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2007年7月16日 (月)

映画『ゲド戦記』

Photo_203舞台は 世界の均衡が崩れかけ、人間の頭も変になってきている『アースシー』という世界。


この物語についていけない私の頭も変になっているのか!?


ジブリのアニメはフツーに好きなのですが、宮崎駿が描く作品は自分の中では『天空の城ラピュタ』が絶頂期で、『魔女の宅急便』で終わっています。『もののけ姫』も良かったけど、まぁまぁかなと・・。時代故か、以降はズルズルと面白くも無い作品を作っているなという印象でした。

今回は鈴木プロデューサーの策略もあったのだろうか、息子である宮崎吾朗が監督を務めていて、父との確執が作品の内容よりも話題性大きく取り上げられていた気がする。映画館で見る気にもなれず、ユーザーレビューの酷評も空しく、ようやくDVDで鑑賞するに到ったのであります。

駿アニメ自体、原作本の『ゲド戦記』に多大な影響を受けているのは承知の事実で、当然のようにの作品にもこれまで見たことあるようなシーンが挿入されていた。しかしこの作品のブツ切れ感はどうなのだろうか。

壮大なBGMを無視するかのように必然性なさげな物語が進行していく。原作を読んでないから解らないというのもあるでしょうけど、これ、原作を読んでる人が見ても映画として面白いのかな?

「生きろ。」といっていた『もののけ姫』にニュアンスが似ているようなところもある。「人は何のために生きているのか」といったテーマが、どういうワケか父を殺し国から逃げてきた王子アレンの心情から読み取れる。「命を大切にしない奴なんか大嫌いだ」という少女テルーは幼い頃に両親から虐待を受けていた。自然も人も変になっているからと、災いの源を探る魔法使いゲドの旅。
変になった私も助けてくれ、ゲド!!・・ちゃうか。

Photo_205賑わうホート・タウンの街並みの画が色彩豊かでいいですね。こんな街も劇中では人が奴隷にされ、街角ではドラッグが売られている。死を恐れ、永遠の命を欲しいものとする魔法使いクモとその手下達が登場。『ナウシカ』を連想するような格好の手下ども、なんかスケールがちっさいぞ。こんな盗賊みたいな奴らに支配される街もやっぱり変だ。

印象的だったのはギョギョ~っと形相が変わり怖くなるアレン、ラストに目が真っ黒なおばぁちゃんになるクモの顔面ショー!!終始ボソボソと何言ってるのか分からないクモは最期まで頂けないキャラでした。冒頭に出てきた竜も意味有り気だったのだが、物語とどう関係があるのか分からずじまい。竜も変になっちゃっていた。

Photo_206

資本主義と共産主義、人と自然への回帰。今後スタジオジブリは何処へ向かって行くのか。その未来は宮崎吾朗という新鋭監督の手に委ねられているのかもしれない。今後に期待!   ・・の前に、宮崎駿の最新作が’08年公開予定だ。さて、どうなることやら、お楽しみに♪

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

たまさん、こんばんは、コメントありがとうございました。
TB受けられないようなので、記事の下の方に紹介しておきました。

最近はジブリも変になっちゃってるのか、という作品でしたね、、、
子は父を超えられないで終わってしまうのか?
微妙なテーマの相似はなんだったんでしょうね?

投稿: くまんちゅう | 2007年7月20日 (金) 20時49分

くまんちゅうさん、こんばんは。
リンクありがとうございます。

監督が変わっても、やはり鈴木氏の意向が強く出ているのでしょうか・・。スタジオジブリ、大きくなればなるほど迷走しているように見えてしまいます。
吾朗監督の作品はもっと見てみたいですけどね。

投稿: たまさん(主) | 2007年7月21日 (土) 20時54分

はじめまして!
私はジブリ作品が好きで、「ゲド戦記」も見ました。
しかし、評判通り、可もなく不可もなく・・って感じでした。
やはり、偉大な父親を持つと苦労しますね。
でも、登場人物の表情については、駿アニメでは見られないような表情、「険悪」な感じがあり(アレンのことです)、ちょっと違うな、と思いました。

私はジブリでは「もののけ姫」や「千と千尋」が好きです。ブログでもレビューしてますので、ぜひ遊びに来てください(^o^)/

投稿: カルパッチョ森本 | 2007年9月17日 (月) 12時11分

カルパッチョ森本 さん、コメントありがとうございます。
アレンの表情は凄まじかったですね。別人じゅないかというくらい。

時代を考慮してか、どうも中途半端な印象のある最近のジブリ作品ですが、引き込まれるものはあります。

今後もよろしくです。

投稿: たまさん(主) | 2007年9月18日 (火) 08時13分

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