケに挑む。

キャッチは仕事、ドリブル、恋、シュート。CA(キャビンアテンダント)が バスケ!? 爽快・感動・燃焼系ムービ-!!とあります。

バスケはターへーながらも中学のときに部活でしてましたので、練習
シーンとか、あ、こういうことやってたな~と、ふと懐かしく思いました。

スポーツの部活でどれかひとつを選ぶとすればバスケかな~、「ぜひこれがしたい!」という意気込みで取り組んだワケでもなく、なんとなく入ってしまったという記憶がうっすらあります。練習は思い出せばかなりハードでしたので結構な体力つくりになりました。いまじゃガタガタですけどね、、

主人公のゆかり(石原)は子供の頃、機内でスチュワーデスとのふれあいを体験し、念願かなって航空会社に入社。CA研修に取り組むが、手違いで会社のバスケ部に入部させられることになる。バスケなどやったことのないゆかりだが、いきなり林監督(高田純次)に試合に出るように進められ、ヘタレながらも持ち前の機敏さで活動をこなしていく。

涙ありのスポ根ものかなーと思って見ていると本質はそうではなく、くだけた笑いのあるユル系コメディでした。このダラダラ感についていけるかどうかです。

林監督も意味不明な経歴の持ち主で、高田純次の変なコントが随所で登場します。これは素じゃないですか!?最後まで監督らしくない監督。

Photo_4マネージャーに白石美帆が登場しました。これは知らなかったので嬉しい人選。CA研修生、バスケ・メンバーに真木よう子や渡辺有菜が石原と共に頑張っています。真木よう子は男っぽくなんか恐い。新人社員たちを叱る堀内敬子はらしいキャラで当然の如く厳しい演出。

どっちかというと、バスケのエピよりも仕事のエピソードのほうが好きですね。あのハムスターのシークエンスは頼もしいです。仕事、バスケ、恋沙汰、いずれもバランスよく展開させないと散漫な印象だけが残る映画になる。

しっかし、ゆかりの彼氏のエピソードはなんだったのでしょう・・雑誌に写真撮られたOBの女性とか。

Photo_2完全燃焼するというより、不完全燃焼で終わってしまうドラマですが、バスケ・シーン含めて「分かるな~」っていう部分も少なからずあるので、気楽に見れます。ユルくてダラダラな感じは中学時代の自分を思い出すところもあり、なんか面白い作品になってしまいました。レンタルで借りて見るくらいがちょうどよい映画です。


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フライング☆ラビッツ [DVD] DVD フライング☆ラビッツ [DVD]

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2009/02/13
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フライング・ラビッツ―新世紀スチュワーデス物語 (文春文庫) Book フライング・ラビッツ―新世紀スチュワーデス物語 (文春文庫)

著者:深田 祐介
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年4月10日 (金)

LUNATICA/NEW SHORES・・・78点

Photo

Music ニュー・ショアーズ

アーティスト:ルナティカ
販売元:マーキー・インコーポレイティド
発売日:2009/02/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ここのエントリでも示したとおり、去る2月に発売されたルナティカの4thアルバム。記事にするのが遅かったのは・・つまらなかったから(汗)

いや、何度か聴きましたよ、でも、印象に残らん(苦笑)。けして悪くはない、よく出来ている。しかし、シンフォ風味が激減したのは残念だった・・。アレンジに隙間ができて最後まで聴き辛い仕上がりになっているのです。

②や⑤なんてらしい曲だし、良い出だしだな~と思いつつ聴き進むとダレてくる。これまでのアルバムが良すぎたせいかな~

オススメはキーボードが効いた⑪。流麗なメロディが良いです。中盤のデジ風味も面白い。ボーナス・トラック⑫はギター・インストになってます。

ルナティカを初めて聴く人には思わぬ掘り出し物になるかもしれません。

・・近頃はもっぱらディレインばかり聴いてます。

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2009年4月 6日 (月)

映画『ザ・バンク 堕ちた巨像 THE INTERNATIONAL』

Photo 金融ビジネスを描いた映画ではまずオリヴァー・ストーンの『 ウォール街』(87)を思い出します。邦画なら『金融腐蝕列島[呪縛]』(99)とか。けれども、興味が無い話であればことさらチンプンカンプンで、ややこしい人物相関や専門用語に痛い目に遭う。

面白いか面白くないか。登場人物に感情移入できるかどうか。

邦題がずばり“ザ・バンク”なこの作品ですが、難しい金融闇ビジネスにメスを入れた話でありながらも、主人公の活躍が頼もしく、なかなか痛快なエンタメ作になっていた。

その世界を股に掛けるインターポール捜査官 サリンジャーにクライヴ・オーウェンが扮する。もさもさ頭に無精ひげ、女っ気無しのなんか苦労してそうな野暮ったい人物だが、組織からがんじがらめに遭いながらも男気ある活動を展開していく。

隣にいるのはニューヨーク検事局に勤める美女ホイットマン。サリンジャーと共に巨悪に立ち向かう検事補をナオミ・ワッツが好演している。

ルクセンブルクに本部を持つ国際メガバンクIBBCが捜査対象になっているが、そこから繋がる人物は幅広い。舞台もベルリン、リヨン、ミラノ、ニューヨーク、イスタンブールと飛びまくり。何処が何処だったか(!?)ちょっとややこしくなった。字幕テロップを用意してほしい。

ベルリンにて内部告発をしようとした銀行幹部から情報を入手すべく接触した検事局調査員がサリンジャーの目前で突然死。次いで銀行幹部も謎の事故死を遂げる。銀行にとって不利益な人物が次々と消され、証拠を覆される中、ホイットマンのサポートにより捜査を続行するサリンジャー。この映画で初めて知ったのですが、インターポールに逮捕権ってないんですね。各捜査機関への協力・情報提供などが主な任務とされる。

映画に登場するIBBCは91年に経営破綻した『BCCI』がモデルになっている。テロ支援、麻薬取引への関与、CIAとの闇取引などを行っていた。結構昔の話だなーと、思うことなかれ、今でも映画で描かれているような事は日常茶飯事なのかもしれない。銀行とはどういうものなのか、金融ビジネスの裏は、 「国家や個人でも同じ、人々を借金まみれにして“支配すること”」 だというようなセリフが劇中で語られていた。

冒頭に出て来た銀行幹部を殺害したのはIBBC頭取のスカルセンだった。側近のウェクスラーは殺し屋コンサルタントを利用し、IBBC疑惑に関与していた軍事メーカー社長カルビーニを暗殺。逆に、今度はサリンジャーに接近されたコンサルタントを殺そうと暗殺部隊を仕向ける。銀行にとって不要な者は全て消されていく。

大きな見せ場としては弾痕から犯人を特定していくサスペンスフルなシークエンスと、NY美術館の螺旋状の回路で、周りの観客お構い無しに派手な銃撃戦が繰り広げられるシーン。コンサルタントと対峙するサリンジャーだが、お互いの敵がウェクスラーの暗殺部隊に向けられることになってしまった。美術館壊しまくりな展開が、破壊美学のようなものをここで見ることに・・。

いつの間にやら捕獲されたウェクスラーに尋問するサリンジャー。あ、ウェクスラー役のアーミン・ミューラー=スタールはたまに大橋巨泉にみえます。似てない?ナオミ・ワッツも出演していた『イースタン・プロミス』(07)で見かけた俳優さんだ。どっかで見た顔だと後で気が付いた。

政府や諜報機関、多国籍企業、軍事産業、犯罪組織、この世のすべてのシステムに関与する巨大なメガバンクを裁くことは出来るのか、出来たとしても、その後に残存するものはなんなのか。

権力者に立ち向かい、追い詰めようとするヒロイックな様をサリンジャー捜査官と共有し、世界各地の街並みに触れる楽しみもある。ちょっと意外な役柄に挑戦したナオミ・ワッツの立ち位置にも注目だ。

Photo_4不甲斐無いラストに愕然とする向きもあるが、それがリアルで返って興味を抱かせる映画となった。世界的な金融危機に陥っているといわれる今日この頃、このリアリティは無視できない。

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2009年4月 1日 (水)

映画『バンク・ジョブ』

Photo実話ベースだということで気になっていた作品。タイトルの通り『銀行強盗』の話だが、思わぬ展開が待ち受けている。なんでも製作総指揮者の1人、ジョージ・マッキンドー氏は事件の当事者と面識があるようで、9割が本当の話、というから興味が沸く。

キャッチは封印された英国史上最大の銀行強盗事件──これは実話である。奪ったブツは、キャッシュとダイヤと王室スキャンダル

そうそう、盗んだブツがとんでもないもの盛りだくさんなのです。

1971年9月12日にロンドンで実際に起きた銀行強盗事件“ウォーキートーキー強盗事件”を基に描かれている映画ですが、報道規制〈英国政府の“D通告”国防機密報道禁止令〉により真実が封印されたという英国史上最大の強盗事件。

無線を使ったから“ウォーキートーキー”、外の見張り役と中の実行役の通信がアマチュア無線家に傍受されたがために銀行強盗がバレてしまったようだ。

・・といっても、警察はなかなか銀行の場所を特定できない。劇中では救急車を徘徊させ、それに見張り役が反応したところが犯行現場であると特定しようとするが、ちょうどその時に無線機を落っことしてしまった見張り役、そこが現場だと特定はされなかった。

嘘でしょ?と一瞬ご都合主義な展開だったけれども、ここからさらに話が二転三転していく。

発端は地下金庫に眠る王女のスキャンダル写真を奪うために、MI-5のティム(リチャード・リンターン)が条件付でマルティーヌ(サフロン・パロウズ)に持ち掛けた強盗計画。そんな理由は知らないながらも昔のよしみでマルティーヌの銀行強盗計画に乗ったテリー(ジェイソン・ステイサム)とその仲間達は、穴を掘っては地下から銀行に潜入、貸金庫に眠る「ブツ」を根こそぎ奪うことに成功する。

体格の良いジェイソン・ステイサムは今回格闘アクションかなり抑え目で、キビキビと主役らしい役どころを好演していた。

最初は独身に見えたテリーですが、綺麗な嫁さんと2人の子供に恵まれている。中古車経営で借金苦にあっていたのもあり、マルティーヌの計画に荷担したのです。彼女とは昔、恋仲だった。

盗んだ物の中には王女スキャンダル写真だけでなく、裏社会の様々な「ブツ」もあり、下院議員の醜態写真や汚職警官への賄賂を記録した裏帳簿など。

娼館経営で儲けている裏社会の大物ルー(デビッド・スーシェ)王室のスキャンダル写真を持っていた麻薬密売人の黒人運動家マイケルX(ピーター・デ・ジャージー)、MI-5が絡み、後半スリリングなドラマが展開。これ、実話ですよね。

Photo_2最初、誰が誰だったかちょっとややこしくなったが、だんだん明確になってきて、見応えのある物語になっていった。主人公がいったいどうやってこの困難をすり抜けていくのか?が見ものです。捕らわれた仲間は気の毒でした。犯罪を決行する人物から、権力者の恥部が暴かれるというなんとも皮肉。

大物、ジョージ・マッキンドー氏は当時の実行犯だと囁かれもしているが、真相は如何に。

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