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2008年5月31日 (土)

映画『ONCE ダブリンの街角で』

Once_2音楽を題材にした映画って案外少ないものです。ロック系なら尚更。で、ひょっこり出ていたこの作品、何気に気になって観てみました。ハリウッド的な盛り上がりは皆無ですが、なかなか味わい深いリフレインが綴られていき、印象に残る映画。

主演にアイルランドの実力派バンド、『ザ・フレイムス』のフロントマンであるグレン・ハンサードが出演しています。

舞台はダブリン。おっさんの域を出ないストリート・ミュージシャンの男(グレン)が街角で話しかけてきたピアノが趣味の若き女性(マルケタ・イルグロヴァ)と出会い、共通項である音楽を通じて友情を深めていく物語。

劇的なラブ・ストーリーにもしや発展するのか・・と思いつつも、女性には恋愛に踏み込めない家庭の事情があり、男は彼女を理解、淡々と話は進行していった

そこらへん、現代アメリカ映画とはまるで違う古風なもどかしさが全編溢れていて、言葉少なげな二人が作った歌の歌詞から各々の気持ちが切なく表現されています

マルケタ・イルグロヴァって方、まったく知らなかったのですが、チェコのシンガー・ソングライターだそうで、普通にかわいらしくもあり声もキレイでした。

愛しき人への心の喪失感が音楽で表現され、やがてセッションによりバンド・サウンドが完成。デビューの為に男はロンドンへ旅立つ。そして女は・・。

Once2おそらくこの二人は結ばれる・・と期待させつつ、本質はそこじゃないんだぞと。おっさんにはやはり音楽で成功してもらわないといけないし、女性には今ある幸せをしかと受け止めて生活してもらわないといけないのだよと。

しかしながらラスト、彼女に託したものからは生涯にわたり男との思い出、リリックが生き続けるのでしょう。男が成功したら再開ももちろんアリ(!?)なのかな。

正直退屈で、特別面白い映画ということも無いですが、歌のリフレインがずっと残ってるんですね。そういうところでは、もしかしたら名作といえるのかもしれない。サントラが欲しなるがな。

あと、『シン・リジー』が好きなロック・サポート・ミュージシャンの登場、少しの場面でしたけど、嬉しかったです。HR/HMブログですから、しっかり書いときましょう(笑)

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