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2008年5月23日 (金)

映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』

Photo_2予告編がコメディ色濃厚であったのに対し、実際は今日の世界情勢を大きく変えた人物の活躍が描かれていました。面白くしようとみせているのか、出てくるCIA局員資産家、そして米下院議員のチャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)の様相はなんだか軽々しくお笑いのようでありつつ、マジ話。

おそらくかなり脚色されているのだろうとふと思いましたが、実際に『美人秘書軍団』を従えていたというチャーリー本人がハンクスにアドバイザーとして接近していることもあり、まんざら嘘でもないのでしょう。

アフガニスタンに侵攻したソ連を撤退させるに到ったムジャーヒディーンの抵抗運動はアメリカの支援なくして起こらなかった。実はその裏側は、難民の惨状を目撃してアフガニスタン支援に乗り出す議員の秘密作戦によるものだった。

チャーリー・ウィルソンという人、映画観るまではまったく知りませんでした。酒と女が大好き、一時はコカインも吸うスキャンダラスなテキサス州選出の議員。

まぁ、ね、だいたい極秘作戦をこれだけ公に見せられると「ホンマかいな」って、やっぱり思います。

反共資産家マダム(ジュリア・ロバーツ)苛立つCIAおやじ(フィリップ・シーモア・ホフマン)の協力を経てアフガンのゲリラ部隊を支援するあたり、最新鋭の武器を提供するところなどは今日の世界情勢にモロに繫がっていると思えるからなんとも皮肉。当時の兵士の中にはオサマ・ビンラディンもいたとされている。そう、後に反米活動に転じたとされあの、謎の人物。

端的な映画の印象は「ソ連のアフガン侵攻がアメリカのアフガン侵攻になってしまいました。世の中複雑です。ごめんなさい。」って感じでしょうか。微妙ですけど、そんなところ。まぁ、誤る話でもないか。

特別面白いとか笑えるとかそういうことも無く、淡々と物語が侵攻進行。

何気に女性の活躍を印象付けていたのはマイク・ニコルズが監督だからかな。あの、チャーリーの秘書役のエイミー・アダムスとか可愛かったな。ジュリア・ロバーツはビキニ姿まで披露されていました。この方、おいくつでしたっけ?

Photo_3反共女性の勝ち誇ったかのような笑みも印象に残ってまして、なんだか複雑です。何もかも複雑な心境になる映画でした。全体的にもう少しシリアス路線で見せて欲しかった気がします。

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コメント

コメントどうもでした。

予告と内容が合ってなかったですね。
美人秘書軍団が大活躍!も戦争とは無関係な部分で内容はイマイチ不明。
戦争場面の兵器のカッコ良さに目を奪われて、CIAの暗躍とホフマンの演技は堪能しましたが。
見所はそれだけでした、実に評価しにくい映画でした。
フィクション大目でどっちかに重点を据えていたら面白かったかなと思います。

投稿: くまんちゅう | 2008年6月 1日 (日) 13時38分

くまんちゅうさん、どうもです。

これは客が入るように工夫して予告編があーなってしまったのでしょうか。

いや、実際の映画も随分中途半端な作風でした、、
CIAの暗躍は最も観たい部分でした。そこらへんは興味深く拝見できたのですがねー。

なんか、複雑です。

投稿: たまさん(主) | 2008年6月 2日 (月) 00時52分

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