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2008年12月31日 (水)

映画『ワールド・オブ・ライズ BODY OF LIES』

Wol_2見たいのは、CIAの諜報活動が如何にして行われているかということ。本部のエリート局員ホフマン(ラッセル・クロウ)と現地の工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)のやりとりから見えてくるのは空前絶後の騙し合い。彼らの“思いつき”ひとつで世界が動く。

フィクションとはいえ、原作は中東問題に精通するベテラン・ジャーナリスト、デイヴィッド・イグネイシアスによるもの。

「いま、世界でこんな事が起こってますよ」と陰惨たる現場を提示してくれていますが、次にとる行動はなにか、それはラストのフェリスの決断からも示されるとおり、個人として「大切な人のもとにかえりなさい」といったところなのかもしれない。

しかし、対比して描かれる上司ホフマンは非人道的といえる決断をすんなり下す戦略家でありながら、〈表向きかもしれないが〉家族を愛する良きパパとして描かれている。いったい何人の命を犠牲にして生計を立てているのだろう。

ここが怖いところであり、見て見ぬふりをし、「あなたの周りにもこんな人で溢れてますよ」なんてこと語っているような映画にもみえる。

ショッキングなのが、世界規模の無差別爆破テロ組織の首謀者をあぶり出すべく、彼らを上回る爆破テロ組織をデッチ上げようと思いついたフェリスの一言。それに即座に乗るホフマンにも驚きだ。

遠目から見て、そんな作戦上手く行くわけないじゃんって思うのですが、爆破事件を報道させ、一般市民をテロ首謀者に仕立て上げているから恐れ入る。911陰謀説にも通じて見えるからまた恐ろしい、、デッチ上げられたものにはたまらんだろう。劇中のフェリス、モハメド・アタの事をちょろっとだけ語っていた。

良心的な主人公と思えた彼も裏工作により多大な犠牲者を送り出すことに。もはや個人のできることの範囲を超えたわけがわからなくなる話故に感情移入ができる隙がないです。

Wol2一瞬たりとも隙をみせればテロ組織の思う壺。来年(2009年)のアメリカの動きはまた別の映画でも提示されることになるのでしょう。これは面白いとか、娯楽作とか言うよりも、情報の塊の映画だと認識しています。

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2008年12月27日 (土)

WITHIN TEMPTATION/BLACK SYMPHONY・・・95点

ブラック・シンフォニー Music ブラック・シンフォニー

アーティスト:ウィズイン・テンプテーション
販売元:ROADRUNNER JAPAN(W)(M)
発売日:2008/12/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

きました!オランダが誇るシンフォ・メタルの最高峰、ウィズイン・テンプテーションの最新ライヴ盤が届けられた。凄いねー、とてもゴージャスなステージとその盛り上がりぶりに2時間があっという間に過ぎる。そう、CDのみでなく、DVDが付いた本作は圧巻のライヴ映像を完全収録!これが観たかったから買ったアルバムです。

洗練された傑作アルバム『THE SILENT FORCE』(04)『THE HEART OF EVERYTHING』(07)の収録曲を中心に2nd『MOTHER EARTH』(00)ミニ『THE DANCE』(97)からも選曲。14曲目『THE OTHER HALF(OF ME)』で吼えまくるジョージ・オースソーク(元ORPHANAGE)の登場にはちょっと笑ってしまいました。

舞台はロッテルダムのアホイ・アリーナ。総勢60名からなるメトロポール・オーケストラ、さらに35名の混声合唱隊をフィーチュアした壮大なメタル世界。ああ・・なんて豪華なのだろう。パイロや特大バック・スクリーンも素敵です。

10代女子と思わしき観客達の盛り上がりぶりも楽しいです。メタル・バンドではあまり見られない光景ではないか。

シャロンと横に並ぶとアンバランス(?)なキース・カピュートが登場する『WHAT HAVE YOU DONE』、縦ノリな『HAND OF SORROW』、なんだか懐かしいアネク・ヴァン・ガースバーゲン(元The Gathering)とデュエットする『SOMEWHERE』、 妖精のようなパフォーマーが現れる『ANGELS』、感涙のバラード『ALL I NEED』。

見応えたっぷりの2時間は文句無く素晴らしいです。このイメージを焼きつけて、後はCDで車の中で聴こうかなと。最高の贈り物。

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2008年12月26日 (金)

映画『花より男子 ファイナル』

Photo_2映画館へこれ観に行くのはちょっと恥ずかしいな~なんて思いながら観に行かなかった(行けなかった)作品。とかいいながら、TV版は観てましたので興味アリ。どんな展開で終わるのだろうかと、DVDでの鑑賞です。

学園を牛耳る御曹司4人組“F4”の中でも傲慢で自己中心的且つ乱暴な道明寺司(松本潤)と、彼に出会ってしまった平凡で等身大の女の子である牧野つくし(井上真央)、そしてその家族のドタバタ劇が面白いシリーズでしたが、これで終わりの模様。

司とつくしの『格差』があるからこそ面白いシリーズであり、金持ちばかりのゴージャスな話なら感情移入など皆無であったろうかと想像します。

故、つくしはこの映画でも「ありえない」 「ありえないっつーの!」と何度かつぶやきます。そうそう、まったくありえない話なのですが、彼女が観客に成り代わり思いを伝えてくれるので納得なのです。

オレ様な司のくだらないギャグの挿入も絶妙で、F4とつくしの可笑しなやりとりが見所のひとつ。

TV版をそのまま受け継ぎ、あれから4年後の設定。司は全世界に向けてつくしとの婚約を発表する。ロード・ムービー的なシーンで始まり、舞台はラスベガス、香港とワールドワイド。

あの「ティアラ」を盗む際の組織的ガラス・トリックは何?アクションは何?オークションの金、半端じゃないよね~!!とか、いろいろありましたが、冒頭からラストへ向けて収まるべきところで収まる展開は上手いなーと思いました。

F4の80年代風のジャケットをはおるスタイルはマジシャンぽくて個人的にも好きだし、つくしは素朴ながらかわいらしく映っていて好感度高し。ラスベガス・香港の夜景含め、視覚的にも楽しめる作品。

藤木直人演じるエピソードはもう少し描かれると思ったのですが、流されましたね。

あ、そういえばこんな大事なとき、司の姉ちゃん(松嶋菜々子)はどこいったのでしょう。

Photo_4魅せるところはやはり結婚式なのですね。ここへ辿り着くまでに、金持ちと貧乏人、その他価値観の違いによる“格差”が強調されるわけですが、無人島のシーンで上手くまとまりました。

「ありえない・・」
けれども感動のフィナーレとしては女の子には「たまらない」映画だったのではないでしょうか。

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2008年12月25日 (木)

VALENTINE/VALENTINE・・・91点

Valentine_2

Iconmusicヴァレンタイン

 アーティスト:ヴァレンタイン
 販売元:ポリドール
 発売日:1995/10/25

Amazon.co.jpで詳細を確認する



『ネザーランドの貴公子がドラマティック・ハードの歴史を塗り変える。』


キャッチの通り、ドラマに継ぐドラマの連続。今月ベスト盤も発売され話題のロビー・ヴァレンタイン、VALENTINE名義になってからの最初の1枚であり、通算3作目にあたる本作。2ndアルバムの次に並ぶ傑作です。改めて聴いてみると・・最高傑作といってもいいです。

冬を彩るにはもってこいのサウンド。ピアノを強調したひたすら美しく可憐な楽曲はジャケ写のイメージからも溢れ出ている。

①がいい曲なんだなー。途中ストリングスを配し、ゴージャスなコーラスから転じて疾走メタルになる展開がお見事で、これぞ「ロビー様!」と呼べる極上の品。

ディズニーランドに迷い込んだかの如きキュートな③⑥⑦が挿入される中、予測不可能なロック・ナンバーの数々が痛快なのです。

ピアノの華麗なイントロからキャッチーなサビが印象的な④、ウォオ~♪とコーラスが気持ちいいハード・ロック⑪、彼らしい感動的なバラード⑫、軽快且つ壮大な⑬~⑭の流れ、そして極めつけはとても哀しくドラマティックなインスト⑮!

ピアニスト、ロビー・ヴァレンタインの才覚をたっぷり楽しめる作品。

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2008年12月23日 (火)

GOD HANDS マジシャンNo.1決定戦

去る19日に放送されたマジック番組『GOD HANDS マジシャンNo.1決定戦』。“GOD HANDS”なんていうタイトルだと、どうも安っぽいマジック特番ではないかと勘ぐってしまうのですが、凄いマジシャンが登場しました。

録画するのをすっかり忘れていた。当日は夜勤でしたが、早番スタッフに頼んでなんとか録画OK!あ~、その節はありがとうございます。見逃すところでした。

出演者は三志郎・ヨウコ、 銀閣、ミキト、ハン・ソルヒ、丸山真一、マギー審司(!?)、アン・ハーリム、谷岡百合恵、日向大祐、魔耶一星、ジョン・ソンミン、麻友子。12名のマジシャンが出演、1対1で対戦して勝者6名が決勝に進出するというバトル・マジック。実況解説が付くという変わった方式でしたが、Dr.レオン(ヒロさん)のコメントがまた面白かったです。コンプリ~ト~

東大大学院卒の若手マジシャン日向大祐の携帯プレイヤー&トランプ・マジック、元数学教師の丸山真一による「時速243Km」トランプ・マジック(謎)、萌え系マジシャンこと、麻友子さんの高度なテクニック!など、新鮮で面白かったです。

一番凄かったのは“韓国の円盤王子”(!?)といわれるハン・ソルヒによるCDを使ったバカテク・マジック。BGMに合わせてリズミカルに動く無駄の無いシャープな演出、ゴッド・ハンドと呼ぶにふさわしいスピーディでカッコイイ連続技。観客席からは「カワイイー」なんて声も上がっておりましたが、そういうところからも好印象といえます。

別途、You Tubeから映像が見れますので、興味ある方は必見です!

天才、神業!!こんなん見たことないです。

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2008年12月22日 (月)

バナーつくってみた

    前から考えていたリンクバナーをつくってみました。

      利用させていただいたのは こちらのサイト


             

                        簡単にできるんですね~。

   

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2008年12月19日 (金)

映画『地球が静止する日』

Photo_351年に製作されたSF映画の古典をキアヌ・リーブス主演で映画化。オリジナルは見ていないので簡単に比較できませんが、ほぼ同じ物語だとするならば、50年前から人類はあんまり進化していないってことでしょうか。現代でも通用する物語。

徹底的な軍事力で制圧しようとするアメリカの姿が随分強調されていたように見えましたが、やはりというか、この映画でもバカな指導者が裏で動いています。

巨大な球体と供に地球に降り立った異星人クラトゥ(キアヌ・リーブス)と巨大ロボット・ゴート。クラトゥの目的は“地球を救う”こと。人類(国連)と対話し、解決策を提示しようとするが、侵略者への敵意を剥き出しにする米国は危険因子である球体・巨大ロボに攻撃を仕掛ける。

弱いものは強いものに土地を奪われる。そうなる前に、先手を打とうとする米国ですが、宇宙の根源を司る強大な使者の前に成す術が無い。

映画『インデペンデンス・デイ』のような侵略者のエイリアンとは違い、この映画のエイリアンには心がある。しかも、70年前からの先住民もいたね。

対話が大切であるはずなのに、ひたすら軍事力を行使するアメリカ。

環境問題をテーマに持ってきているようですが、「いい加減、そんなバカな戦いは辞めたら?」なんてメッセージが聞こえてくるような作品です。

主演はキアヌですけど、科学者役のジェニファー・コネリーの活躍がメインで彼を良い方向に動かすのは彼女の役目。このふたりが主人公といっていいでしょう。また、相反する活躍を見せるのは国防長官役のキャシー・ベイツ。ゴツイです。

予告編で見たとおりですが、映像はなかなか見応えありました。ゴートが不気味で、怒りの代弁者のように見えました。

「何さらすねん!」「お前ら、ドンパチばかりやっとってもらちが明かんぞぉ!!」こんな感じです。

Photo理想としては、醜い争い事の無い世の中になるのが望ましいが、地球を救うということは、 地球に住む人類を救うことではなく、人類から地球を救うということだった。ジェニファーとその子役がいなければ、いったいどうなっていたことやら・・。

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2008年12月17日 (水)

RAMOS-HUGO/THE DREAM・・・86点

ザ・ドリーム Music ザ・ドリーム

アーティスト:ラモス・ヒューゴ
販売元:キングレコード
発売日:2008/12/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

容姿・歌声ともにスティーブ・ペリーにそっくりなヒューゴが、『THE STORM』『TWO FIRES』などで知られるギタリスト、ジョシュ・ラモスと組んだメロハー・プロジェクト。Frontiers Recordsのバックアップにより実現したようだ。

ヒューゴといえば、97年リリースのアルバム『HUGO』をまず思い出します。TENのゲイリー・ヒューズがプロデュースを手掛け、ギターはヴィニー・バーンズ。名曲『IF YOU’RE EVER LONELY』を筆頭に完璧な楽曲が目白押しだった。

あのアルバムを肉迫するか?ってところで期待を込めての鑑賞になります。

いやはや、これはなかなかに素敵なアルバムです。美麗なキーボードの音色、エッジの効いたギター、美メロをひたすら美しく歌いこなすヴォーカル・ワーク泣きのギターもしっかり挿入されている。①聴いたら即GETです。アップ・ナンバーでは⑤もいい感じ。

作曲クレジットにはエリック・ラグノ(Key)の名があります。最近ではテッド・ポーリーの『SMILE』、フロム・ジ・インサイドの『VISIONS』でも活躍していた。

②③④⑧と素晴らしき泣き泣きのナンバーのオン・パレード。しかしヒューゴのVo、ホント、もろにジャーニーになるんだな~・・

爽快なハード・ポップ⑥⑨、壮麗なバラード⑩、⑧のピアノ・バージョン⑪がまた感動的。映画のエンディングでも使われたら、涙流しそうだわ。

ジャーニーの番外編、完成度は極めて高いです。

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2008年12月14日 (日)

映画『築地魚河岸三代目』

Photo_3そんなに期待せずになんとなくDVD借りて見てみたんですけど、面白かったですよ、これ。主人公カップルだけじゃなくて、脇役陣の描写がうまくてラストはハッピーエンド。みんながハッピーになれる後味の良い物語。

あの魚市場の独特の臭いとか苦手な方かもしれません。随分長いこと行ってないな。だから、余計に最初は見る気になれなかったというか、多分苦手な話かも・・という勘繰りがありつつ、、の鑑賞です。

仕事の転身は誰しも考える時期、あるかもですが、長い人生の中での本質的なきっかけがないと、そう易々と動けるものでもない。

この作品の主人公・赤木旬太郎(大沢たかお)はやり手商社マンとして働いていて、リストラの陣頭指揮を任される身分。恩義ある元上司(大杉漣)に解雇を通知せざるを得ない立場でいらだちを隠せない様子です。

ある日、装飾デザイナーとして働いている恋人・明日香(田中麗奈)を夜明け前の街角で見掛けるが、彼女が向かった先は何故か築地市場。

結婚を考えている彼ですが、彼女が仲卸の名店「魚辰」の二代目の娘であり、ワケあって父が営む市場を手伝っていることを知りませんでした。

で、多忙な彼女を手伝おうと市場に乱入する旬太郎ですが、慣れない接客やルール、人間関係に四苦八苦する。

仕事に苦悩してもっとグダグダになるのではと思ったのですが、元々行動力がありできる男なので、すぐにその場に溶け込んでいきます。ですが、彼女の為にと起こした行動でも、明日香にとってはとても喜ばしいことでもなく、いきなり会社を辞めて築地市場で働き出す彼に「なんで勝手にきめるの!」と怒ります。

商社を去ることになった元上司、それと連動するように会社を辞める旬太郎、父との確執に苦悩する明日香。

明日香の親父さん役が伊東四郎なんですけど、終始なんか、笑えます。なんか憎めないキャラクターだな~。

父と反発して外の世界で働く明日香の気持ちも分かります。田中麗奈はなかなかかわいらしく映っている。また、彼女にはなにかと噂される英二(伊原剛志)という存在もあり、ひとり飲み屋を営む千秋(森口瑶子)のエピソードがまた意外で、主役カップルだけでなく、脇役陣もみな主役級の場面転換があり良かったと思います。

森口さんは変わらず、キレイな方ですね。

Photo_6生まれ育った環境がまったく違えども歩み寄る人々、昔から知っているはずなのに、近くにいても気が付かなかった存在。最後の最後で大団円で終わる爽快感。とても良い作品だったと思います。

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築地魚河岸三代目 [DVD] DVD 築地魚河岸三代目 [DVD]

販売元:松竹
発売日:2008/11/27
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2008年12月13日 (土)

マジック革命!セロ!!クリスマス緊急生SP

昨日セロの特番がありました。

すかさず予約録画!生放送ということもありハラハラドキドキです。

趣味でマジックするから、余計に見ていてドキドキする。

あの、たどたどしい日本語でちょっと不安になったり、しかし、きっちり計算されていて演出がばっちりきまっている。

いちいちカッコ良くてエンターテインメントを極めてます。素晴らしい!


過去のサプライズをVTRで流していたのはちょいと残念でしたが、それをうまく生放送という枠組みで盛り上げていたのには感心。凄いね~

ハンバーガー・ネタを新たに生放送中に魅せてくれました。

ハラハラしました。


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2008年12月12日 (金)

映画『252 生存者あり』

252ドラマ版を観ちゃったので、ちょっとの期待を胸に引き寄せられるように映画版も観に行きました。これはラストで泣かしにかかってきます。感動的な泣きのシーンではなくて、ずるい泣きのシーンです。そう、総括して見応えはあったけれど、ずるい作品。

いきなり結論を語りましたが、だいたい予告編で観られた通りの設定。都心に向かって大きく流れ込む津波、閉じ込められた人々、引き裂かれた親子、助けに行くハイパーレスキューの活躍。以下、ネタバレご注意。

原作・脚本の小森陽一が『LIMIT OF LOVE 海猿』(06)の撮影後半時に伊藤英明(元ハイパーレスキュー役)に渡した最初のプロットが結果映画化へと繋がったようです。

『海猿』シリーズは面白かった。過酷な現場とコミカルなラブストーリーが同時進行していき絶妙の面白さだった。今回も伊藤英明が出てるし救出ものなので『海猿』と似ているといっちゃあ似ていますが、前者の役柄が独身者であったのに対し、今回は妻子がいる。所帯持ちに因んだ落ち着き、幸せ感、苦労などの家族愛がクローズアップされていた。

子供がいるかいないかで随分印象が変わる映画かもしれません。救出に身内と一般人の優先順位をつけれるかどうかの難題も、ハイパーレスキューのプロ意識が試されるからそこらへんは考えさせられました。

監修には新潟県中越地震の救出劇で知られるハイパーレスキュー清塚光夫総括隊長の名があります。

「チーム全員が生きて帰ってこその仕事」という部分ではドラマ版でも語られていた通り、しっかりリンクされていました。

気象庁予報部職員役の香椎由宇の活躍が知的なまでに洗練されていて、感情的になりがちの登場人物達とうまくバランスがとれていたように思います。彼女、ドラマ版ではまだ学生でしたね。あ、繋がってるな~と、

地下のホームに閉じ込められた人々、屈折した研修医役の山田孝之、大阪で中小企業を営む社長役の木村祐一、韓国人ホステス役のMINJI。
そこには元ハイパーレスキュー役の伊藤英明娘さん役の大森絢音ちゃんもいる。地上に待つ嫁さんは桜井幸子、兄であるレスキュー隊長は内野聖陽。

スタローンの『デイライト』(96)をちょっと思い出しました。どっかで観たような展開はまぁ、いいとしても、本作は奇跡的に都合の良いアイテムが登場し、奇跡的に助かり続ける描写が露骨でどうなんだっていう印象も。

ラストの救出劇は、なんであんなに間があったり、チンタラしているのかが分かりませんでした。あんたら、たった18分間しかないのに、何語り合ってるわけ(!?)。そして最後の最後でなんと、伊藤英明が!!

「ウソでしょ!?ムリムリ!!」愕然としてしまいました。

252_4スペクタクルシーンは凄みがあるしさることながら、一番の見所は大森絢音ちゃんの演技です。お父さんが救出されない場面で彼女が泣くんですね。耳が聞こえないながらも頭のいい彼女が泣き叫ぶ。

あそこは泣きます。変に間があるラストの展開の中での彼女の演技はリアルに響いていた。

「ずるいっ、」そんな映画です。にほんブログ村 映画ブログへ

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MILLENIUM/HOURGLASS・・・86点

Photo

Iconmusic

アワーグラス

 アーティスト:ミレニアム
 販売元:日本クラウン
 定価(税込):¥2500
 発売日:2000/11/22

 Amazon.co.jpで詳細を確認する 


ANGELFIRE』という傑作を世に送り出したラルフ・サントーラ(G)が”マイクを持った渡り鳥”と称されるノルウェーのヨルン・ランデ(Vo)を迎えて制作した3rdアルバム。さて、名曲は存在するか。

前任者のトッド・プラントよりも、よりソウルフルでディープな歌声を効かせるメチャウマなヨルンのヴォーカルはパワー・ポップ化したエネルギッシュな①を聴くにあたり痛快・爽快、これ一曲でノック・アウト状態。明快に響く⑤⑥もポップでいい。

いや、でもしかし、このバンドで聴きたいのは前作にあったようなマイケル・シェンカー風のラルフの官能的なギターであり、叙情派ハード・ロックです。

全体的にヨルンのスタイルに合わせているかのごとき作風で、③なんぞはデイヴィッド・カヴァデールしてる力強いヴォーカルが堪能できる。上手いな~、なんでも歌いこなせる珍しいヴォーカリストだ。

でもね、このアルバムがややつまらないのは前作にあった泣きのメロディがあまり聴かれないから。故に⑨まで辿り着くと①のインパクトだけで終わってしまい、もう終わりか・・なんて感じでため息つく。

が、でもでも、きた、「キタ!!」

そう、このアルバムには⑩『Chasing Time』という名曲が存在するのです。もう、チョーカッコイイ曲。泣きのギターがバックで鳴り響きソウルフルなヴォーカル・メロディに震える。アルバムに一曲だけでもこういう完璧な曲が存在すればそれはすでに名盤。全ての曲を引っ張り、全体が生きてくる。

『Chasing Time』、いまだ色褪せず

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2008年12月 6日 (土)

『252 生存者あり episode.ZERO』

消防士を扱った映画はハリウッドでも幾つかあった。『タワーリング・インフェルノ』(74)、『バックドラフト』(91)、『炎のメモリアル』(94)、『ワールド・トレード・センター』(06)・・。

本日公開される映画『252 生存者あり』の前夜祭として放送されたドラマ『252 生存者あり episode.ZERO』ですが、映画版は見に行こうと思っていたのでこりゃ見逃すまいとDVDに録画しておきました。

で、見てみたのですが、さほど映画版との繋がりはないのでしょうか、阪神淡路大震災で両親を亡くした青年がレスキュー技術研修にて仲間と葛藤・苦悩・衝突を繰り返し、成長しようとする(成長するのか?)物語。

別に見なくても良かったかな~と思いましたが、映画の宣伝にはなるでしょう。

命がけの過酷な仕事であるが故の恋人や家族の葛藤・・って、もう、そのまんまで、見飽きたかな。やはりどこかで見たことあるベタな展開で、それはいいとしても、主人公のキャラクターがどうもダメで、全体的にオーバーアクトが目立ちました。

「消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)」は阪神淡路大震災の経験・教訓により大規模災害等に対応する為の特別な技術・能力を有する隊員で編成された救助隊とされる。

かつてのハリウッド映画をお手本にしつつ、どのような活躍が描かれるのか。

『海猿』消防バージョン、予告編を見る限り、なかなかのパニック大作映画であるようです。

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2008年12月 5日 (金)

TEN/THE NAME OF THE ROSE・・・90点

The_name_of_the_rose_4
Iconmusic_2The Name of the Rose

  アーティスト:TEN  
  販売元:MTM
  発売日:2004/09/27

  Amazon.co.jpで詳細を確認する

DAREの『BLOOD FROM STONE』でナイス・ヘヴィなギターを披露していたヴィニー・バーンズが、ソロ・アルバムを練っていたゲイリー・ヒューズ(Vo)と意気投合し結成されたイギリスのメロディアス・ハード・ロック・バンドによる96年発表の作品。

タイトル曲①のあまりのカッコ良さに当時は随分感動したものです。アコギの切ない旋律から一気にヘヴィなギター・リフの嵐。静と動の対比が素晴らしい。

因みに私が持っているアルバムはゼロコーポ時代の国内盤です。別途再発はされないのかな~。

サウンドも良好で古臭さをまったく感じません。タイトにドラムをキメるのは元DAREのグレッグ・モーガン。

印象に残りにくいのか、渋いヴォーカル・ワークは周りのメロハー・ファンの間でもかなり好き嫌いが分かれるのですが、TENのアルバムの中ではこれがベストだと思います。名盤といわれる1stよりもこの2nd。

①~③の流れは絶品です。ボン・ジョヴィちっくな楽曲を提供してくるのもこのバンドのウリで、ポップな③など聴いていて気持ちがいい。

しんみりくるバラード④、ファラオなイントロ⑤から快活なメロハー⑥へ。悲愴な反戦ソング⑨、流麗な疾走ナンバー⑩。

エモーショナルなバーンズのギターが炸裂したアルバム。
時折B’zっぽく聴こえる。にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ

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2008年12月 4日 (木)

映画『アフタースクール』

Photo_3 ユーザー・レビュー見てると結構高評価なこの作品。普段洋画観ることの方が多いからまったく気にもしていなかった映画ですが、DVD出たのでなんとなく見てみることに。どうも巧妙なプロットが用意されているようであり、キャッチがまた凄いです。

行方不明の友人、同級生を名乗る探偵、大人の放課後(アフタースクール)には何かが起きる!!
笑って、驚いて、巻き込まれて、グッとくる。驚きエンターテインメント! 甘く見てるとダマされちゃいますよ〉

ん~、騙されました。面白い映画だなーと思いはしましたが、いろんな意味で騙されました。

冒頭で中学時代の淡い1ページが綴られまして、その後妊娠している常盤貴子と会社員っぽい堺雅人が現れます。自然に考えればこのふたりは夫婦であり、隣にいる山本圭は常盤貴子のお父さん役に見えます。

で、ふたりの親友のようである大泉洋が出てきて、堺のいない間に常盤貴子の出産に立ち会うことになる。どうやら彼は母校の教師であり、さらにそこへ謎の探偵佐々木蔵之介が現れた。

探偵・北沢(佐々木)はとある人物から依頼を受け、会社員・木村(堺)の愛人らしき謎の人物(田畑智子)の写真を中学教師・神野(大泉)に突きつけるがー。

あまりネタバレはできませんが、感想としてはさほど印象に残る映画ではなかったです。かなり強引に話をつなぎ合せているように見えました。

個人と個人の濃密なドラマが展開されるわけでもなく、さらりと時系列を操った作品

神野・木村・北沢、それぞれ個人の強い意思により動いているわけでもなく、惰性的に生きているようにみえるのです。組織めいた人物がずらずらと出てきたところで「あっちゃー」って思ってしまいました。

最後、探偵に教師が言った「お前がつまらないのは、お前のせいだ」っていうの、大きくでたな~と。そういえば、中学の先生で一番印象に残っているのは美術の先生、こんなセリフ、言いそうな先生だった記憶が。劇中、神野の教科は何だったかな、保健体育?

Photo_2冒頭のシーンがラストで昇華される過程はうまいです。中学時代の同級生の友人同士の青春、いいですね。もっと、主要登場人物4人に的を絞れば感動できたかなーと。常盤貴子が演じた女性の過去も謎だし。

まぁでも、こんな作品層々邦画で見れるわけでもないし、映画館で見逃した人、どんでん返しものに敏感な人は必見でしょう

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アフタースクール [DVD] DVD アフタースクール [DVD]

販売元:メディアファクトリー
発売日:2008/11/28
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2008年12月 2日 (火)

MILLENIUM/ANGELFIRE・・・94点

Photo IconmusicAngelfire

   アーティスト:Millenium
   販売元:Frontiers
   発売日:2006/11/27

  Amazon.co.jpで詳細を確認する

最近ではアイスド・アースからディーサイド、オビチュアリーに移籍していたはずの天才ギタリスト、ラルフ・サントーラ。今どこで何してるんだろうと思いつつ、久しぶりに手に取ったこのアルバム。99年発表の2ndです。

時にマイケル・シェンカーを彷彿させるギター・プレイを効かせるメロディアス・ハード・ロックの傑作。

イントロ①から②へ。ヘヴィなギターからトッド・プラントのハイトーン・ヴォーカルが始まり数秒で「おおっ!」と肯くそのサウンドは全編に渡り高品質。

③以降の楽曲における叙情的な泣きのギターの連続技にはとても感動したものです。特に③~⑤の流れは絶品で、天へ飛翔するタイトル曲⑤の素晴らしさったらたまらない。

徐々に盛り上がる⑦のバラードがまたいいのです。ピアノのイントロから一気に疾走するスリリングなアップ・ナンバー⑨も秀逸。

⑩~⑮はおまけ的な位置にある楽曲で物足りなかったが、前半からの畳み掛けがあまりに拍手ものなので、これはまちがいなくメロハーの名盤として語りたい一枚です。

ラルフ・サントーラにはまたメロハー・シーンに戻ってきてもらいたい。にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ

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2008年12月 1日 (月)

映画『ストーン・コールド』

Stone軽快なハード・ロック・ナンバーに乗せ、殺人暴走族集団にひとり立ち向かう潜入捜査官の活躍を描いたバイカー・ハード・アクション、91年製作。アウトローなマッチョマンの主人公を演じるのは元プロ・フットボール選手のブライアン・ボズワース

監督はクレイグ・R・バクスリー。あんまり内容覚えてないんですけど、ドルフ・ラングレンが凶暴な宇宙人と闘ったSFアクション『ダーク・エンジジェル』(90)の監督さんでもあります。

ラングレンシュワルツェネッガーと並びに映画界で大活躍していくだろうと思っていたボズワースですが、あんましパッとする作品がないのが残念。故にこの映画はやたらと派手に目立つ作品であり、豪快なアクションが炸裂した代表作といえる。

オルタナティブ・ロックが台頭する直前、メタラー的なファッションに身を包むボズワースがなかなかカッコイイ。そう、あの時代の空気がバイカー集団からもぷんぷん放たれている感じ。

族長にランス・ヘンリクセンが扮し、チョイワルおやじならぬゲキヤバおやじを熱演されていた。その暴走振りはまさしく「人でなし」。

族長の片腕にウィリアム・フォーサイスが出ていた。セガールの『アウト・フォー・ジャスティス』(91)のリッチー役が強烈に印象に残っていますが、悪っぷりはこの作品でも生かされている。

マフィアとも繋がりを持つ巨大組織に膨れ上がった殺人暴走族集団。ワルにはワルの潜入捜査官が大活躍だ。

かなりアホアホな展開でオーバーアクトが目立つ作品ですが、そこが潔いというか、アクションに徹しているから痛快。クライマックスの裁判所における『ダイ・ハード』な場面は金掛けていなさそうで結構頑張ったぞ!てな具合の豪快さ。まったく「人でなし」だな~。酷い。

Photoこれ見たの高校くらいだったかな。DVD出てるから久しぶりに見たんですけど、意外とよく覚えているものです。ひとりで巨悪に立ち向かう男の勇姿は見ていて痛快。B級ならではの壊れっぷりが面白かったのだ。

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