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2008年11月29日 (土)

TV『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ 第1話 序章』

Photo_2物語は『T2』のその後。時は1999年と表示される。サイバーダイン社を破壊し審判の日を回避させたかにみえたサラ・コナーとジョン・コナー母子の前に再びターミネーターが現れる

全米で今年1月に放送され、高視聴率をマークしたスピンオフ・ターミネーター。雑誌DVDでーたで特集が組まれ、第1話の『序章』がDVD『SUPERNATURALⅢサード・シーズン⑧』に収録されているということでさっそく借りて見ました。以下、ネタばれご注意

『T2』のその後といいつつ、物語は1999年からスタートします。“その後”というのでてっきりT-800とお別れした1994年直後の話かと思っていたら99年。ここで「アレ?」と疑問を持ちます。何故なら、『T3』でサラ・コナーは1997年に白血病で亡くなっているはずだからです。

ここでちょっと頭がこんがらかりましたが、調べてみるとどうやら『T3』はタイムライン上別次元らしく、来年公開される『ターミネーター4 Terminator Salvation』との繋がりから『T1』→『T2』→『TV版』→『T4』というストーリーの流れになるようだ。(ウィキ参照)

では、『T3』はなんだったんだということですが、結果『T1』『T2』『T3』と3つに分かれた時間軸のうち『T3』は番外編とされ、TV版本編が『T2』の後の時間軸として成立することになる。んー、『T4』はどうなるのだろう。

『T3』では最終的に審判の日が2004年に到来してしまったのに対し、TV版では“2011年4月19日”に始動したことになっている。これはサラ(レナ・へディ)とジョン(トーマス・デッカー)の前に現れた美少女ターミネーター・キャメロン(サマー・グロー)の台詞から語られます。

わくわくしながら見た『序章』ですが、やはり面白かったです。現在全米ではシーズン2が放映中のようですが、これは絶対全編見なければなりません。『T4』へはどう繋がるのでしょう。

Photo_4高校生になったジョンの前に現れたキャメロン。普通の女の子に見える彼女がジョンを護衛するターミネーターだというのに驚き。可愛いです、彼女。人間らしい表情・仕草を見せるキャメロンを見てジョンが言います。 「ロボットなのに何か違う」。もしかして、何か特別なアンドロイドなのだろうか!?

ジョンを抹殺しようとするT-800シリーズのターミネーターと肉弾戦を繰り広げるところも素敵です。

サイバーダイン社マイルズ・ダイソン殺害の罪でFBIに指名手配されているサラ。冒頭で婚約者が現れますがすぐに別れることに。敵との闘いに備えている為に強い精神と肉体的訓練を欠かさない。奔走する中で、ジョンとの固い絆を保っている。

貸金庫に常備されている時空間転移装置の登場も面白く、審判の日阻止の為にキャメロン率いるサラとジョンは2007年に飛びます。

「恐れるな。未来は変えられる。」

『T4』公開に向けて、TV版DVDを要チェックです。にほんブログ村 映画ブログへ

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2008年11月24日 (月)

映画『バトル・ライダー MISSIONARY MAN』

Missionaryman_4内容がどうであれ、ついついレンタル屋で借りてしまうB級アクション群。「なんとかライダー」なんていう安っぽい邦題はいただけないのですが、本作の主演はドルフ・ラングレンであった。

そう、『ロッキー4』のドラゴ役が一番有名ですが、主演を務めた『レッド・スコルピオン』(88)パニッシャー』(89あたり、好きで観てました。以降、あまりパッとせず、いい作品にめぐり合えていない気がしていたものですが今回は監督・脚本も務めている。

無骨ながら体格のいいハンサムな彼のイメージはそのままに、より渋みを増した顔つきが作風にマッチしている。

製作はアンドリュー・スティーブンス。最近では『ワイルド・タウン』シリーズがなかなかのアクション作だったので覚えております。

色調を落とした映画なのでちょっと違和感を持って観ていたのですが、内容は現代版西部劇といった趣向で分かりやすい内容。イーストウッドの『ペイルライダー』が元ネタでしょうか。

馬の代わりにバイク、いつも聖書を手放さない。戦友の死を機に暴力が支配する町にやってきた男はひとり戦いに挑む。

ちょっと思い出したバイクもののアクション映画の傑作はブライアン・ボズワース主演のストーン・コールド』(91などがある。あれは潜入捜査官が暴走族を壊滅させる話でしたけど、マッチョな男がひとり立ち向かうところは似ているから、ふと脳裏によぎった。

んー、バンダムやセガールと同様に落ち着いた感のあるラングレンの作品群ですが、まぁまぁの出来ですかね。アクション映画が好きな人は観て損はないでしょう。

Photo_2最後のほうなんて、ラングレンがターミネーターに見えましたからね。無骨だな~なんて思いつつ、彼は何も言わずに町を立ち去っていく。暇つぶし程度に観るのもいいでしょう。

・・久しぶりに『ストーン・コールド』が見たくなってきた。にほんブログ村 映画ブログへ

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元ネタ映画

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2008年11月23日 (日)

DARE/BLOOD FROM STONE・・・87点

Blood From Stone Music Blood From Stone

アーティスト:Dare
販売元:A&M
発売日:2005/03/21
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久しぶりに聴いてみたら、アルバム全体通して結構ヘヴィ・ロテになっちゃいました。当初このアルバムを手に取ったときはあまりにも頭3曲のインパクトが強烈でして、特に②は我HR/HM史上の名曲であり、かのゲイリー・ムーアの『WILD FRONTIER』を肉迫するかもしれない勢いがある。

元THIN LIZZYダーレン・ワートン(Vo)率いる、アイリッシュ・ハード・ロックの真髄を狭間見るダイナミックな2ndアルバム。

1st、3rd以降の作品はAOR風の落ち着いた作風でしたが、この2ndはかなりハードロックしていて、後にTENで活躍するヴィニー・バーンズのギターが炸裂した仕上がり。

パワー・バラード⑤⑩もまた感動的な楽曲で、力強いダーレンのヴォーカルヴィニー泣きのギターも冴えている。

突き抜けたサビが気持ちいい③、ファンキーな⑥⑦⑧、サビのコーラスまでの展開がドップリかっこいい⑨。いずれもビッグ・コーラスが効いていてライヴ感があり最高です。プロデューサーのキース・オルセンの手腕が発揮されている模様。

①『WINGS OF FIRE』、②『WE DON’T NEED A REAZON』。

名曲よ、再び。にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ

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2008年11月22日 (土)

映画『300〈スリーハンドレッド〉』

300_2よくスパルタ教育なんて言葉を聞くことがありますが、古代ギリシアのスパルタで行われた教育方針・方向が語源だとされる。程度の差こそあれ、現代の生存競争社会でも当てはめられる課題だ。

紀元前10世紀から約700年間実在したとされる都市国家スパルタには強靭な兵士を育成するためのプログラムがある。

新生児は面接を受け、虚弱者はいきなり遺棄される。これは優生学をまず想起しますが、映画で語られる厳しい掟とは7歳で母と決別、平野にひとり放置され、 「空腹なら盗め、情けを捨てろ、痛みを隠せ恐怖を受け入れろ、絶対に退却するな、絶対に降伏するな。」というもの。

なんとも男気溢れるハードボイルドな世界ですが、同時に女性も強くなければならない。

スパルタ王レオニダス扮するジェラルド・バトラーは作品によってキャラをうまく使い分ける役者さんですが、鍛え抜かれた精神と肉体は映像から迸り、妻への愛情も深き戦士を熱演されていた。

ペルシャ王クセルクセス率いる100万のペルシャ軍精鋭300人を率いて闘いに挑むレオニダス。「テルモピュライの戦い」をフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に描かれたこの作品はまるで“北斗の拳”な世界観。デジタル処理を駆使した映像は美醜漲るアーティスティックな場面で統一され、BGMともに斬新なまでに展開される。

史実を忠実に描いたわけでもなく、かなり漫画的な描写なのはモンスターなんぞも登場するから。巨悪に立ち向かう善人ととれる構図が分かりやすく、エンタメに徹しているのが潔いです。うーん、北斗の拳だなー。

昔の物語で大軍vs大軍ていう映画は苦手なほうでして、映画館で見る気がしなかったんですね。けど、これは映画館で見た方が良かったかなーと後で思いました。ちゃんとひとりひとりの戦士をクローズアップして描かれてますし、そこは良かったです。

ペルシャ王のキャラは飾り物が多くて不気味でしたけど、悪人めいたオーラが漂っていて強烈だった。

「絶対に退却するな、絶対に降伏するな。」

軍事的な解決策では多大な損失と早急な『死』が待っている。彼らは何のために生きていたのであろう。対話での解決方法はなかったのでしょうか。服従を迫ってきたペルシアの使者をひと蹴りしたところが分岐点である。

Photo仲間と助け合い、知力を駆使して戦いに挑むスパルタに魅了されるから、それはそれでこの映画の成功どころだったのかもしれない。スパルタ教育なんて響きはあまり聞こえの良いものではないですけど、エンタメ化した映画としては見応えのあるものでした。

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ココログニュース『オバマについて語るビミョーな政治家たち』

連日、管理画面の右横に並ぶココログニュースが面白い。特にオバマ関連に注目です。

◎オバマについて語るビミョーな政治家たち(ココログニュース)
- 2008.11.21 17:02
※以下引用

Stdアメリカ大統領選は全世界で注目されるイベントだった。そしてこぞって各国のリーダーが勝利したオバマ氏に言及している。先日はイタリア首相のベルルスコーニが「日焼けしている」と問題発言し、そして今度はべラルーシ大統領が「オバマ氏はわたしと同じく美男」 と発言。物議をかもしている。

旧ソ連的な計画経済による独裁体制でベラルーシを支配するルカチェンコ大統領は、ジョージ・ブッシュから独裁者と名指しで批判されている、いわくつきの政治家である。また、アドルフ・ヒトラーやヨシフ・スターリンを崇拝し、「ヒトラーのおかげで(ドイツは)残骸から立ち直った」と賞賛。自身のちょび髭もヒトラーを真似ているとされる。かなりいわくつきの政治家であることは間違いない。

オバマ氏が当選し、それに対し何をコメントするのか?注目が高いだけに、各国のリーダーは張り切って発言したと思われるが、ベルルスコーニやこのルカチェンコのように、自分自身をアピールするどころか、評価を下げる事態を招いている。そんなこと、本人は全く気づいていないようだが。

[Image from アレクサンドル・ルカシェンコ(Wikipedia)]

[AFPBB News]

(TOKYO CALLING)

■関連記事
何度も失言しても大丈夫な政治家?
支持者を大切にするアメリカ大統領選挙
オバマ夫人の秘密は食にあり
ドラマ『24』が初の黒人大統領を準備した?

【一言】そ、そうか!日焼けだったのか!!( ̄○ ̄;)!・・

それはさておき、大統領選の背景には映画やドラマの影響もあることを忘れてはならない。■関連記事も要チェックです。

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2008年11月21日 (金)

映画『幻影師アイゼンハイム THE ILLUSIONIST』

Photoはぁ~、面白かったよ~、してやられました。去年ここのエントリで書いてたとおり、マジックが好きなものとしてはずっと待ってた映画です。忘れかけていたところでDVDのリリース、これは芸術的なまでに格調高い作風でラストは驚きと爽やかな感動が待っている

同年に制作された映画『プレステージ』は空前の奇術バトルでラストはうっそーんてな印象でしたが、こちらは政治に奇術と恋愛をうまくミックスさせた物語でして、奇術師アイゼンハイム(エドワート・ノートン)公爵令嬢ソフィ(ジェシカ・ビール)の一国を激変させる物語がうまくまとまってました。驚きのトリックの全貌ここに。

舞台は19世紀末のウィーン、手品に魅せられた若きエドゥアルドは町で出会ったソフィと仲良くなるが身分差により引き裂かれる。それから15年の歳月が流れ、アイゼンハイムと名を変えた彼は天才奇術師として活躍するが、皇太子レオポルドとの政略結婚を控えるソフィと舞台上で再開し、ふたりは密会をする。

キャッチはすべてを欺いても手に入れたいもの、それは君。

あ、こういう人いるよね~と思わせる、トリックを見破りたがる皇太子と彼を舞台で挑発するアイゼンハイム。天才的な奇術の数々は小手先のものから「そんなのムリムリ!」と思わせる超自然的、霊的なものまで芸術の域に高められたもの。

途中彼はホントに魔法使いじゃないの?と思います。まぁ、映像はCGなんだろうけど。

皇太子の右腕であるウール警部(ポール・ジアマッティ)はアイゼンハイムの密会を監視している身分だが、奇術に魅了されるが故に詐欺罪で逮捕を命ずる皇太子にも戸惑い気味。

そして事件は起こった。ソフィが皇太子と言い争う直後、死んでしまいます

ここで殺したのは当然のように皇太子と思うわけです。奇術師も警部も彼を疑うが、三つどもえの駆け引きが“死者を蘇らせるショー”とともに展開されていく。

最後で明かされるトリックは・・言えませんね。見てない方には、とにかく見てくださいと言いたい。“奇術のタネ”自体は作中臭わせる程度に出てきますが、一番注目するのはそこではない。

Photo_3最後でウール警部も気が付いたんですね、アイゼンハイムが何をしたのか。ラストは警部と共に驚きと笑みが止まりませんでした。趣味程度であれ、マジックをするものなら尚更楽しめる作品、お見事!

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販売元:東宝
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2008年11月20日 (木)

TURNING POINT/RIVER DANCE・・・84点

Img001

Iconmusic

リバーダンス

 アーティスト:ターニング・ポイント
 販売元:SMC RECORDS
 発売日:1994

 Amazon.co.jp〈リンク無し〉


アイルランド音楽
で思い出したのがこのバンド、しかし出身は北欧スウェーデン。ジャケのイメージが示すとおりのアイリッシュ・トラッドのメロディをじっくりと効かせるメロディアス・ハード。寒くなってくると身に染み、しんみりくるサウンドがいいです。

ハードロックならGARY MOORDAREをまず思い出しますが、スロー、ミドル・ナンバーで占めるこのアルバムは踊るようなダイナミックなアレンジよりも、フォークな優しさ、爽やかさが支配的で、思わず和んでしまいます。

どの楽曲にもきっちりとツボを得たギター・ソロが挿入され、「ハッ」とさせる感動が込められている。ラストの『Back To America』までメロディが枯渇すること無し。

ヴォーカルはモロにWhite Lionのマイク・トランプ似であり、これはかなり好き嫌いが分かれそうな気がする。どちらかといえばインスト・パートが印象に残る作品だ。

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2008年11月19日 (水)

映画『P.S.アイラヴユー』

Psどうしようかと悩みつつ、徳永英明の日本語テーマ曲が脳裏に引っ掛かってまして、京都行った帰り際レイトショーで見てきました。公開から一ヶ月近く経ってから観たのですが観客は意外と多く、やはりというか、女性客が多いです。

亡くなった夫から届けられる手紙。「翌日から何らかの方法で届く手紙の指示に従って欲しい」というボイスメッセージが入ったプレゼント、そこから若き未亡人の人生を目撃することになります。

未亡人といえば高橋留美子の漫画『めぞん一刻』をふと思い出します。あれは五代くんが響子さんを振り向かす為に奮闘してましたけど、この映画では五代君的なキャラはいたけど、惣一郎さん的なキャラは主人公の心に深く生き続けていて惣一郎さんに成り変わるパートナーが現れそうになるまでが描かれますが、鈍感でおっとりしたキャラの響子さんとはかなり違うタイプの主人公にドギマギします。あ、前置きが長いね、

超常的な話でなければ手紙を届けているのは身内の誰か。それはラストで明かされますがミスリードを感じさせる部分があり、物語の流れとしてちょっと回りくどいかな~と思うところもありました。重要なのは人の気持ちですので、そこに感情移入できるかどうか。

子供を持てないことに苛立ちを隠せない妻ホリー(ヒラリー・スワンク)と体格の良いアイルランド男の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)の痴話喧嘩から物語が始まります。かなりS対Sな感じでいきなり壮絶なバトルが繰り広げられ、ややドン引き状態になりました。まぁ、これくらいの夫婦喧嘩はどこぞの家庭でもあるのではないかと想像しますが、なんせ『ミリオンダラー・ベイビー』vs『300〈スリーハンドレッド〉』ですから、こんな喧嘩は収集つかんでしょうと思いつつ、すぐに仲直りするおふたり。

その後すぐにジェリーが亡くなった上での設定になり話が進みます。故に手紙と思い出がリンクしてホリーの夫への想い、幻影が浮き彫りになり、戸惑いや希望が綴られていく。

原作者のセシリア・アハーンはアイルランドの元首相令嬢であるらしく、21歳のときにこの原作本を書き上げた。若くしてよくこのような物語を書けたねーと感心します。ニュース記事をみると何故主人公を実年齢より10歳近く上にしたかについて語っている。

Photo「ホリーは友だちより少し早く結婚のスタートを切っていたのに、夫の死で取り残された感じになる。この先孤独に生きるのか、何か新しいスタートを切るのか。よく30歳はパニックエイジという言い方があって、大人なんだからいろいろと決断しなくちゃという年齢で、その直前に夫を亡くしたことに意味合いがあるんです」

監督は『マディソン郡の橋』の脚本家であるリチャード・ラグラベネーズ。ヒラリー・スワンクとは『フリーダム・ライターズ』でもコンビを組んだ。

どちらかといえば女性向きの映画。ホリーのママ親友などもなかなかに濃いキャラクタ ーでして、女のホンネをまざまざと見せられたような作品でした。これはアメリカ人と日本人のギャップもかなりあると思えたんですけど、どうなんでしょう。原作を読んでないので分かりませんが、結構アメリカ向けに脚色されているような気がします。

Ps3ホリーのような女性はあまりタイプではないし、感情移入できないから終始微妙ではありました。夫の死で打ちひしがれ、彼女はグダグダになるんですね。グダグダのボロボロな心を引きずって、「いつまでグダグダなんじゃい!」と、言いたくもなります。あの、アイルランド旅行の行きずり男との出会いとその一夜とか、何故にあそこであーなるのか、それはそれでよかったんでしょうか。

ジェリーとの出会いの場面は犬も含めて印象に残っている。あそこが人生の分岐点でもあったわけだし。

陽気で気前が良く、音楽でノリノリなアイルランド人の印象はそのまんまだった気がします。誰かに何かをしてあげたいという気持ちになれるところではジェリーが分かりやすかったですけど、バーテンダーのダニエル(ハリー・コニック・Jr)がうまく話に溶け込んでいていい意味で、意外なキャスティングでした。

Ps2しっかし、ママ役のキャシー・ベイツが出てきたときは怖かったです。あまりにも映画『ミザリー』の印象が強いもんで・・。けれども、ちゃんと最後に話をまとめてくれますから、そこはよかったかな。「ず~っと、泣いとった~」なんて声もちらほらと聞こえます。原作者の理想の男性像は体格のがっしりとした、包容力のある男性像なのかなと。

この映画で描かれる女性像はかなり強気です。男性の束縛に打ちひしがられ続ける女性をみているのは辛くなります。冒頭の痴話喧嘩にせよ、ジェリーはホントにホリーを愛していたのかと疑問に思えた、というのもあります。新しい人生に踏み出す後押しの手紙なら、一通の遺書でもいいじゃないかと真面目に考えてしまいました。そうなると話にならないですけどね~、、

自分が予感したハッピーエンドとは違ったのでちょっとしっくりこなかったです。五代君は報われず、惣一郎さんに似たパートナーが最後で現れた。キャラのタイプは違えども、敏感な主人公の動きを見ているとそんな感じでした。

エンディングはホントに徳永英明。この映画に日本語テーマ曲は似合わない気がします。けど、いい曲です。にほんブログ村 映画ブログへ

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2008年11月14日 (金)

うわお!

“映画と米大統領”の記事を長々と書いていたら下書きで記事がふっ飛んでしまいました。オバマ関連からここ数日のニュースをまとめあげていたのに、、crying

また今度~、、

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2008年11月13日 (木)

小室さん、その後

ここ最近、逮捕劇により『オーラの泉』に小室哲哉登場のエントリにアクセスが集中しました。記事にした通り、思っていることは今でもほぼ同じです。

小室容疑者:弱音連発「音楽ない」「KEIKOいない」
                            (毎日jpニュース)

※以下、記事引用

詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された小室哲哉容疑者(49)が「音楽のない、(妻の)KEIKOのいない生活はつらい」と話していることが12日、関係者の話で分かった。KEIKO(36)はこの日、大分県臼杵市の実家で父親の山田晋太郎さん(享年63)の一周忌法要に参列。親族らを前に「ご迷惑をお掛けしています」と謝罪。父の墓前で、小室を支えていくことを誓った。

 小室容疑者は接見した弁護士に「音楽のない生活はつらい。KEIKOに会えないのはつらい」と明かした。暖房器具のない拘置所での生活に「寒い」と漏らしていたが、何よりも心の寒さが身に染みているようだ。

 3歳の時に母親の勧めでバイオリンを習い、小学校4年生で鍵盤楽器のエレクトーンに出合ってから音楽漬けの日々を送ってきただけに、物音しか聞こえない寒く静まり返った生活はこたえている様子。さらに、いつもそばにいたKEIKOがいないことが孤独感を募らせている。

 13歳年下のKEIKOは男っぽいさっぱりとした性格で、家事もテキパキとこなすタイプ。おっとりした性格で音楽以外はからきしダメな小室容疑者にとっては「これ以上ない伴侶」(親しい知人)という。

 自宅で2人でいる時は「KEIKO」「哲ちゃん」と呼ぶ仲。でも、KEIKOは人前では「先生」「小室さん」と言い、必ず夫を立てた。愛情だけでなく、そこには音楽人としての尊敬の念がいつもあった。

 そんな娘の思いを理解し、小室容疑者をいつも温かく迎えていたのが晋太郎さん。歌好きだったこともあり実の息子のように可愛がり、小室容疑者も「KEIKOと結婚して家族の温かさを知った」と明かしていた。

 実家の料亭「山田屋」での一周忌法要には約50人が参列。その前でKEIKOが「いろいろとご迷惑をお掛けしています」と謝罪すると、親族らは拍手で激励。父の墓前へ行く時に事件後初めて報道陣の前に姿を見せ、深々と頭を下げた。

 所属事務所によると、10日の帰郷時にはしょうすいしていたが、母の喜美代さん(61)ら家族の支えで元気を取り戻した。代理人を通じて小室容疑者に2品の差し入れと手紙を渡しており、テレビの事件報道にも「動揺することなくじっと見ている」という。(スポニチ)

【関連記事】

KEIKOの家族関係はTVでも報じられていましたので感慨深いニュースです。

天才が天才であるが故の孤独感。法律を超えたところで、アーティストとしての自覚と自尊心。

事実上『転落』という事になりましたが、うまくいかない自分の人生からの僻みのような、最近のニュース番組におけるコメントなどをみていると、なんか嫌でしたね。

おっと、ファン心理剥き出しかな。

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2008年11月12日 (水)

Yngwie Malmsteen’s Rising Force/PERPETUAL FLAME・・・82点

Photo

Music パーペチュアル・フレイム

アーティスト:イングヴェイ・マルムスティーン
販売元:ユニバーサル インターナショナル
発売日:2008/11/12
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天才、神技、ネオ・クラシカルHR/HMの創始者イングヴェイ、近作ではどうも粗が目立つ作品が多くて文句もいいたくなる始末でしたが、今回のアルバムはなかなかに聴きやすく、昔の頃を思い出す。

ようするに変わってないってことですが、傑作であった『FACING THE ANIMAL』(97)より後はまるで印象に残ってなかったので、そんなに期待してなかった為かちょいと嬉しいアルバムであった。

ヴォーカルに元JUDAS PRIESTのティム“リッパー”オーウェンズを迎えていてこれもかなり心配でした。

流麗な疾走曲①で変わってないイングヴェイの世界に一気に引き込まれますが、ややヴォーカル・トラックが抑え気味で多少違和感があります。彼が適任かどうかは微妙なところですが、ギターで引っ張っているのであんまり気にしない!?かな。

けれども、力んで歌っているようなリッパーのVoは聴き進んでいくと辛くなってくる。インギーのギターは明快なのにヴォーカルが重い。

④なんて、イントロからむちゃキャッチー・メロsign03てなアップ・ナンバーで良いです。疾走する⑥、インスト⑦⑧、バービローン♪て感じの大作⑩、そして泣きまくるインギー真骨頂の⑪。

天才故の、変化のない曲調は相変わらずですが、ソングライターとしても高く評価をしているアーティストです。これ!と呼べる一曲を、また聴きたいものだ。にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ

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2008年11月10日 (月)

THE RASMUS/BLACK ROSES・・・87点

Rasmus_2

Music ブラック・ローゼス

アーティスト:ザ・ラスマス
販売元:ユニバーサル インターナショナル
発売日:2008/10/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

寒くなってくると身に染みる北欧ロック。フィンランドのこのラスマスもとても哀しい旋律に彩られる作品をコンスタントにリリースしていて、今回の7thアルバムもどうしようもないほどに悲壮感漂っている

前作『HIDE FROM THE SUN』も哀愁ハード・ロックとしてなかなかの好盤でしたが、本作はやや抑えた曲調のナンバーが哀感そのままに目白押しといった模様。

まず①がいきなりキラーチューンでして、ある種バックストリート・ボーイズっぽいヴォーカル・メロディ、ポップなサウンドが万人受けしそうな気がする。②がまた胸を締め付ける悲哀に満ちたメロディに悶えます。そう、全体的に悶え苦しみ、どこかへ消えてしまいそうになるよ・・

ラウリ・ヨーネンの独特の歌声は、ある意味反則技といえるほどに個性が強く、多少サウンドが大人しくなろうが、強烈な哀感を発散している。

デズモンド・チャイルドがプロデュースしているのはなんとなく分からんでもないですが、バンド・サウンドに大きな変化はさほどみられんので安心して聴けます。ところどころデジポップなアレンジが効いていて印象的。

レインボー?って一瞬思ってしまった⑨は最もハード・ロックしているアップ・ナンバー。流麗なサビメロが印象に残る⑩もいいね。ピアノ・バラード⑪がまた儚く散っていきそうな悲しみ色の曲。

はぁ~、、凍えそう・・にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ

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2008年11月 9日 (日)

AXXIS/DOOM OF DESTINY・・・86点

Doom of Destiny Music Doom of Destiny

アーティスト:Axxis
販売元:Locomotive
発売日:2008/04/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

1stアルバム『KINGDOM OF THE NIGHT』の次に書こうと思いつつ忘れていたドイツの人気ハード・ロック・バンド、アクシスメロパワ化した新作。え~っと、これ何枚目だっけ、10作目にあたるかな。

今回女性Voも大幅導入してパワー・アレンジを図った結果、かなりエネルギッシュな作品に仕上がっています。彼ら特有のクサメロはそのままに、結構ジャーマン・ジャーマンしたヘヴィなサウンドになっていた。

キーボードのアレンジも凝っていていいです。それにしても透明感のある、綺麗な歌声が印象に残る女性Voが気になる。全部彼女の歌声でもいいんじゃないの?と一瞬思ってしまった。あ、それじゃあアクシスじゃなくなるね。

ストラトヴァリウスちっくなアレンジの④とか、サビで燃えますpunch捨て曲はないんじゃないの?バラードもしっかり入ってるし、安心して聴けます。

疾走しまくりの⑦なんて「これ、アクシス?」ってくらいメロスピになっています。間奏のバトルもキテルネー。

⑨は彼ららしいクサクサのサビがしつこく迫るキャッチーなナンバー。一緒に歌いましょうか。ライブで盛り上がりそうだ。ラストの⑪もいいです。

個人的には1st~3rdの頃が好きだったのであの頃の感動をもう一度!っと言いたいところもあるのですが、独特のメロディは変わらずに、現役で頑張っている稀なバンドです。今後も応援し続けます。

いまいちアルバム全体を聴いて感動が薄いのも変わってないなとcoldsweats01ちょっと思いました。

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2008年11月 7日 (金)

映画『ハンサム★スーツ』

Photo

天才ですね、よくこんな面白い映画をつくれたもんだと感心します。久しぶりに笑えましたよ。ぶさいく男が左の“ハンサム・スーツ”を着ることで一気に男前の容姿になるんですけど、二転三転するストーリーに驚きでした。

特別協賛として洋服の青山が出てきたのも笑えました。ペコちゃん人形のような瞳を持つ、ゴーストバスターズのマシュマロマンみたいなハンサム・スーツ。身分を隠したい国の要人なんぞも着用するようであります。

『人は見た目が9割』という本が売れています。人は見た目か中身かという単純な疑問は「人はまず外見で判断するから、気をつけましょうね」ってことで、フィーリングは人それぞれ。その人の人格は外見に如実に表れるものであり、好みの問題でもある。

映画の主人公琢朗(塚地武雅)は亡き母から継いだ定食屋を営む人柄の良い男だが、見た目ブサイクな為に女性に縁がなくフラれまくりの人生。さむいギャグも災いしているようにみえる。そこへアルバイトとしてやってきた寛子ちゃん(北川景子)に告白するが、またしてもフラれてしまい、彼女は店から立ち去った。

琢朗は自身のコンプレックスが優先してしまい彼女へうまく気持ちを伝えられない。彼女は外見だけでなくちゃんと中身を見てもらいたいはずなのに。

で、ここからが面白い。友人の結婚式で着るスーツを青山に買いに行ったのだが、そこで店長らしき“ハンサム・ガイ”から好みのハンサムに変身できるアイテム『ハンサム・スーツ』を勧められる。試着してカッコいい光山杏仁(谷原章介)に変身!

谷原章介は最近のドラマやCMでも見られた壊れキャラがここにきて一気に開花したようで、最高に可笑しかったです。中身は琢朗だから、寒いギャグもするし、かなりアホアホな感じ。塚地はドランクドラゴンが大好きで良くあの爆裂キャラに爆笑してましたが、地でいっているようなキャラは控え目ながらもここでも健在。

カリスマ・モデルの來香(佐田真由美)shineとともに一躍トップ・モデルになる光山(中身は琢朗)。彼の飾らない性格に惹かれていく來香、そして定食屋の琢朗の前には寛子ちゃんと入れ替わりに働きにきた温和で働き者の本江さん(大島美幸)の存在が浮上する。

來香と部屋でいい感じになり、シャワーを浴びる光山だが、どうもお湯がかかるとハンサム・スーツの効力が落ちるようで、いきなり顔がふくらんだ!プッ!とっさに裸のまま逃げる琢朗。ここはウンナンキャラの満腹ふとるを思い出しました。
いや、あのキャラ、好きだったんです。

豪華なファッションショーとかも出てきました。ここらあたり見て思ったのは、映画『カンナさん大成功です!』男版!?ってな印象。

主要4人のキャラだけでなく、豪華なメンバーが総出演でさらに笑えます。劇中やたらと渡辺美里の『MY REVOLUTION』がかかっていて、エンドロールでもおまけが。その後にもさらにオマケがあるので、最後まで席を立っちゃだめ。

いや~、でも、ちゃんと心をこめて作品をつくっていますね。結構若い子向けのユルい映画だと甘く見ていたら、しっかり大人も楽しめる作品に仕上がっている。ラストのどんでん返し的な展開も、「ええ~っ」と、驚きつつ、うなずいて観ていたのでした。

外見とは違う精神的な面で心が動く。ただ、琢朗は本江さんの見た目、内面の全部ひっくPhoto_2 るめて惹かれたのであり、そこはタブーな領域、最後にあーなったのは驚いたけど感情移入はむずかしいところでもありました。やっぱり琢朗は寛子ちゃんがいいのです。

美形だろうがなんだろうが、みんな悩みくらい抱えて生きてると思います。そこをどうやって調整しつつ楽しく、頑張って人生送れるか。いっしょですよ、みんな。おそらく(^-^;

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2008年11月 4日 (火)

小室哲哉 逮捕!・?

今朝新聞を見て驚いた。

小室哲哉・音楽プロデューサーをきょう逮捕へ
                         (Yahooニュース:産経新聞)

※以下、記事引用

人気グループ「globe」のメンバーで、かつて数々のヒット曲で日本の音楽シーンをリードした小室哲哉・音楽プロデューサー(49)が、兵庫県内の個人投資家(48)に音楽著作権の譲渡を持ちかけ、5億円をだまし取った疑いが強まり、大阪地検特捜部は3日、詐欺容疑で4日に逮捕する方針を固めた。この著作権売買をめぐっては民事訴訟になり、代金返還でいったん和解したが、返還期日までに一部しか支払われず、投資家が小室プロデューサーを地検に刑事告訴していた。

【写真で見る】 小室氏が音楽シーンに残した歴史の数々…

 小室プロデューサーは近年、事業の失敗などで多額の借金を抱えていた。特捜部はほかに、小室プロデューサーが中心になって設立したイベント企画会社の役員2人も共犯として詐欺容疑で逮捕する方針。

 関係者によると、小室プロデューサーは平成18年7月30日、イベント企画会社役員の仲介で東京都内のホテルで投資家と会い、楽曲806曲の著作権の譲渡を持ちかけた。8月7日、10億円での譲渡を内容とする著作権売買の仮契約を投資家と締結した。

 小室プロデューサーは2日後、同じホテルで「元妻に離婚慰謝料7億円を請求され、著作権使用料が差し押さえられている。本契約を締結したいので、差し押さえの解除に必要な5億円を先に支払ってほしい」と投資家に申し向け、同月31日に自身が関係する口座に5億円を振り込ませた。

 この806曲は大半が小室プロデューサーが作詞作曲したものだったが、これらの著作権の一部はすでに音楽会社「エイベックス・エンタテインメント」などにあり、小室プロデューサーに著作権譲渡の権限はなかったという。

 投資家は契約を解除したが5億円が返還されなかったため、小室プロデューサーの事務所や親族の家などへ再三、催促の電話をかけ、小室プロデューサーがテレビ番組に出演するたびにテレビ局にも電話したという。

 これに対し小室プロデューサーは昨年10月、投資家を相手取り、慰謝料など1億円や債務不存在の確認を求める訴訟を神戸地裁尼崎支部に起こした。一方、投資家も5億円の返還などを求める反訴を提起した。

 訴訟は今年7月23日、著作権取得のための準備費用など投資家の逸失利益1億円を加え、小室プロデューサーが6億円を支払うことで和解が成立。しかし、期限の9月末までに一部しか支払われず、投資家は10月初め、小室プロデューサーを詐欺罪で大阪地検に告訴した。

 小室プロデューサーの代理人は「告訴されたことは知らない。和解後に金が支払われたかどうかも分からない」と話している。

          ◇

 小室哲哉氏は、昭和33年11月27日、東京都生まれ。中学時代から作曲を始め、早実高から早大に進学。在学中からプロとして活動を始め、キーボード奏者として、あのねのねなどのバックバンドを務めた後、58年に「TM NETWORK」を結成。平成に入ってプロデュース活動を始め、trf(現在TRF)、篠原涼子さん、安室奈美恵さん、華原朋美さん、globeらを次々にミリオンヒットに導く。私生活では昭和63年、アイドルデュオ「キララとウララ」のキララこと大谷香奈子さんと結婚(平成4年に離婚)。13年、「dos」の吉田麻美さんと再婚(14年に離婚)。同年、globeのボーカル、KEIKOさんと再々婚した。

【関連記事】
小室氏「時代の寵児」転落の軌跡


今後、どうなるのでしょう・・

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映画『ハンティング・パーティ CIAの陰謀』

Photo_3雑誌『Esquire』に掲載されたスコット・アンダーソンが書いた実録記事『 What I Did on My Summer Vacation』を基に、実在する戦争犯罪人ラドヴァン・カラジッチを追跡したジャーナリスト達の体験を脚色。
リチャード・ギア主演の社会派サスペンス・アクション。

ウィキによると7月にカラジッチが逮捕されたらしく、その際彼が語るには、「自身の安全を保障した密約を米国側が破った、CIAによって守られていた」等の発言をしているようで、そこら辺の裏事情は映画の中でも描かれています。何もかも鵜呑みにするのはよくないが、ちょいと立ち止まって世の中の動きを考えてみるのもいい。

映画自体はおそらくほとんどフィクションであり、エンドロール前にしっかりと事実について提示されるので、ただのおバカな娯楽作ではない模様だ。

放送されるテレビのニュースに真実なし(全てではないということ)。現場にこそ真実がある。一流の戦場レポーターだったサイモン(リチャード・ギア)は生放送中にキレてクビになりどこぞかへ立ち去るが、相棒のカメラマンだったダック(テレンス・ハワード)は昇格し優雅な暮らしになる。はて、このまま2人は別の人生を歩むのか。

ボスニア紛争終結5年後のサラエボ、ある日ダックの前にサイモンが現れる。昔のよしみでダックを誘い出した彼は新米プロデューサーのベン(ジェシー・アイゼンバーグ)を連れて、セルビアへ向かうのだった。そこには戦犯のフォックスが潜伏している。

映画に出てくるフォックス役の役者さんは写真のカラジッチとよく似てますね~・・。3人はその男をCIAを出し抜いてとっ捕まえようとするのですが、そこまでの過程がコミカルなやりとりがある中で、なかなか見やすく出来ています。フィクションでも随所で真実を盛り込んでいるように見えて緊迫感もある。

悲惨な紛争地帯の映像が出てきても、明快なキャラ設定で突き進んでいくのでさほど重い映画にはなっていないです。 「お前はもう、死んでいる」っていう状況下でもうま~くすり抜けていく主人公達には神様でもついているのか、ここがまぁ、娯楽映画ってところ。

Photoフォックスに捕らえられてしまった3人が間一髪のところで救助される。ご都合主義~、、 なんだけど、彼らを一部始終監視し、助けたのはCIAであり、劇中度々CIAの諜報員が出てきた。なるほどなと。何故、CIAでさえフォックスをとっ捕まえることが出来ないのか。国際司法裁判所、国連、NATO、3人が2日で見つけた男を何故この5年間逮捕できないのか

そんな感じで、陰謀めいた終わり方になったのは惜しい作品ですが、最後の最後で「現代の神話」と称して3人がフォックスをとっ捕まえてしまいました。こうあって欲しいという監督のご希望なのか、フィクションとしてはうまい終わり方だな。

最近よくお目にかかるテレンス・ハワードはやっぱり男前の俳優さん。リチャード・ギアは暴言吐いたり尻出したり、いろんなとこでギア入りまくりでした。この2人の会話は笑えましたよ。

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