映画『ブラッド・ダイヤモンド』
『ダイヤモンドは永遠と愛の象徴』・・・
善意と愛に溢れているはずのダイヤモンドが流血に染まっている。
90年代の内戦が続くアフリカ・シエラレオネが舞台。これまで知らなかった数々の諸問題が鋭く切り込まれ、そこには尊い命を犠牲にするマーケットシェアが存在していた。
◎映画『ディパーテッド』も記憶に新しいレオナルド・ディカプリオが、ダイヤ密輸業者として生計を立てる元傭兵 ダニー・アーチャーをタフに熱演。反政府軍(RUF)の襲撃により家族と引き離され、彼らの資金源となっているダイヤの採掘場で強制労働させられるメンデ族の漁師ソロモン・バンディーにジャイモン・フンスー。彼は巨大なピンク・ダイヤを発見、ストーリー上重要な伏線となって存在感を放つ。
“紛争ダイヤモンド”の真相を追い、アーチャーに情報提供を求めるジャーナリスト、マディー・ボウエンに美と知性を兼ね備えたジェニファー・コネリーがスマートに好演。彼女もまた危険を顧みないメッセンジャーだ。
冒頭からRUFの容赦ない殺戮シーンが出てきて度肝を抜かれる。
平和と思われた街も一 夜にして戦場と化している。しかし現実はもっと想像を絶する過酷で凄惨なものなのだろう。このような虐殺が今もどこかの国・土地で行われているのだろうかと思うといたたまれない気持ちになります。ある場面で登場した老人のセリフ「石油がなくてよかった」というがまた皮肉たっぷりだ。全編銃弾の嵐が場内に鳴り響いている。
「医者になる」と将来有望な少年がRUFに攫われ殺人マシーンへと洗脳される過程もおぞましく描かれていました。劇中ソロモンの息子だ。現在も世界で20~30万人の子ども兵が実在するといわれるが、こういった悲惨な現状もまざまざと見せているのです。
アーチャー、ソロモン、マディーの3人が合流するとアドベンチャーな展開に。カメラを好む森の自警団とかコミカルで、緊迫感漲る作中に間を持たせていて良かった。
アーチャーと供に隠したダイヤ、そして大切な息子をとりもどす行動に出るソロモン。魂を揺さぶる迫真の演技が炸裂していて感涙です。
ダイヤだけでなくジェニファー・コネリーの美しさも気になってくるのですが、彼女との交流がきっかけでワルだったアーチャーに心境の変化が現れ始め、ラストへの布石になっているのがまた良かった。ワイルドに変貌したディカプリオの優しい部分がうまく作中に作用していたかのようです。
2時間を越える長丁場、いっさいだれることはなかった。ダイヤを通して社会の真実が見えてくるドキュメント・タッチの重く残酷な物語ですが、躍動的且つ煽情的、随所にインパクトあるメッセージを盛り込んだ社会派アクション・ドラマの傑作として見事に機能していると思いました。
最初に書いたダイヤの宣伝イメージも今ではかなり変わっています。
ダイヤモンド購入の際には『紛争』という項目もお忘れなく。
パチッ☆

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アフリカで実際に起きた紛争をリアルに描く、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたレオナルド・ディカプリオの迫真の演技が見のもの!
90年代。内戦渦中のアフリカ、シエラレオネ。南アフリカ人ダイヤの密売人であるダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)...... [続きを読む]
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「ブラッド・ダイヤモンド」を観てきました〜♪
アフリカのシエラレオーネ、漁師のソロモン(ジャイモン・フンスー)は村を襲ってきた反政府組織に拉致されてしまう。ダイヤモンドの採掘場に送り込まれたソロモン、ある日大きなダイヤの原石を発見する・・・
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受信: 2007年4月14日 (土) 07時42分
» 映画「ブラッド・ダイヤモンド」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Blood Diamond
100カラットのピンク・ダイヤモンド、社会派ドラマのつもりで観たが少々様子が違っていた・・父と息子の強い絆、男同士そして男と女の友情みたいな感動・・
アフリカの大地は血で出来ている。1カラットが0.2gなら100カラットで20g、ダイ... [続きを読む]
受信: 2007年4月14日 (土) 13時32分
» 「ブラッド・ダイヤモンド」 [雑板屋]
乾いた大地と血が交じり合う瞬間に・・・興奮の鳥肌!
少年兵らも奮闘する銃撃戦が、まるで自分に向けての低視線の接近戦のように感じられて・・・。
作品自体が真実を伝えようとするジャーナリズム魂が端々に感じられたので、非常に好感が持てた。
家族と平和を愛し真....... [続きを読む]
受信: 2007年4月14日 (土) 15時03分
» ブラッド・ダイヤモンド [映画鑑賞★日記・・・]
【BLOOD DIAMOND 2007/04/07】(04/08)製作国:アメリカ監督:エドワード・ズウィック出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスー激しい内戦が続く90年代のアフリカ、シエラレオネ。漁師のソロモンはある日、反政府軍RUFが襲撃、ソロ....... [続きを読む]
受信: 2007年4月14日 (土) 15時23分
» ブラッド・ダイヤモンド−(映画:2007年46本目)− [デコ親父はいつも減量中]
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ,ジェニファー・コネリー,ジャイモン・フンスー,マイケル・シーン,アーノルド・ヴォスルー,カギソ・クイパーズ
評価:93点
公式サイト
(ネタバレあります)
重厚な社会派アクション映画。
....... [続きを読む]
受信: 2007年4月15日 (日) 01時52分
» 「ブラッド・ダイヤモンド」見ごたえ充分、世界の真実も見えてくる [soramove]
「ブラッド・ダイヤモンド」★★★★☆見ごたえアリ、オススメ!
レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー主演
エドワード・ズウィック監督、2006年アメリカ
舞台は90年代、
内戦中のアフリカのシエラレオネ。
政府軍とゲリラが戦うが
政府軍とゲリ...... [続きを読む]
受信: 2007年4月15日 (日) 18時12分
» 【2007-48】ブラッド・ダイヤモンド(BLOOD DIAMOND) [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
地球の奥で生まれた──
幻のダイヤ
それは人を狂わせる
ダイヤの価値を決める“4つのC”──
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受信: 2007年4月15日 (日) 19時50分
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試写会で観ました。
1999年、内戦が続くアフリカ、シエラレオネ。
メンデ族の漁師ソロモン・バンディーは、
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反政府軍RUFの襲撃によって村は襲撃され、
家族と引き離されたソロモンは、
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受信: 2007年4月15日 (日) 22時11分
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ユナイテッド・シネマ豊洲にて『ブラッド・ダイヤモンド』を鑑賞。内戦が続く1999年のアフリカ、シエラレオネを舞台に戦争の元凶と言われる「紛争ダイヤ」をテーマにしている。ここのところ、ホテル・ルワンダ、ナイロビの蜂、ルワンダの涙など、アフリカを舞台にした素晴らしい映画が多いが、この作品も例外ではなかった。... [続きを読む]
受信: 2007年5月 4日 (金) 17時18分
コメント
こんにちは♪
TBありがとうございました。
こちらからのTBが不調のようなのでコメントを残させていただきますね。
資源豊富なアフリカは格好の搾取対象になるのも本当に気の毒な気がします。
ダイヤを見たら、今後は「紛争」の二文字がチラッと脳裏に浮かびそうです。
投稿: ミチ | 2007年4月13日 (金) 17時34分
ミチさん、コメントありがとうございます。
遠い国の出来事ですが、私達日本人にとっても無関係とはいえない問題です。
映画という媒体を通してですが、少しでも意識を変えて、堅実に生きることが大切だと思います。
投稿: たまさん(主) | 2007年4月13日 (金) 22時52分
たまさん、こんにちは!
長尺なのにダレなかったのは、すごいですよね。
今まで知らなかった課題を観客に提示しつつも、エンターテイメント性も併せ持ついい作品であったと思います。
投稿: はらやん | 2007年4月29日 (日) 16時55分
はらやんさん、ご訪問ありがとうございます。
これぞ映画の醍醐味。
淡々としたドキュメント作・・というよりかは社会派アクション・ドラマとしての躍動的な側面が目立つ作品でした。
ハリウッド大作の妙技ここにアリです。
投稿: たまさん(主) | 2007年4月30日 (月) 00時33分