ARCH ENEMY/RISE OF THE TYRANT・・・90点
| ライズ・オブ・ザ・タイラント アーティスト:アーク・エネミー |
マイケル&クリストファーのアモット兄弟(G)によるアグレッシヴ且つメロディックなサウンドに、壮絶なデス・ヴォーカルが絡むスウェーデン産バンドによる7thアルバム。
普段デス・メタルはあまり聴きませんが、このアルバムに関しては現時点、発売日に手に入れてから毎日リピートしています。素晴らしい出来栄えだ。
最高傑作と言われる3rd『BURNING BRIDGES』(99)は個人的には微妙なアルバムだったのですが、続く4th『WAGES OF SIN』(01)には甚く感動した記憶があります。それも美貌のヴォーカリスト、アンジェラ・ゴソウの加入によるアティチュードの向上、サウンドがよりクリアで聴きやすくなった、前半の畳み掛けが凄かった、などの理由にあります。
前作まではちょっとこのバンドからは離れていましたが、今回は捨て曲が無く、全編に渡り印象的なメロディがふんだんに盛り込まれていて痛快。『WAGES OF SIN』を上回り、アルバムのトータル面においても最高傑作と言いたい。
警報音から容赦なく攻撃を増幅させる①。とても女性とは思えないアンジェラの無慈悲なまでの叫び声は悲哀に満ちたギター・ソロで天に飛翔する。ダニエル・アーランドソンのドラミングも凄まじい。
さらにブルータルな②もメランコリックな展開が美味だ。希望に満ちたメロハーなイントロが意外な③、しかし単純に終わることは無く、ギター・ソロがまた感動的。
疾走感のあるグォリグォリの④がかなりのお気に入りナンバーで、いや~、これはカッコイイわ(笑)
吐き捨てるようなヴォーカルが印象的な⑤はレヴォルーション!と叫ぶ。ライヴで盛り上がりそう。タイトル曲⑥も戦争をモチーフに突進する。速っ!
日本のアニメ『火垂るの墓』にインスピレーションを得たという⑦、ひたすら泣きを誘うメロディがたまりません。アンジェラさん、いろいろ映画見てるようですね。
⑧はインストですが、また泣きメロが絶品だ。リリカルで重い⑨は、インギーっぽいソロが面白い。先の読めないプログレッシヴで壮厳な⑩、そしてクラシカルな疾走ナンバーの⑪でアルバムの幕が下りる。最後のピアノがまた物哀しい・・。
日本盤ボーナス・トラック⑫に意外なKISSのカヴァーを収録。
初回盤には2曲のライヴとツアー中のドキュメント映像を捉えたボーナスDVDが付いています。これは早いめに買った方がよさそうです。
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コメント
>ダニエル・アーランドソンのドラミングも凄まじい
知人のバンドマンと話してるとドラムに関しては「う~ん、おちてるね・・」と・・。全編メロディックになったことにはやはり好感触なのですがね。
今回のドラムはちょっと引っ込んで聴こえるかな。
過去作とももう一度、向き合おう。どんなレビューになるのやら。
投稿: たまさん(主) | 2007年9月27日 (木) 01時20分