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2009年1月31日 (土)

映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

Photo_2

「この映画はいったい何を伝えたいのだろう?」と気になりながら観ていました。伝説のタイタニック・カップルが11年ぶりにスクリーンに復活。そういやレオ君とは同い年だったのね。ウィンスレットはひとつ上。あ、キャシー・ベイツも一緒に出ている。

“燃え尽きるまで”なんていうサブ・タイトルだから、主役が主役だし最初は「ホットなラブ・ロマンスなんだろうね、」と思っていました。ところが予告編を見るとどうも不穏な印象で、ラストが「!!!」という宣伝もある。

1950年代のアメリカ郊外が舞台。“レボリューショナリー・ロード”と名づけられた閑静な新興住宅街に暮らす、二人の子供に恵まれた一見理想的な夫婦。そのフランク(レオナルド・ディカプリオ)エイプリル(ケイト・ウィンスレット)を通し、結婚生活の理想と現実の狭間で揺れ、あって無いものを追い求め、不満を募らせる男女の姿が壮絶なまでに生々しく描写されています。

基本的にはこれまで実際あちらこちらで話にも聞いたような夫婦ゲンカの物語なのですが、ちょっとこのカップルは尋常じゃないというか、つくりもののカップルであるとしてもとてもまともじゃないように思えます。

これ見て誘発されるようなカップルや夫婦の方はおられないだろうと信じたいところですが、やたらとリアルに生々しく描かれているので独身者には冷や汗たらり状態だ。

なんでもっと思いやりをもって接することが出来ないのだろう、と感じるのですが、ウィンスレットの演技がかなりきていて凄まじかった。これ、ドラマというよりか、サイコ・サスペンス・スリラーの部類でいいのではないでしょうか。

彼女の作品では『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(03)が好きでしたけど、『リトル・チルドレン』(06)を通過した上でこの映画は納得の演出。

愛情をもって接することが出来ない男の側に否があるとばかり思い込んで見ていれば、どうも違う。フランクは仕事に不満があるかもしれないが家族を養える安定した収入があるサラリーマンで、ちゃんと彼女と向き合っていて幸せなんだね。

エイプリルも一見幸せなはずなんだけど、どうも彼女の場合は性格がもともとガメツイ印象で、浅墓な夢を追い求めているよう。やがて専業主婦という内的に閉ざされた環境に追い込まれ、壮絶な夫婦ゲンカのもと精神を病んでいくのですが、彼女は子供が嫌いなのか?とみられる場面も。

郊外という空虚な環境が一因としてあげられるのかもしれませんが、たとえ提案されたパリへの移住が実現してもこの夫婦は破綻していたのではないかと思います。彼女たちの相談役になると思われた家族・親戚がまったく登場しないのも不思議。

年収がちゃんと確保できていたとしても人格自体に問題があるから、どこいっても何をしても一緒じゃないかなーと思ってしまいます。

11_2エイプリルの心情を感じ取るにつけ、この映画を真っ当から評価できるのは主婦の方に限るのかもしれません。私はどちらかといえばフランクに一部、特に後半は同情して観てました。ウィンスレットはディカプリオと比べてすごい年上に見える。 映画としてはかなり見応えのある作品で老若男女問わずオススメできます。

近年稀に見るスリラー作でした。キャシー・ベイツはふたりを見つめる不動産屋のおばさん役、やはりサイコ・スリラーが似合う方だと改めて認識。

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2009年1月30日 (金)

映画『アンダーカヴァー WE OWN THE NIGHT』 

Photo“潜入捜査”。日本では違法捜査でも、アメリカのアクション映画では度々登場する話です。今回の作品の邦題がまさしく“それ”。上映館数少ない割には結構な豪華キャストで気になる作品でした。

プロデューサーとしても注目されるホアキン・フェニックスとマーク・ウォールバーグが犯罪サスペンス『裏切り者』のジェームズ・グレイ監督と再びタッグを組んだアクション・ドラマ。

前作のシャーリズ・セロンに成り代わって登場するのはエバ・メンデスクラブで働くボビー(ホアキン)の彼女の役で豊満な色気を放っている。

ボビーの兄はNY市警のエリート(マーク)であり、父親は警視監(ロバート・デュバル)。警官一家で育ちながらも反目し、夜の世界で活躍するボビーだが、秘密裏にロシアン・マフィアと繋がる組織にいるボビーの店に兄ジョセフ率いる市警の一斉検挙が入る。

ここで何故題名が『アンダーカヴァー』なのかと不思議に思うのです。一体誰が潜入捜査官なのだろうかと。

マーク・ウォールバーグがてっきり潜入捜査するのだろうと思っていたら、いきなり彼は組織の一味から報復の銃弾を浴び、瀕死の重傷を負うことに。

華やかな世界で生きるボビーにも兄の悲劇的な知らせが届く。彼は家族との愛情と組織の一員としての自分の立場から板挟みに遭いながらも行動を移します。

潜入捜査を強いられるのは実はホアキンの方でした。

兄を撃った黒幕と普段接しているボビーは、次に狙われているのは父だと知る。市警の保護を受けるボビーとその彼女・・。ある日移動途中に黒幕から襲撃を受け、父を失うことになる。

ここのシークエンスは印象的でした。どしゃぶりの雨の中を3台の車で保護を受けるボビー・カップル(彼らは真ん中の車)なのですが、雨で視界が妨げられている中でのカー・チェイスはまるで自分が運転しているようなリアリティがあり、なんとも怖かったです。

カップルの心境、家族愛・・。地味な作風は『裏切り者』とよく似ていて、ひたすら淡々としたドラマが進行していきます。

Photo_2それでも退屈しないのは、緊迫感のある潜入捜査のシーン、カー・チェイス、取引現場での掃討、復讐・・とアクション・ドラマの醍醐味が描かれているからでしょう。

警察官として生きる心情は、 「こういうものなんだろうな~」と納得の、型破りなアクション映画とは違う淡々としたリアリティがあります。

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2009年1月28日 (水)

LAFEE/SHUT UP・・・82点

シャット・アップ Music シャット・アップ

アーティスト:ラフェー
販売元:EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
発売日:2009/01/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

既に本国ドイツでは2枚アルバムをリリース済み、15歳のとき発表した1st『Lafee』でさっそくチャート1位となり、人気スターへと駆け上る。プロデューサーのボブ・アーンズの手腕が発揮されているようです。今回英語詞により、本邦デビュー!

歯に衣を着せぬ彼女の詞エヴァネッセンスにモロ影響を受けているゴシック・メタル・サウンドが特徴。

中の写真を見ると5人組バンドのようであり、キーボードもいる。冷たいピアノの音色とデジ風味はまさしくエヴァネッセンス。歌唱力が特別あるようには思えませんが、淡々と抑えたリリックはこの世界観に合っている。

聴き終えた後にもうひとつ印象に残らないのは曲そのものに躍動感が無いから。これが果たして日本人にも受け入れられるかどうかだ。

結構メロディアスな曲も多いし、ガールズ・ポップの中でも確実にヘヴィ・メタルのカテゴリーで語られるべき音楽性なのでより多くの人に聴いてもらいたいと思います。

ゴシック・メタルが好きな人は要チェックです。

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2009年1月24日 (土)

LUNATICA/FABLES&DREAMS・・・88点

フェイブルス・アンド・ドリームス Music フェイブルス・アンド・ドリームス

アーティスト:ルナティカ
販売元:マーキー・インコーポレイティド
発売日:2004/09/22
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2月25日に待望の4thがリリース!という事で、スイスの5人組シンフォニック・メタル・バンドの2ndアルバムをご紹介。

3rdの記事はこちらで既に書いておりましたが、うっかり忘れてはならないのがこの2nd。

最初聴いたときは感動しましたよ~。勇壮なイントロの①から②へ。モロNIGHTWISH風のキーボード、コケティッシュな女性ヴォーカルが加わり、しっかりエッジのあるギターも活躍。叙情性たっぷりのメロディも完璧です。

デジ風味も活躍するところはEVANESCENCE的で独特なのですが、適度にヘヴィでゴージャスなKeyが存分に楽しめますからなんとも美しいサウンドが心地よい。踊るような楽曲③も素晴らしい。

タイトル曲のピアノ・バラード④はとても切ない名曲。

捨て曲が無いです。哀愁メロディにとろけそうになる⑤、男女Voの掛け合いが面白いアップ・ナンバー⑥、オペラ調のコーラスが登場する⑦・・⑧~⑩の流れもカッコイイ。

ひたすら冷たい空気に満ちたバックのキーボードがとても印象的な作品。もう4年前になりますが、事前知識もあまりなく、期待せずに聴いたアルバムだったので当初は結構な衝撃作でした。

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2009年1月23日 (金)

映画『光州5.18』

Photo_2 ちょっと久々に韓国映画を観てみよう・・と気になったこの作品。光州事件を題材にした映画で、1980年5月18日から10日間に渡り、光州市で起こった民主化を求める活動家とそれを支持する学生・市民が軍の制圧により多数の死傷者を出した事件を基に描かれる。

凄く悲劇的で残酷な話。唯一看護師のヒロイン・シネ(イ・ヨウォン)の姿に救われた印象です。

この映画を見るまではまったく知らなかった事であり、当時は軍の完全統制によりまったく報道されなかったという。ドイツ人記者により諸外国では報道されたらしいが、劇中新聞の紙面に報じられた場面は市内での救われない状況下の中に少しだけ挿入されていた。それでもアメリカは動かない。

北へ向かっていると思っていたのか、冒頭、軍用機で移動途中の兵士が「南へ向かっている・・」とつぶやきます。上層部からは何も知らされていない様子です。

79年、パク大統領暗殺後に軍部がクーデターにより実権を掌握した。

ごくごく平和な光景のいつもの日々に突如現れる戒厳軍。前半は何気ない青春ストーリーな展開ですが、一気にありふれた日常が惨劇に変わる。

もしこんな事が日本でも起こったら・・なんて思うとゾッとしますね。登場人物には少なからず感情移入できたかと思います。

頭のいい弟ジヌ(イ・ジュンギ)と二人暮らしのタクシー運転手ミヌ(キム・サンギョン)。弟と同じ教会に通うシネに思いを寄せるミヌは3人で映画を見に行くチャンスを得るが、外では民主化デモ隊と軍の衝突が始まり、やむをえず3人も巻き込まれる

シネの父親(アン・ソンギ)はミヌの会社の社長であり、空挺部隊の元軍人。この主要登場人物を軸に話は進行していきます。

韓国産らしいオーバーアクトな演出が目に付きますが、実話を基にしているだけに真面目に直視していました。

何故そのような経緯になったのか説明不足な為か、只々残酷なまでに撃ち殺される人々の姿が理不尽でいたたまれない。軍部の行動も描かれますが、なんだか個人の只の張り合の為に200名近い命が奪われていますからバカらしくて怒りさえ込み上げてきます。

Photo事実はもっと複雑で映画のようなものではないかもしれません。こんな事が起こりえた背景に興味を持ち、考えてみるのに重要な作品です。「暴徒じゃない」と抵抗した主人公、ラストで投降し、じっくり後で話し合うという解決策はもう無かった。せめて生き残って欲しかった・・。

「私達を忘れないでください・・」ヒロインの後姿が印象に残ります。

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2009年1月22日 (木)

オバマ米新政権発足

2009年は良い意味で分岐点になる年・・そう願わずにはいられない中、新たなアメリカの姿、世界の動きを目撃することに。

映画の中でも様々な「アメリカの姿」を見てきましたが、
    ここまでドラマティックな瞬間はそう見られることは無いです。

新しい希望と入り乱れる不安。

TV・新聞・ネットでしか情報を得られない「遠い国」の物語にしてそんな現実なんか、直視・理解できるのか?ってところもあるのですが、個人の生活にも大きく影響されるであろう世界規模の動きは今後も注目せざるを得ないです。

米国初の黒人大統領になるバラク・オバマ氏の率直な印象は「親近感」「品格」ある紳士。優しさ、幸せ感が漂っている。

包容力のある人で、「私があなたの立場なら」という敵を見方につけるほどの魅力が世界を大きく変えるかもしれない・・という期待感があります。

ヒラリー・クリントン国務長官、ゲーツ国防長官、ジョーンズ国家安全保障担当大統領補佐官・・と、リンカーンの再演といわれる“チーム・オブ・ライバルズ”の存在もちょっと気になるところで、
いわば宿敵同士ともとれる新布陣が今後うまく機能するのかどうか?内部抗争に発展しなければいいのですが。

二つの戦争、核問題、経済危機に地球温暖化・・と難問ばかり。


また映画の中でも語られる日がくるでしょう。

良い年になることを願って。

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2009年1月21日 (水)

映画『007 慰めの報酬』

Photo_16カジノ・ロワイヤル』から異例の続編となり、しかも前作から1時間後の設定で冒頭から激しいカーチェイス&銃撃戦の嵐、巻き込まれる周りの人達が気の毒だ~と思うのは暴走気味なボンドの活躍が目立つから。

それにしても前作は良く出来た物語で、生身の肉弾戦・銃撃戦が目立つ中でも、ヴェスパーの存在感があったからこそ印象に残っている。

今回も新たなボンドガール、カミーユ(オルガ・キュリレンコ)が登場しますが、色恋沙汰はほとんど無し。ヴェスパーの姿を引きずっているボンドの不条理ストーリーを見ている感覚です。

キャッチに「傷ついた心が、共鳴する」とあり、それは愛する女性を亡くしたボンドと悲痛な過去を持つカミーユの行動心理を表しているかのよう。

リアル志向を受け継ぎ、今回も秘密兵器なんかは登場せず、結構地味な作風になっていPhotoた。前半は正直ちょっとウトウトしかねない展開(汗)偽善エコロジーな会社組織のCEOであるドミニク・グリーン(マチュー・アマルリッ ク)と、共謀するボリビアの将校。時代を反映させたかの設定がいいのですが、もうひとつ何をやっている組織なのかが分からず尻切れトンボな印象もある。

前作から繋がる謎のテロ組織は皆やってることバラバラで、それは当然なのかもしれないが、どう取引されているのか観ている方には微妙に理解しにくい。

たとえばこのサイトなんかを見て人物相関を予習してから作品を鑑賞するほうが分かりやすくていいかも。事前知識ほとんど無しで観ておりましたが、カミーユの正体を知ったときは「へぇ~っ」って思いましたから、彼女が何者かなのだけは知らなくていいかもね。

MI6の元諜報員マティス、カジノでボンドに手助けをしていたCIAのフィリックスも再びさりげなくお目見えし、それはそれで味があって良い。

M続投するMはボンドにとって母親のような・・というか、それ以上のよき理解者。今回も前作にちなんだやりとりが見れてその存在感は必要不可欠なもの。こんな頭の切れるおばちゃんは近所にはいないよな・・。(いたら怖い)

愛する女性を亡くし、何に立ち向かっているのか分からないながらも闘いに挑んでいるボンドの姿はジェイソン・ボーンを思い出します。ダニエル・クレイグのボンドはボーンの対抗馬になるのか!?

ボンドとカミーユ、行動を共にするふたりのアクションは後半から面白くなってくる。惜しむKらくは、人物背景をもう少し掘り下げて魅せてくれれば良かったかなーと思います。フラッシュバックで、ヴェスパーの過去の姿なんかを挿入しても良かったような、、淡白なボンドの心情がどうも・・っていう物語に終始してしまって、カミーユも同様にもうちょっとドラマが観たかった。

見応えはあるんだけどあっさり早く終わってしまい、どうも印象に残りにくい映画でした。故に記事にするの遅くなりました・・。これ観た後に『カジノ・ロワイヤル』を観ると、「ああ・・カジノ、やっぱり面白い」って、思っちゃいます。

その後、さらにもう一度『慰めの報酬』を観ると、もしかして1回目より楽しめるかも(!?)クレイグ版ボンドはまだ続くようだし、早くも次作に期待。 ヴェスパーは実は生きていた!!なんてことには・・なりませんわな(^ ^;

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2009年1月20日 (火)

映画『007 カジノ・ロワイヤル』

Photo_3007 慰めの報酬』の公開に合わせてセル版DVDで拝見した本作。人物相関がやや複雑な為、最低2度観てこそ楽しめる作品と実感しました。『慰め~』は先日先行上映で観ましたが、なるほどちゃんと繋がっていて、シリーズ異色の続編というのも肯けます。

『カジノ』を『慰め~』前夜に復習して、さらに『慰め~』を観た後にもう一度『カジノ』を観るっていうのがより作品を奥深く楽しめるものではないかと思いました。

元々007シリーズに特別思い入れが無いので『カジノ』を劇場で観るのはスルーしてました。ピアース・ブロスナン主演のシリーズはまぁ、楽しんでみてましたが、あのおちゃらけた感じがど~も、感情移入できなくて、イマイチ乗る気になれないのです。

ところが、この作品はお得意のハイテク機器やらプレイボーイなボンドは登場せず、ひたすら硬派でなんかリアル。後半からは切ないラブ・ロマンスも盛り込まれていて意外や意外。

007の第1作は『ドクター・ノオ』(62)になりますが、その10年前に既にボンドの活躍はドラマで映像化されていて、それがイアン・フレミング原作の『カジノ・ロワイヤル』。権利問題で映画化されなかった作品が6代目ボンドを務めるダニエル・クレイグ主演で遂に実現した。

ダブル・オーの地位に昇格したばかりの若きボンドですが、ダニエル・クレイグは結構老け顔なので、随分ベテラン諜報員に見える。それでも、M(ジュディ・デンチ)とのやりとりや独りよがりな暴力的な行動から「やっぱり若いのか」と納得してしまうシーンがあります。

あの安っぽいオープニング・タイトルは本作には似合わない。これは『慰め~』でも感じましたが、マジメ・モードな物語からはスタッフの新たな心意気みたいなものを感じます。

スピーディーな冒頭の追跡劇から目を見張るものがあり、肉弾戦も目立ち迫力あります。

謎のテロ組織の幹部であるミスター・ホワイトと繋がる男ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)。テロ資金運用の為にポーカーで稼ごうとする彼に対抗するボンド、その行方は!?

ポーカーのシーンと休憩時間における暴力シーンの対比がなかなかうまい仕上がりだった。

キャッチは最初の任務は、自分の愛を殺すこと。〉彼はとても魅力的な女性に惹かれ恋をし、愛するが、結末はあまりに切ないものでした。

財務省から送り込まれた美貌の女性ヴェスパー(エヴァ・グリーン)が中盤から登場してからというもの俄然話は面白くなり、ロマンティックな色合いが印象に残ります。

Oo72仕事に忠実であるがゆえに本来あるはずの幸せを手にすることの出来ない苦しさ、悲しさ が切実なまでに伝わってきます。ボンドとヴェスパーの最期は切ないが、案外あっさりしている。Mが言う「誰も信用できないの?」「学んだわね」なんていうセリフはそのまま『慰めの報酬』に引き継がれます。

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2009年1月19日 (月)

STURM UND DRANG/ROCK'N ROLL CHILDREN・・・86点 

ロックンロール・チルドレン Music ロックンロール・チルドレン

アーティスト:シュトゥルム・ウント・ドラング
販売元:BMG JAPAN
発売日:2008/12/03
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フィニッシュ・メタルの未来を担う若き5人組ロック・バンドの2ndアルバム。

デビュー・アルバムからしてかなりのクオリティでしたが、さらにサウンドが硬質になりコーラス・ワークも絶妙、LAメタル風のナンバーもうかがえてカッコイイ。

疾走感のある①~③の流れが絶品で、溌剌とした若さ溢れる魅力はやはりソナタ・アークティカあたりを想起させます。まだ、10代だから・・と敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんが、前作よりもパワフルになり一皮剥けた印象。

これまで5・6回は聴いてますが、爽快なまでにすんなり聴きやすいサウンドが良くゴリゴリっとした質感のギターに流麗なヴォーカル・メロディが痛快で飽きることが無い。

叙情的なバラード⑤や哀メロ・ナンバー⑦、ハード・ポップ⑧、爽快なメロハー⑨と北欧メタルらしい曲に、骨太な④⑥&コーラスが冴えるバラード⑩とアメリカン・ハードの大らかさも兼ね備えたアルバム。

さらに突き詰めて、“自分たちらしさ”が出てくれば凄いバンドになりそうな気がする。

かつてのEUROPEのように、大きく羽ばたく日はそう遠くは無いかもしれない、若さ漲るバンドの登場だ。

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2009年1月16日 (金)

新ドラマ『リセット』第1話「ひきこもり女の復讐」

昨日放送されたスペシャル・ドラマ『リセット』が後味悪い終わり方だったので気を取り直して見てしまった第一話。

安めぐみ主演。サイコ君とひきこもり女性の出会いがもたらす悲劇、これも後味悪い(汗)リセット男・田中の行動が意味不明(苦)。

このまま、ブラック・テイストでいくのでしょうか、時間あればまた第二話も見てしまいそうです。

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SPドラマ『リセット』

1月15日放送の3話オムニバス形式で届けられたスペシャル番組、

「あの時こうすれば・・」という人生の分岐点を描く不条理物語。

タイムスリップものは面白いので見てみました。

◎「涙の選択」
アルツハイマー病にかかった母親を、施設に入れなかったことに後悔する由良(京野ことみ)。彼女は妊娠しているが、暴れだす母に突き飛ばされた時下腹部をぶつけ、流産したのだ。
そんな時、
人生をリセットすることが出来るアンリ(津川雅彦)から携帯に着信があり、選択を余儀なくされる。母を施設に入れたはいいが、彼女は飛び降り自殺した。「このまま死んでくれたら・・」と正直に思った彼女は吐露するが、悲しみのあまり再びリセットする。

【感想】全ての記憶は残ったまま、だからこそ、彼女は全てを受け入れ、自身の人生を俯瞰してみれるようになった。


◎「俺の世界」


【感想】友人への責任のなすりつけです。結局原因は自分自身にあるんだと。チュートリアルとブラマヨのコントに終始してました(笑)


◎「恋のゆくえ」

平凡な主婦となった香織(片瀬那奈)だが、かつての恋人・信生(忍成修吾)が映画監督として成功したことを知り、彼と別れたことを後悔する。
リセットし、親が進める男性(田中直樹)との出会いもひとケリ、信生との人生を選ぶが、おんなたらしのダメダメな信生の姿を知るも彼に映画を完成してもらいたいとつくす。

【感想】こんな野郎にひっかかると大変だぞーっていうのを提示しつつ、知りすぎた彼女の取った選択は非情。まわりにとって随分迷惑な女性でした。

で、残酷な死に方をしたココリコ田中さんが何億年も前から続くアンリの仕事をまかされることになります。
新ドラマとして続く『RESET』第一話へと継承され、以降、気になる方はぜひドラマをご覧あれ!といったところです。

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2009年1月15日 (木)

映画『ゲーム・プラン』

Game_plan__3 「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」(01)で映画デビューを果たし、以降「スコーピオン・キング」「ランダウン」「ワイルド・タウン/英雄伝説」とアクション映画一辺倒で活躍すると思われたWWE(アメリカ最大のプロレス団体)所属のザ・ロックハートフル・コメディにチャレンジ。

拍手喝采、全米2週連続1位になったにもかかわらず日本では何故だかビデオ・スルーになっていた作品。

NFLのスーパースターに扮し、たくましいながらもいつになく笑顔を振りまくザ・ロックと 彼のおしゃまな娘役になるマディソン・ぺティスの魅力を主軸に、バレエ教室の先生になるロゼリン・サンチェス、エージェント役のキーラ・セジウィックと実力派俳優も脇を固め愉快でホロリとくるドラマが楽しめます。

実力・金と名声を手にしたスター・プレイヤー、キングマン(ザ・ロック)は愛犬ブルドックと何不自由なく悠々自適な暮らし。ボタンひとつであらゆるものが動作するスタイリッシュでゴージャスなお部屋が素晴らしく、なんかうらやましいわ。

そんなお部屋に突如として現れた少女ペイトン(マディソン・ぺティス)。彼女はなんと自分の娘だと言い張る始末で、そんな事情は知らないキングマンは気が動転。母親が不在の間同居すると言い出した彼女だが、ここからふたりのドタバタ劇が展開する。

いきなり父親?っていう映画はこれまでも何本かあったような気がしますが、ザ・ロックがコミカルに演じるからこそ面白い!ってーのもあり、子役の女の子も地味だけど徐々に可愛くなってくるから楽しいです。

花形プレイヤーになっていても、優勝できないのは大切なものを忘れているから・・っていう成功の法則みたいなものが狭間見える作品だね。

アメフト全開な映画かと思っていたら、バレエのエピソードがうまく挿入されていて、ペイトンから引き寄せられるようにバレエ教室の先生とのラブ・コメなエッセンスが絶妙でいい感じ。

Thegameplanpubd_2先生役のロゼリン・サンチェスサンドラ・ブロックに似たお綺麗な方でして、役柄もゆるめの作品にピリッと引き締め効果を発揮されていて良い。彼女の立ち位置はキングマンにとってどれほどのものなのかなーと思っていたら、なるほどペイトンの意外な真相が明らかになり今後の展開を予感さる。

笑ってホロリなファミリー向けの楽しい一本です。

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2009年1月14日 (水)

SKILLET/COMATOSE・・・85点

Comatose Music Comatose

アーティスト:Skillet
販売元:Lava
発売日:2006/10/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ストリングスを配したイントロからなかなかにインパクトのある①、キャッチーなメロディとヘヴィなバッキングが『ニッケルバック』タイプとすぐに想起させるが、女性ヴォーカルも挿入させ、艶やかな印象を残す。

思わずジャケ買いした06年の作品ですが、聴いてみて当たり。男女4人組のUSヘヴィ・ロック・バンドです。現状、国内盤が出ていないのが不思議なくらいクオリティが高い。

裏面のジャケ写に美女2名が写っていますが、ヴォーカルのJOHNとキーボードのKOREYは夫婦であり、ドラマーが女性というのにも注目。

②⑤⑧のように、ピアノのもの悲しい旋律を聴くとゴシック・メタルにも通じるものがあり、『エヴァネッセンス』あたりと近いともいえる。

バラードもしっかりアクセントになり、アコースティックな③、大らかな⑥、そして壮大な⑨はかなり感動的だ。

後半キラー・チューンとなる⑩がまたかっこ良い。これ、女性ヴォーカルでも聴いてみたいな~。

モロ『リンキン・パーク』なラスト⑪で幕を閉じる。

日本でももっと話題になってもおかしくないバンドの作品です。

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京都で満腹

Pap_0006京都にて、CD屋行ったり本屋行ったりうろうろ。珍しくこの日は映画を見に行ってない。

というのも、仕事がちょうど終わった親戚(←写真前方の方)と合流することになり、プチ新年会みたく、焼肉を食することになった。実にこの日以来の合流です。

忙しいですからね~2年ぶりだ。

販売業としては仕事が今のところ一部ほぼ同じなので、その話題につきません。休みの日はフリマで似顔絵師としても活躍されているそうで、同じくイラストを描くのが趣味な人間にとっては話題沸騰。住んでいるところは離れていても、何かしら幼少期から影響を受けているんだな~とつくづく思います。

知らないオススメ漫画を教えてもらい、数冊買うことに。


で、焼肉・焼肉♪


Pap_0007_2 

















はぁ~食べ放題、満腹です。久々にゴチになりました。



Pap_0008_2







凍える町並み・・

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2009年1月11日 (日)

EQUILIBRIUM/Sagas・・・89点

サーガス(DVD付) Music サーガス(DVD付)

アーティスト:エクリブリウム
販売元:マーキー・インコーポレイティド
発売日:2008/09/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ダークなジャケが購買意欲をそそらずスルーしていたアルバムですが、メタル友が絶賛していたのでじっくり聴いてみました。おお!これは素晴らしい(笑)前作『神々の紋章』を上回っております。

北欧神話を題材に進軍するヴァイキング&ペイガン・メタルの覇者による2ndアルバム。

ガナリ系ヴォーカルは苦手なほうで、「普通に歌えよ」なんてこと思うときもありますが、美醜渦巻く展開は「面白い」と感じるのも事実で、デス系バンドの作品もたまに聴きます。まぁ、ほとんど失笑ものだったりするのですが(汗)

このバンドのサウンドは、Voパートは叫びまくっていますが、かなりゴージャスなシンセ・サウンドが壮大なまでに大活躍し、今回やたらと疾走しまくっていて痛快!!なんじゃこりゃ(笑)森メタル・クサメタル大好き人間にはたまらん作品だ。

メロパワ色が濃厚でヒロイックなまでに怒涛のごとく駆け巡る音の嵐に眩暈がしそうになる。しらぬ間にヘドバンしてますぜ。「よ~し、おにーさん、今日も一日頑張るぞ~」って感じで、ある意味これは一種の応援歌だな。

②③・・といきなりキラーチューンで攻めてきますからたまりません。しかもこれ、このテンションが最後まで持続するし。チルボドあたりと比べてもこの迫力は大したもの。

ラストの16分にも及ぶインスト曲の凄まじき事。起伏に富んだ勇壮で壮大・スリリングなパートが映画のサントラのようで悶絶。

尚、付属のDVDはしょぼいのでオマケ程度の認識でいいでしょう。
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2009年1月10日 (土)

映画『ワン・ミス・コール ONE MISSED CALL』

Photo_2洒落たパッケージに引き寄せられるがままに見てみたこの作品。柴咲コウ主演 『着信アリ』のハリウッド・リメイクであるが、果たしてどんな味付けが施されているのだろうか。斬新な展開が待ち受けていれば嬉しいが!?

数日後の着信日付で奇妙な着信音にてかかってきた携帯電話から発せられる死の呪いの連鎖。そこには各々の死に際が目されている。

主演の大学生べス役に『ロック・ユー!』(01)『カタコンベ』(07)のシャニン・ソサモン、彼女と行動することになるアンドリュース刑事に『15ミニッツ』(01)『幸せになるための27のドレス』(08)のエドワード・バーンズ。地味な配役ですが、後で「あ、こんな映画にも出てたのですね」と気付きました。

今や日常生活の必需品となったなんでもありの携帯電話ですが、このツールを使えば様々なバリエーションの作品が出来そうな気がします。

とはいっても、このリメイク版はオリジナルにほぼ忠実。なぁーんだっていうガッカリ感もありますが、ちょっとラストのオチが違っていた。

日本版の方はホラー映画として残虐な死に方がやたらと目に付いて印象に残っていますが、ストーリー性が薄っぺらく「これ自体駄作」だと思っている私にはアメリカ版への期待がちょいとばかしありました。

全体的に登場人物が抑えた演出でよろしいのですが、あまり怖くは無い。パッケージの怪物くんらしき物体も随所で登場して嬉しいですが、逆にアレをあんまり出されると笑ってしまいそうで怖くない。デーブが出てきたときは「は?」って思っちゃいました。笑えます。

死の予告としては映画『ファイナル・デスティネーション』(00)ぽいシーンもあり、結構あっさりしている。あんまりグロいところはないです。最後の火災現場での焼け爛れたゴースト(生きている!?)は不気味でしたが。

Photo_3携帯をツールとした面白み、虐待をテーマに母親がもたらす愛の罪深さ、解き明かされる 謎、ホラー映画としての醍醐味、いろいろありますが、オリジナルを見ていない方の為の映画であったかのように見えます。これ、海外での評価はどうだったのだろう。

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↑このカオ、目が口になっているところがナイスルッキン。

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2009年1月 9日 (金)

任意の交通安全協会費

免許証申請の為に警察署へ。

御苦労様です・・

とか思いつつも事務のお姉さんへ手続きをしにいきます。

毎回付随する交通安全協会の会費ですが、「任意」と聞こえたので「いいです」と優しくお断りしました。

“付随している”謎の金額。昔からその体質は変わっていなかった。

お金の問題ではないですね、気持ちの問題です。

安全運転は心がけます。


事務のお姉さんは無言でおつりを返してきました。

ちょっと「ムッ」としたのか、別に言うこともなかったのか、

何か言われると思ったのか、

つり銭くらいは声を出して言ってほしいものです。



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2009年1月 8日 (木)

映画『ホワイト・ライズ WICKER PARK』

Wicker_park_2先日『アフタースクール』を観て思ったんですけど、やっぱり時間軸を交差させる物語は面白いなーと。『バタフライ・エフェクト』『イルマーレ』のような傑作もありますが、この『ホワイト・ライズ』(04)もなかなかの作品。

寒い時に観るとちょうどよい、切な系のラブ・サスペンス。最初観たのは3年くらい前になりますが、スタイリッシュな映像美とラストの泣きどころがエモーショナルで印象に残っている。

監督は『ラッキーナンバー7』のポール・マクギガン。主人公マシュー役ジョシュ・ハートネットとはこの作品に続いて2度タッグを組んでいた。

今回この映画を観るのは2度目になります。白銀の世界がキレイで感動的な映画だったのですが、謎々ストーリーであった為にいまいち理解できていないところもありました。

過去と現在が交差しまくりで、登場人物も交差しまくり。おそらくあと2度3度観ないと完全に理解できないんじゃないかと思ってしまうほどに時間軸の交差が激しい。2年前?現在?昨日?今日!?とんとん拍子で場面転換がある。

結婚を目前に控え、今や広告代理店で勤めるマシューは仕事もプライベートも順調であるかに見えた。ある日カフェ(レストラン)で2年前に姿を消した恋人リサ(ダイアン・クルーガー)らしき人物を見かけ、彼女の本当の気持ちを確かめるべく後を追います。

彼女なのかどうなのか確信が無いままに追うのですが、何か感じ取るものがあったのでしょう。やがて辿り着いたアパートの一室には、同じリサと名乗る女性(ローズ・バーン)がいたのですが、何故だかその女性と一夜を共にすることになる。

悪戯に引っ掛かってしまったマシューの冒険が始まるのですが、驚愕の真相を目撃することに。

大切な仕事をそっちのけにして2年を経過した今でも彼女を探し出すのだから相当なもの、婚約者への気持ちはどうなっているんだ?と疑問に思いつつ、話は進行する。

ダイアン・クルーガーの美貌がうまく引き出された作品。マシューと初めて出合った時の彼女、もうひとりのリサと一緒にいる時の彼女、マシューと再会するときの彼女。現在・過去、どちらの彼女なのか最初見た時はちょっとややこしいがいずれも輝いて見える。

Josh_hartnett4_3ラストはとても切ない。あれはハッピーエンドなのかどうなのか。“婚約者”の女性からしてみたらとんでもない話でもある。実はその婚約者の女性が、劇中一番まとも(美人)だったのかもしれない。うーむ、でもスタイリッシュな作品です。

エンディングがエモ系バンドのバラードが似合います。

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仏版オリジナルのジャケ写↓

Photo_4

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2009年1月 4日 (日)

2008年を振り返る

Happy New Year!(遅っ)

ということで、明けましておめでとうございます(汗)。

昨年は映画感想文68本HR/HMレビュー71本でお届けしましたこのブログ、よく続けられたなーと微妙に感心しております。ほぼ半々の記事の割合になってました。

インプットしたものはアウトプットしようってことで、少なからずメディアへの影響も考慮しつつ書き綴ってまいりましたが、読み返すとやはり変な文章も見かけます(やや弱気)

映画を見るのは只の娯楽だから、面白いか面白くないかだけという意見もありますが、記事を書くようになってから「映画を読む」という作業を自分でも信じられないくらい多くするようになりました。

面白そうだから観に行く、友達と話題になったから観に行く、ってのが普通でしたが、ブログに記事を残したいと思ったから観に行くことも結構あります。

只単に現実逃避して否日常を体験するというより、日常生活とリンクして「映画を読む」感じです。

アルバム・レビューはほぼ一貫してメロディアス・ハード系に絞りました。フィニッシュ・メタルの躍進が極めて高いのも影響しています。レビューに記載していない傑作(デス系含む)もありましたが、追々また書き残せたらなーというところです。

映画とHR/HMの記事は別々のブログで管理してもいいかなーと思うこともありましたが、「メタルが好きなやつでも、こんな映画ブログを書くやついるんだよ」ってのを提示したく、まとめて書き続けています。

映画とリンクしてもっとHR/HMが盛り上がればいいのにと、常日頃思っています。まぁ、ぼちぼちですが、アクセス数は増えてきているので、なんとかなるかな( ^ω^ )

アメリカ映画でフィニッシュ・メタルがかかるような事はないでしょうが、できたら、サントラの紹介もしていきたいなー・・「トップ・ガン」のようなサントラが出てくれば面白いのに。

そんなこんなで、今年いくつ映画を見れるか分かりませんが、その時々の心情を盛り込みつつ、楽しくいきたいと思います。

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2009年1月 2日 (金)

映画『P2』

P2_2地下駐車場2階、クリスマス・イブの夜に残業を終え、ひとり帰宅途中の女性が一晩中監禁される恐怖を描いたサスペンス・スリラー。これは監視カメラの必然性を皮肉ったかのごとき、孤独な警備員サイコ君の物語でもある。

新年早々何観てんの?って感じなのですが、何気に空いてた一本を借りて見てみました。

実話を基にしたものらしく、確かにありそうな事件ですが、パッケージ見ると最初警備員に女性が助けられる話・・かと思っていたらこの警備員自体が犯人という設定。

この男がまた今の日本にもいそうなキャラクターでして、孤独で友達がいないひきこもり警備員(ウェス・ベントリー)

グロな描写も出てきて『キレる』瞬間の恐怖演出が怖い映画ですが、精神的に主人公の女性(レイチェル・二コルズ)を追い詰めてはいるものの、彼女自体には暴力を振るわないという変わった優しい男でして、歪んだ愛情が悲劇的。

監禁されるとはいえ、舞台は広い駐車場とさらにエレベーター。ここをうまく利用して、逃げる・追う様をスリリングに描ききっています。

偏執狂なサイコ君の純愛ともいえる行動があまり怖くないのですが、そこが観やすいというか、痛い場面が意外と少なくて反撃に出る女性の活躍が痛快です。

白い薄着ひとつで闘うレイチェル・二コルズ、美しくも強い女性像を体現している。後半のカーチェイスも見もの。

P22脚本・製作をハイテンション」「ヒルズ・ハブ・アイズアレクサンドル・アジャが手掛けて いますが、思ったほどグロでダークな映画でもなく、冒頭のレイチェルの登場警備員室のデコレーション、脱出した後の地上における白銀の世界など、スタイリッシュな作品として印象に残る稀なスリラー作であったと思います。

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