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2008年8月23日 (土)

映画『スターシップ・トゥルーパーズ3 STARSHIP TROOPERS 3: MARAUDER』

Photoアメリカの帝国主義を風刺する、ポール・ヴァーホーベン監督のSF戦争大作『スターシップ・トゥルーパーズ』が公開されてから10年。シリーズ全作の脚本を手掛けるエド・ニューマイヤーを監督に迎え、第1作を彷彿とさせる原点回帰の、壮大なバトルが展開する『パート3』です。

1作目を観に行ったときは、劇場をげんなりして出てくるカップルの姿が印象的だった。SFとはいえ、ナメてかかってはいけない。これは戦争映画です。

巨大昆虫型異星生物“バグズ”と人類の壮絶な星空間戦争はさらなる泥沼化を増し、開戦から10年を経過。惑星Pで死闘を繰り広げた主人公ジョニー・リコ大佐(キャスパー・ヴァン・ディーン)は植民惑星ロク・サンの軍基地責任者として活躍していた。

これ、本国ではビデオスルーのようで、日本で観れる貴重な劇場公開作といえるだろう。破格のスケールで描かれた『1』ほどではないですが、なかなか凝りまくった力作になっている。

Photo_3機動歩兵の死に様は相変わらず惨い。対するバグズはこれでもかとウヨウヨ絶え間なく現れ、手榴弾のような自爆するバグズまで出てきた。でかいのでは強烈ビームを発するサソリのようなバグズも登場する。

総司令官に何故か人気歌手となっている人物が登場。戦意高揚ソングを歌い、その姿はなんかアホアホだ。この曲がよくメタル系であるようなクセのある曲で、リフレインが止まらない。洗脳完了である。この人物が作品の大きなキーパーソンになっていた。

反戦思想家(運動家)は公開処刑される軍国主義の強大な世界。大きな組織に属さないものは意味のないものとしてみなされる。

Photo_2ジェンダーフリーにおける理想社会なのか、勇壮な女性兵士の登場なども相変わらず目立つ。逆に、信仰心のある、かわいらしい女性像もしっかり見せていて、そこはなんだか救われた気がした。

ラスト・バトルではおっとろしい超巨大頭脳バグズが出てきた。むちゃでかいよ~。人間の死体の言葉からコミュニケーションを取る様は『インデペンデンス・デイ』を思い出す。宗教的な概念まで飛び出してきてなんか・・作風が変わってきたぞ。

Photo_4そして極めつけは数々のSF作に影響を与えた『パワード・スーツ』がようやくシリーズ初登場。なんか、『ロボコップ』のようでもあり、その姿は漫画ちっく。一気にバグズを掃討した。最初から使えよ!と突っ込みたくもなるが、生産数が少ないのであろう。

B級と括るには惜しい、SFアクション巨編でした。

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コメント

※訂正アリ
巨大昆虫型異性生物→異星生物
反戦思想化→思想家

投稿: たまさん(主) | 2008年8月24日 (日) 02時29分

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