映画で見るマジック・手品
日本のお茶の間にも『セロ』のようなスーパー・マジシャンが登場して活気に溢れているマジック界。映画界でもマジックを題材にした作品が登場して話題です。
★ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが天才マジシャンとなって世紀の奇術バトルを展開するという映画『プレステージ』(06)が日本で6月公開となった。 奇術監修にデビッド・カッパーフィールドが参加しているのにも注目で、楽しみな作品です。
他にもエドワード・ノートン、ジェシカ・ビール出演の『ジ・イリュージョニスト』(06)があったはずだが、日本での公開は何故か未定でDVD待ちになってしまっています。
(参照:産経新聞ENAK ハリウッドもマジックブームに便乗 )
★これまで映画で印象的だった奇術は『プリティ・ウーマン』(90)の冒頭、コインの瞬間移動→ジャンボコインの出現くらいで、
最近では『もしも昨日が選べたら』(06)や『シュガー&スパイス 風味絶佳』(06) 、『ナイト ミュージアム』(06)でのシンプルなコイン・マジックにある。いずれもタネあかしは御法度だ。
★マジック・ブームの中にもタネあかし本などの流出で騒然。
(参照:マジック 手品 タネ明かしはだめよ~ん 《記事》 )
★セロ、クリス・エンジェル、ピーター・マービーなど現代のストリート・マジックではカメラ編集・CG・サクラを使っているのがほとんどともいわれ、同業者からは「ビデオマジシャン」として扱われることもあるらしい。しかし、タネばかり追っかけて見ていてはあまりにも夢が無いように思う。素晴らしいアイデアを持った技術もあるマジシャンにはタネなどどうでもよくなってくるし素直に楽しもうと思う。演出に感服するのだ。
セロも言っている。 「Don’t think Just feel」
映画そのものが“マジック”であり、昔とは違って今ではCGも多用され、映像トリックの中にさらにマジシャンを登場させてトリックを演じさせるのはあまり効果的ではなく、かえって安っぽい映画になりかねないと想像するのだが、前出の『プレステージ』は果たしてどのような奇術映画になるのかと気になっています。
何か、他に手品が登場する映画を知っている方、いらっしゃったら教えてほしいです。趣味で手品をしている当方、ほんの少しの手品シーンでも興味津々ですから。
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