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2008年11月21日 (金)

映画『幻影師アイゼンハイム THE ILLUSIONIST』

Photoはぁ~、面白かったよ~、してやられました。去年ここのエントリで書いてたとおり、マジックが好きなものとしてはずっと待ってた映画です。忘れかけていたところでDVDのリリース、これは芸術的なまでに格調高い作風でラストは驚きと爽やかな感動が待っている

同年に制作された映画『プレステージ』は空前の奇術バトルでラストはうっそーんてな印象でしたが、こちらは政治に奇術と恋愛をうまくミックスさせた物語でして、奇術師アイゼンハイム(エドワート・ノートン)公爵令嬢ソフィ(ジェシカ・ビール)の一国を激変させる物語がうまくまとまってました。驚きのトリックの全貌ここに。

舞台は19世紀末のウィーン、手品に魅せられた若きエドゥアルドは町で出会ったソフィと仲良くなるが身分差により引き裂かれる。それから15年の歳月が流れ、アイゼンハイムと名を変えた彼は天才奇術師として活躍するが、皇太子レオポルドとの政略結婚を控えるソフィと舞台上で再開し、ふたりは密会をする。

キャッチはすべてを欺いても手に入れたいもの、それは君。

あ、こういう人いるよね~と思わせる、トリックを見破りたがる皇太子と彼を舞台で挑発するアイゼンハイム。天才的な奇術の数々は小手先のものから「そんなのムリムリ!」と思わせる超自然的、霊的なものまで芸術の域に高められたもの。

途中彼はホントに魔法使いじゃないの?と思います。まぁ、映像はCGなんだろうけど。

皇太子の右腕であるウール警部(ポール・ジアマッティ)はアイゼンハイムの密会を監視している身分だが、奇術に魅了されるが故に詐欺罪で逮捕を命ずる皇太子にも戸惑い気味。

そして事件は起こった。ソフィが皇太子と言い争う直後、死んでしまいます

ここで殺したのは当然のように皇太子と思うわけです。奇術師も警部も彼を疑うが、三つどもえの駆け引きが“死者を蘇らせるショー”とともに展開されていく。

最後で明かされるトリックは・・言えませんね。見てない方には、とにかく見てくださいと言いたい。“奇術のタネ”自体は作中臭わせる程度に出てきますが、一番注目するのはそこではない。

Photo_3最後でウール警部も気が付いたんですね、アイゼンハイムが何をしたのか。ラストは警部と共に驚きと笑みが止まりませんでした。趣味程度であれ、マジックをするものなら尚更楽しめる作品、お見事!

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コメント

こんばんは!
芸術的な作品で、雰囲気よかったですねー。
種明かしはなんとなくわかってしまったんだけど、
イリュージョンの謎、教えてほしかったです。
ネタばれできない映画ですが、キャストもよかったし楽しめました!

投稿: アイマック | 2008年11月23日 (日) 22時31分

>アイマックさん、
あのイリュージョンは無理ですね。
『マジック』に不可能はないと思いたいですが、彼、飛んで消えちゃいましたから(゚0゚)
けど、面白かったです!

投稿: たまさん(主) | 2008年11月24日 (月) 17時01分

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