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2007年5月18日 (金)

本『陰謀論の罠』の罠。

昨年は『ユナイテッド93』『ワールド・トレード・センター』など911テロ事件関連の映画が続々公開されていました。今になって何故公開しだすのかと疑問でしたが、戦争、テロ、さらに陰謀の話題性もあり大変興味深い作品になったのは言うまでもありません。未見ですが、9.11ドキュメンタリー(!?)『ルースチェンジ』なんてのもあり、気になっていました。

「9.11テロはアメリカの自作自演」とネット上でも話題沸騰、しかしそう言い切るには大雑把ではないかと思っていたが、世の中 知らないことばかりで大変だ。

いつかこういう本、出るだろうと思っていたのですが、やはり出ました。

陰謀論の罠   The Trap of Conspiracy Theories Book 陰謀論の罠 The Trap of Conspiracy Theories

著者:奥菜 秀次
販売元:光文社
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前半は「WTCに突入したのは軍用機」「ペンタゴンに突っ込んだのはミサイル」「ユナイテッド93便の残骸はない」などの“陰謀論”の捏造について公式報告書、関連サイトなどを基に検証されている。WTCとユナイテッド93便については説明不足な気もしましたが、ペンタゴンに開いた穴の写真は角度も変わればこうも違うように見えるのかと、、。

◎さらに興味深いのは、後半部で記述されているアメリカの謀略史、『真珠湾攻撃』、ベトナム戦争の『トンキン湾事件』などの真相について。(関係ないですが、このトンキン湾事件の記述を読んでみて映画『クリムゾン・タイド』を思い出してしまった)
《~このトンキン湾事件が物語るのが、アメリカが情報技術、管理、分析において、とんでもない“ザル国家”であるということ》と括っておられます。

アメリカの情報機関はNSA、CIA、FBIとビッグな諜報部隊を兼ね備えていますが、どうも仲が悪いのか。人間どんな組織に属そうとも、個人の思惑など本人にしか分からない。「やってられねーよ」ってとこなんですかね・・。

まぁ、結論として、アメリカ政府も情報機関も杜撰なんだから、このような組織を使って陰謀を企て実行するのは無理だろうという見解。

結局のところ、この本も陰謀論同様 大雑把に終わっている部分がいくつかみられ、読後は釈然としませんでした。何が本当なのか考え出すとキリがありません。専門家に委ねましょう。

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