『ブログスフィア』ブログはビジネスに有効か
◎危ういが、画期的であるブログをビジネスとして生かせないかと常日頃から思っていましたが、それはほぼ確信に変わってきています。実際の仕事(お店)における商業ベースであると同時に、個人の日記としても機能していけるものでありたい。
現在進行中の『たまさんのHR/HM シネマカフェ』は、基本的にレビューという観点から金儲けの為にやっているわけではなく、仕事とは切り離して個人の趣味の延長で気軽にやってみたものです。思いのほかこれが続いている。自分自身が驚いているほどにです。で、映画鑑賞日記にしてもその映画を一方的に売り込んで、賛辞しているものではなく、結構批判的な事もちらほらと書いています。よほど低俗な文面にならない限り、思ったことは正直に書くことが前提で。
「映画や音楽の内容を批判しても、映画・音楽そのものが廃れていくものではない。」
「何故ブログをするのか。そこには必ず人とのコミュニケーションが存在している。」
そんな事を色々考えていていると、面白い本に出くわした。
★個人、法人、個人商店、大企業、経営者も労働者も、全てのブロガーにとっては必読本ではないでしょうか。いや、ブログをしていなくとも充分面白い本だと思います。↓
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ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち 著者:ロバート・スコーブル,シェル・イスラエル |
本書の著者、ロバート・スコーブルは“悪の帝国”と揶揄されてきたマイクロソフトの企業イメージをブログひとつで変えた男。
〈顧客はもはや、プレスリリースなど読まない、美辞麗句がちりばめられたマーケティングの売り文句は信じない、つまり、企業を信用していない。しかしブログならば、企業にもっと“人間臭さ”を与えることができる。〉
多大で一方的な宣伝、マーケティング手法よりも、顧客の口コミこそが力があるものだというのは実際の仕事からも日々感じていますが、これはブログでも当て嵌まることなんだと痛感。
口コミは決して目新しいものではないですが、「インターネット時代が到来し、会話ツールが発展するにつれて力を取り戻した」と。
現在世界中の企業ブロガー=個人がありのままを正直に、誇張も嘘も無く、仕事のことを公開している。そこに検閲は無い。
〈ブログでは、自社の批判もするし、他社の製品のほうがよければほめる。だからこそ顧客に信頼され、トラブルが起きたときには顧客が企業を擁護してくれるのだ。〉
当然、機密性の高い情報を扱った企業などはブログなど出来るわけがないし、危険だ。ブログをするべきではない人や企業についても語られています。
こんな本を読んでいると、ますますビジネス・ブログが身近で有効なものだと感じる。
これらを実践している人は、そういえば身近なところにもいる。顔と名前を出して、日々の日記(仕事)をありのまま紹介している。「公と私の区別のつかない・・」などと言われる方もいるかもしれませんが、それはそんなにはっきり区別できるものでもなく、常に密接に作用しているもの。
そんなこんなで、仕事を紹介するブログもやってみようかなと。『たまさんのHR/HM シネマカフェ』はこのまま継続して、別にもうひとつ作る。まだわかりませんが、みんなの意見も必要です。
ネタはね、ありすぎて、なかなか更新が追いつかないんですね。で、本当は地元の事とか、身の回りのことも書きたい。でもこれを書いていくと、本筋=レビューから大きく逸れて行ってしまいかねないのです。ネタは仕事と密接に関わっていますから、その辺もぜひとも取り上げたいと思っていた。
二足のわらじにはならぬように、慎重に検討しましょう。やるからには半端にはいきません。自分の得意なところから、些細なところまで。
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