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2007年9月 7日 (金)

映画『公安警察捜査官』

Photo我々庶民が普段通りに生活していても何かとよく見かけるお巡りさん。一番多いのが交通取締りでしょうか。
TVドラマの刑事モノなどでも意外と身近な存在に感じる警察官ですが、“公安警察”というとなんか怖い組織に思えたり、謎が多いですね。その公安を正面から描いた作品がコレ!ということで、興味深く拝見しました。

単純に、ジャケ写真がカッコイイ、面白そうだから観たというのもあります。

オープニングの高層ビル爆弾テロ予告のシークエンスから、スケールある展開を期待したのですが、爆弾処理班のあまりのいい加減さに「これって、コメディなのか?」と、いきなり頭を抱えてしまいました。何故か現場に居る停職中の捜査官、狩場(竹内力)の活躍で爆破は食い止められ、彼は公安部へ異動が決定。物語は続く。

元刑事でコメンテイター、作家としても活躍中の北芝健が原作の映画だというのは後から知りまして、実際彼は劇中、公安部の説明会にも登場されていたのでちょっと驚きでした。その説明の仕方が笑ってしまう演出だったので余計にです。

刑事警察と公安の違いは市民犯罪だけでなく、国の事態に至る所まで。「簡単に言うと、刑事警察にCIAさんが付いている」という事らしい。
左だろうが右だろうが思想は自由。しかし民主主義国家日本を脅かすスパイ活動・テロや武力抗争は許しがたい! というような説明。 現体制を維持するのが公安の仕事だ。

ここら辺の説明からしてやはりリアルで恐ろしい物語が進行。国益を優先しなければならない捜査官達の苦悩も描かれている。特に海外での邦人拉致事件に絡むアフリカの独裁軍事政権国“ハキラ共和国”のシークエンスには身震いがする。日本人を国内で監禁していた容疑者~犯人達。その工作員達を検挙するに至るも、ハキラ共和国で採取される天然ルビーを狙っているアメリカと日本の関係を考慮するに、上からの命令で釈放される彼ら

竹内力の怒る姿が目に焼きつきます。力、入ってますよ。 
『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』の役柄が懐かしい(笑)
CIAからやってきたナオミ(遊井亮子)さんもそういえば印象に残ってますが・・華奢な風貌がとてもCIAには見えないのですが~実際はどうなのでしょう。

知らない役者さんが多い中、日本と中国の仲介役に回るさりげないCIA男にセイン・カミュが出ていた。優しいキャラクターそのまんまなのですが、軍事大国アメリカを宣伝し、工作員達を脅す姿にちょっとびびる。

どの登場人物も説明臭いのでドラマが成り立っておらず、映画としての面白みに欠けますが、勧善懲悪ではなく、考えさせられるテーマが盛り込まれた作品なので、DVDで観るにはちょうど良い。
カッコイイジャケ写だけが独り歩きしていきそうですが、竹内力の存在感は作中でも光っていました。

公安警察捜査官 DVD 公安警察捜査官

販売元:アートポート
発売日:2007/08/17
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