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2007年11月25日 (日)

映画『ドレスデン、運命の日』

Photo_5「 ドイツ版パール・ハーバーか!? 」そんなジャケに魅せられた作品。本国ではテレビ映画として公開されたようですが、巨費を投じて製作されているだけに空襲シーンなども大迫力で凄まじい。
日本で公開されていたとは気付きませんでした。

DVDをレンタルしてもあれやこれやと忙しいと、見れずに返却せざるを得ない事が近頃多々ある。困ったものだが、この作品も返却前日の夜に切羽詰った状況で何とか見た作品。
明日は朝から仕事だけど・・いや、見とかな損だし・・途中で寝たらそれまでか・・などと思いつつ、頑張って最後まで観ました。2時間以上あるので、長かったよ~、けど、グイグイと戦場の悲惨さに引き込まれては眠気も吹っ飛びました。疲れたし夢にも出てきた。
目覚めたとき、ここが戦場じゃなくて良かった(汗)。

第二次世界大戦を語るに、ドイツはどちらかといえば加害者側のイメージが強く、これまで見てきた映画やドラマの中でも独裁者ヒトラーやユダヤ人大虐殺などがクローズ・アップされていたように思う。

この映画は1945年2月13日に英国軍が行ったドイツ東部のドレスデンへの無差別爆撃を、ドレスデン市民の視点から描き、そこに生きる人々の普通の暮らしや恋愛模様における悲痛さが描かれていて、それは初めて見るような光景だった。

病院長の娘である看護婦のヒロインが負傷した敵国の英国人パイロットと出会い、恋仲になるというよくあるパターンの話になってますが、安っぽいフィクションでは終わらずに生々しくも痛々しい戦場のシーンが目に焼きつきます。

ちょっと、このヒロインが危なっかしいほどに行動力があり、観ていてハラハラしました。なかなか可愛らしい女優さんですパイロットの方は設定上無口なシーンが多くて息苦しくなる感じですが、この男、相当なテクニックを持つマジシャンです。自殺しようとしていた子供をタバコの手品で癒すシーンなんぞ、涙ものだ。

ドイツ側の、被害者の視点だけで描ききるのではなく、空爆を実行するイギリス側の視点からもしっかり描かれていてうなずく。善と悪とは簡単に割り切れるものではない、戦争の無意味さを浮き彫りにしていた。

Photoマイケル・ベイの『パール・ハーバー』とはえらい違いようで、史実を忠実に描こうとしている姿勢は顕著に感じました。物語の随所に当時の貴重なフィルムが違和感なく散りばめられていて凄かった。まぁ、ドキュメンタリーではなく、映画としてはあの二人のラブ・ストーリーもありだったと思います。最後どうなる?どうなる!?と期待しつつ、描くのはやっぱりこうかと。

強烈な反戦映画の大作でした。もう、寝ます~。

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