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2007年12月14日 (金)

映画『アポカリプト』

Photo_3危うく見逃していた劇場公開作。DVDで観ました。凄い映画ですね。野生的・肉感的、原始本能がうずき出すような感覚でありながらも生命力さえ感じる。そしてラストで一気に理性に転じるところが「ストーン」と気が抜けるというか、ある種の衝撃さえあった。

マヤ文明後期の中央アメリカ。とある村にマヤ族の傭兵部隊が出現。老人や女も容赦なく虐殺し、働けるものは奴隷として連行する。

そこで、なんとか妻子を井戸の中に隠して逆襲に転じる部族長の息子ジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)の活躍が描かれます。

監督はメル・ギブソン。映画『パッション』のイメージが強烈で、そのバイオレントで暗い作風に嫌悪感さえ抱いたものだが、本作は残酷な場面がかなりあるものの、エンタメ性にも富み、意外な面白さがあった。2時間以上の作品ですが、飽くことがない。

★古代遺跡というと子供心をくすぐるロマンのようなものがあり、ちょっと、名作アニメである『太陽の子エステバン』とか、思い出したりも。

しかしロマンなどというより、実際は意味不明な残酷描写がある。マヤといえばよく解らないのですが、あの台形の遺跡。そのピラミッドで生贄の人間が大衆を目前に首をはねられたり、心臓をえぐりとられたり、目を覆いたくなるような残虐な場面もひとつのハイライトとして描かれている。メル・ギブソンって、病んでる!?なんてこと思ってしまうところもあり、ホントにマヤ族はあんな感じだったのでしょうか。悪人だな~。組織全体がそんな風に描かれていますから、怖いです。

後半のジャガー・パウの活躍はスリリングで凄い。深い傷を負いながらも走る走る。追っ手から逃げるのだが目茶苦茶速い。そして、まるで『ランボー』のように反撃に出ます。

Photo_4さすがは部族長の息子だけはあり、強い。ちょっと、忘れかけてた妻子はどうなる・どうな る!?とみせつつ、主人公は頑張ります。メル・ギブソンは意外と良作を創るもんですね。残酷ながらもしっかりエンタメ作として昇華している。さらにラストシーンの『アレ』ですから、その対比がお見事。マヤ文明に詳しくないほうが面白いかもしれません。これは傑作でしょう。

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受信: 2007年12月14日 (金) 15時14分

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