映画『ブレーキ・ダウン BREAKDOWN』
カート・ラッセル主演の傑作サスペンス・スリラー、97年作。転職の為、東海岸からカリフォルニアを車で横断中に妻を誘拐された男が決死の反撃に出る。ぐいぐいと引き込まれる展開に身を乗り出して観てしまう後半。
怒涛のカークラッシュ&アクションが印象に残る。タイトル原題は“BREAKDOWN”、打破・故障・挫折。
実は先日仕事から深夜の帰宅途中に突然あるものが車の左横前方付近に激突してきました。何々!?唖然、呆然、で、ライト越しに目の前を過ぎ去っていった物体は『鹿』だシカ!!降りて見てみると見事にフロント横が凹んでいる!!!
現在修理に出しておりますが、いったいいくら金額が掛かることやら・・。車両保険には入っておりませんので(入ったところでバカ高だが)、現在私自身が凹んでいる状態です。普段は裏道を通って帰宅しており、これは暴走する大型トラックの多い国道を避けているからでもあります。
スピルバーグの傑作映画に『激突!』(71)がありますが、そんなカーアクション映画を彷彿とさせる部分がありながらも、この作品『ブレーキ・ダウン』はより明快な登場人物の登場により テンポよく描写されている傑作のひとつ。
交通道路に安全は無い・・。改めて痛感した次第ですが、映画の中では車が故障して立ち往生する夫婦に魔の手が忍び寄る。キャッチは以下の通り。〈始まりは何でもない車のトラブルだった…
あなたの後ろを走っているドライバーが 常人とは限らない。
全米を横断するハイウェイ「ルート15」で-- 最愛の妻が〈ら致〉された! 誰も信じてはくれない、誰も助けてはくれない……。〉
親切なトラック運転手に妻が拉致され、怪しい仲間に銃を向けられ、金を要求される主人公。やがて彼の怒りも頂点に達し、反撃に出る。
行け!ラッセル!!妻を取り戻せ!!!と、応援したくなる後半、ハラハラドキドキなカーアクションがラストで炸裂。悪役のトラック運転手の人物が一見幸せな家庭を持っている父親であるのが、また怖い。
普段安全運転を心がけたいものですが、こちらに非が無いにも拘らず、いつ何時に“激 突”されるか分からない。車と供にへこんでいる状態ですが、ちょっと忘れたいと思い、映画を見ながら現実逃避しています。『ブレーキ・ダウン』は2度目の鑑賞ですが、やっぱり面白い映画でした。
今回の『激突!』ぶりはリアルでした。
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