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2007年4月29日 (日)

☆ロビー・ヴァレンタインの新作、6月発売予定!

★オランダのハードロック貴公子、ロビー・ヴァレンタイン改め
VALENTINEの新作Falling Down In Misanthropolisが日本でも6月27日発売予定となった。

☆Robby Valentine - No Turning Back (live)

◎↑これは2nd『THE MAGIC INFINITY』(アルバム・レビュー参照)に収録されていた名曲の、ライブ映像です。知らない人は是非ご覧あれ!

ハードロック・バンドはとかくヴィジュアル面からもダサダサ・ボサボサなイメージがあり、女性からも敬遠されがちな感じですが、ロビー・ヴァレンタインはルックス端整でサウンドも煌びやかで上々。甘い美声に酔いしれてしまう、まさにスター!な偉材ではないかと。

新作でもヘヴィでダイナミック、美旋律を極めたナルシス度120%のサウンドを体感できそうです。ウェブ・サイトで数曲試聴できますので、興味ある方はどうぞ→http://www.robbyvalentine.com/
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2007年4月27日 (金)

映画『インビジブル2』

Photo_151国防総省の極秘プロジェクト。人体を透明化する血清を発明した科学者が自ら被験者となり透明人間になれたものの、元に戻れなくなり暴走するといった前作は監督ポール・バーホーベンの底力を見せ付けてくれた傑作でした。

☆今回の『2』は監督も変わってしまい、さほど眼中にはなかったのですが、製作総指揮にバーホーベンの名前があったのでこりゃスルーできんだろうとDVDで見たのでした。なかなか面白かったよ。

グロテスクな透明人間化の過程とバイオレンス描写が衝撃だった〔隔離された空間〕での透明人間化計画伝説は、今回 街へ繰り出す透明人間軍事兵器伝説へと変貌。

クリスチャン・スレーター扮する特殊部隊の男が透明人間としていきなり登場し暴れだすのですが、なんせ透明なもんで最初は何者なのか、何してるのかよく分りません。で、事件を担当する刑事はこりゃおかしいと捜査します。研究に関わった女性もキーパーソンとして登場。

刑事の視点で話が展開し、数々の謎は後に分って来るので前作を見ていなくても楽しめる作品になっいています。むしろ、前作を知らないほうが面白かったりして!?微妙にエロチックな場面も抜かりなく、アクションはちょっと派手になっていた。

スレーターはやっぱり透明なままなのでスレーターなのかどうなのかよく分りません。あの独特の声でなんとなく雰囲気が出てますが、彼が主人公ではないみたいだな~と思ってしまうほど。後半では透明人間VS透明人間という見たことのないバトルシーンが出てきて「お!ちょっと面白いじゃん」と一瞬思ったのですが・・盛り上がりませんでした→↓
だって、やっぱり透明だから。

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どうゆう事象を起こせば透明人間を際立たせられるかが腕の見せ所の映画です。透明化が終わり、スレーターの姿が視覚化されると時すでに遅し。物語はここで終わりです。盛り上がりそうで盛り上がらない展開にハラハラドキドキ。伝説は語り継がれるのだ。

インビジブル2 DVD インビジブル2

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2007年4月22日 (日)

映画『ロッキー・ザ・ファイナル ROCKY BALBOA 』

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パンパカパンパカパンパカパン♪ チャーチャカチャーチャカチャンチャカちゃん♪チャー チャーチャー・・もういいですか?

あのテーマ曲が流れてくると、もう、ダメです。熱いものが込み上げて沸騰します。やけどするぞ~!!

なんで今になって『ロッキー』が帰ってきたのか疑問だったのですが、年を取っても夢をあきらめずに前進し続けたいと願う男の情熱がひしひしと伝わってきました。監督・脚本・主演 シルヴェスター・スタローン
60歳にして原点回帰の復活作。

スタローンは子供の頃から大好きな俳優さんでした。最初に入ったのは『ロッキー』(76)ではなくて『ランボー』(82)だったのですが、そこでファンになってから『ロッキー』シリーズも『5』まで全部見てます。『オーバー・ザ・トップ』(87)もよかったね~。なんか、野暮ったくて単純だけど熱く激しく燃え滾る精神に打ちのめされそうになるのです。

今回は『ファイナル』と題すだけあってホントに最後ですね。『5』が間違いなく最後だと思っていたのでまさか復活するとは。あまり印象に残ってなかった前作に比べて、無骨だけれど激しく心を揺さぶるセリフやリングでのファイトなどが堪能できて良かった。『1』で見たことのあるトレーニングシーンも復活してましたね。

「エイドリア~ン!!!」呼んでも彼女は出てきません。亡き愛妻の名を付けたグッドなレストランを経営するロッキーには息子ロバートがいますが、会社員になった彼は親の名声に押し潰されそうな生活を送っていました。精肉工場で働くポーリーも出てた。懐かし!30年前不良少女だったマリーは母になり息子と二人で暮らしている。いろんな人生のドラマが交差して再生されます。特に父と子の関係はハイライトのひとつで、ロッキー的に説教くさいけどグッと来る場面があり感動的でした。3箇所くらい泣きのツボがあったかな。

Photo_150最後の最後で若き現ヘビー級チャンピオンのディクソンと戦うことになるロッキーの勇姿が見れます。ラスベガスでの、かなりゴージャスでビッグなステージ。そこには、ロバート、ポーリー、マリー&息子も応援に来ています。見ているこっちも一緒に応援してます。

熱い男のドラマがひとつ幕を下ろしました。スタローン、まだまだやりますね!
「人生ほど重いパンチはない」 「ネバー・ギブ・アップ!」です。

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ロッキー・ザ・ファイナル (特別編) DVD ロッキー・ザ・ファイナル (特別編)

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2007年4月21日 (土)

大阪にて

Photo_142久々の大阪。4/19全館オープンの、
        やって来ましたはコチラ ⇒

目的は映画でしたが、もう、広いの何の、どこに何があるのやらですんごい人。

映画館はどこにあるの?8階だよ。そーなんかい。ってことで、“公園の中のシネコン”がコンセプトの大阪市内最大級のシネマコンプレックスへ。全席ワイドシートなのが、ゆとりあってうれしい。

映画開始まではゆったりとくつろげるShop&Dinersがあるのはもちろん、なんせ全館内、めちゃ広いですから、一日中時間がつぶせます。

Photo_143 で、昼間は通りすがりながらもちょうど広場でジャグリングショーがあったので立ち寄りました。シャッターチャンス!

『もう、撮った?』

『も、もういっかい!』

                  『おっそいーよー!!』

Photo_144 写真撮ろうとしたら面白いポーズをしてくれたのですが、タイミング合わず断念。短時間ながらも随所におかしげなポーズや笑える自虐ネタを盛り込みつつ、観客との掛け合いも絶妙です。

日本語のうまい外人さん、きめ台詞は

『だっから、こども、きらーい』(笑)

剣やバットを使ったかっこいいパフォーマンスで魅了してくれます。ラストはトランプタワーに乗っての危険な技。マジックです。思わぬ収穫で楽しかったです。

Photo_146 またこよっと。

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2007年4月19日 (木)

映画『プラダを着た悪魔』

Photo_119 ん~これは面白かった!
「プラダを着る悪魔って、何ぞや!?」ってことで拝見したのですが、そこにはフェミニストならぬサディストと呼ばれる鬼編集長が存在していた。

◎舞台はNY。ジャーナリストを夢見るアンディ(アン・ハサウェイ)はとりあえず足がかりに1年働こうと一流ファッション誌の編集部へ面接に。現場では頭ボサボサ、服装のセンス無し、体型もフツーの彼女に回りは冷たい視線を浴びせる。だが、カリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)は第1アシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)に続き何故だか彼女を第2アシスタントとして雇い入れる。

メリル・ストリープって、どんどん凄みが増していく女優さんですが、今回の作品でも女優魂ここにあり!ってな感じで素晴らしき存在感をアピールされておりました。その怪演たるや冷淡で笑えます。アン・ハサウェイは冴えない女の子が綺麗になるプロセスとして『プリティ・プリンセス』(01)を思い出しますが、本作の方がぐっと魅力的で輝いております。

レストランで働く倹約家であり現在進行形のアンディ彼氏ネイト(エイドリアン・グレニアー)彼女にアプローチするスマートで紳士的・素敵なエッセイストクリスチャン(サイモン・ベイカー)が恋に仕事に揺れ動く女の子に華を持たせる。

用件は簡潔に伝え、質問や言い訳は厳禁のミランダ・ルール
彼女のスピード業務伝達は慣れない業界用語も加わりついていけましぇ~ん!無理難題を続々と突きつけてくる。ここいらでアンディに感情移入して同時にたじたじになるのですが、仕事への甘えを自覚し、大変身するアンディを見ていくと物語が楽しくなっていきます。カッコイイ劇中衣装を見ているだけでも嬉しい。

不可能を可能にする成功の秘訣は外からの影響力にとらわれず、内から外へ働きかけることではなかろうかってこと。そこにはちょっとした人との出会いや繋がりから大きなチャンスに出くわす事もある。

ミランダの右腕ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)が言っていた、「昇進すると私生活が全崩壊する」というセリフも重要で、組織に洗脳され、資本主義の鬼になれば、これまであった大切なものを失ってしまう 
~というような過程もよく描かれていた。これはミランも同様で、スッピンで夫との離婚問題に苦悩するシーンがなんだか強烈だった。仕事ではシャキッ!としていた“悪魔”が、ただのおばぁちゃんになっているではないですか。悪魔が悪魔では無くなる瞬間。

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業界で成功を収めるには並大抵の努力では通用せず、同時に犠牲にしなければいけないものも生じる。仕事の厳しさを教えつつ、自分の道は自分で決めるようにとアンディに諭す悪魔はなんとも器のドデカイ女編集長でした。ジャーナリストになるほうがある意味もっと過酷なのではと思ったりもするのでそこらへん描写が薄っぺらい気もしますが、まぁこれはコメディだしテンポも音楽もグッドな展開なので問題なし。ラストはどうなるの!?と戸惑ったけれど・・ちょっとホロリときたね。

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プラダを着た悪魔 (特別編) DVD プラダを着た悪魔 (特別編)

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2007年4月18日 (水)

AVRIL LAVIGNE/The Best Damn Thing・・・83点

ベスト・ダム・シング Music ベスト・ダム・シング

アーティスト:アヴリル・ラヴィーン
販売元:BMG JAPAN
発売日:2007/04/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前の記事でも少し触れましたが、SUM41デリックと結婚し現在ロサンゼルスに新居を構えているという彼女の幸せぶりはこのアルバムからも充分伝わってきます。陽性のエネルギーをひたすら放っているハジケタ作品です。

前作はややダークな作風でしたが、豪華なプロデューサー陣
Dr.ルーク、ブッチ・ウォーカー、ロヴ・キャバロと今回夫デリックも加わり、先行シングルの①からハッピーに全開したサウンドが心地よいです。

キャッチーなアップ・ナンバーは⑥⑩⑬とラップ調から始まる④⑨でガッチリ聴けました。シリアスなバラード⑤⑧もグッドに作用していて、⑫には映画『エラゴン 遺志を継ぐ者』主題歌も収録。どの曲もシングル・カットできるくらい、粒が揃ったご機嫌なナンバー目白押し!パーティーやドライブのお供に持って来いだ。

アヴリルと一緒に幸せ気分に浸りましょう。

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2007年4月17日 (火)

TV映画『ヒューマン・トラフィック』

Photo_118近未来サスペンス・アクションみたいなパッケージのDVDで目を引くのですが、どっこい中身は重い人身売買がテーマの作品です。’06年のエミー賞で3部門にノミネートされた社会派ドラマの力作。

国際人身売買組織 VS ICE(移民関税局)という構図で繰り広げられる闘いの中、壮絶な人間ドラマの描写がリアルに淡々と描かれています。組織のボス、セルゲイロバート・カーライルが扮し、屈折した冷静沈着な会社経営者の男を恐ろしく演じきっている。人身売買の根絶に挑む元NY市警のICE捜査官ケイトミラ・ソルビーノ渋い局長ドナルド・サザーランドが登場、その対決の行方は!?

監督は『アサインメント』(97)や『アート・オブ・ウォー』(00)などで知られるクリスチャン・デュゲイ。そういや、ボス役の人ってどこかで見た記憶があるな~と思ったのだが、ちょっと前にDVDで見た『ヒットラー 第一章:覚醒/第二章:台頭』(02)で熱演していた人だった。

本作の人身売買組織はマフィアではなく、モデル会社や出会い系サイトを偽装し、女性を拉致、組織の奴隷とする。マニラでは車に乗った男達がアメリカ人少女を白昼堂々と拉致している。

被害者役の3人の女優の迫真の演技がまた凄まじい。モデル・オーディションに合格する女子高生ナディア(ローレンス・レブーフ)、若い男に騙される未婚の母エレナ(イザベル・ブレイス)、旅行者の少女アニー(サラ・ジーン・ラブロス)。

武器・麻薬に次いでもっとも利益が高いビジネスといわれる人身売買は年間80万人という人間が世界各地で拉致・誘拐されているという。彼女達はもって数年の命、必要なければ殺される。

劇中、冷酷で頭脳明晰なセルゲイの過去は謎だらけ。部下でも邪魔者となれば殺害し、あらゆる犯罪証拠を隠滅している。いったいどうすれば一人であんなグローバルな組織を統括できるのか。まったく恐れ入る“悪魔”として描かれています。そんな男に少しでも魅力を感じたエレナの葛藤も心痛いものだ。ナディアの親父は彼女を探し出す為に組織に潜入、なんとか出会うことができたものの、苦悩は耐えない。アニーを探す母の悲劇も見るに耐え難い。

家庭を持ち、ある程度地位の高い医者が幼児ポ○ノに走り出す姿とか、滑稽だ。平和と暴力の対比がこういうところでも鋭く描かれている。

黒いスーツに身を固める力強い捜査官ケイトベテラン上司サザーランドの追跡劇を楽しむのもいいドラマだと思いましたが、取り扱っているテーマとショッキングな映像に背筋が寒くなりました。ラストは映画らしい終わり方ですね。

DVD ヒューマン・トラフィック

販売元:ビデオメーカー
発売日:2007/04/06
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2007年4月16日 (月)

ドラマ『プロポーズ大作戦』はタイムスリップ・ファンタジー

映画・テレビと大活躍中の長沢まさみがウエディングドレス姿の礼役で登場、彼女を素直に祝福できない幼なじみの健に山下智久。
披露宴の席で礼のこれまでの歩みを紹介するスライドショーが行われ、「あのころに戻ってやり直したい」と後悔する健。そこへ“妖精”と名乗る怪しげな男(三上博史)が現れ、変な呪文で高校野球県大会の試合の最中にタイムスリップしてしまう。

好きな女性に思いを告げられなかった男が、過去をやり直すチャンスを得て奮闘するラブコメです。

ある媒介を通じて意識が過去の実体へタイムスリップする展開は映画『バタフライ・エフェクト』を思い出します。この場合は日記に書かれた過去へ意識が戻るのですが、どれだけ過去へ戻ってやり直そうとしても上手くいかず、必ず誰かを傷つけてしまう悲劇的な展開でファンタジーな物語ではなかった。

◎有名な『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では現在の実体そのものが過去へタイムスリップしてしまうのですが、意識だけが飛ぶという展開は似てるなぁと。

今回のドラマでは過去の写真からそれぞれその時期に一度だけタイムスリップできる条件があるようで、今後どんな展開になるのかと楽しみな感じです。
もし健が過去を書き換えるのに成功し、礼と結ばれるようなことになれば、新郎の立場が・・???    どうなるんでしょうかね!

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2007年4月14日 (土)

WITHIN TEMPTATION/THE HEART OF EVERYTHING・・・90点

ザ・ハート・オブ・エヴリシング Music ザ・ハート・オブ・エヴリシング

アーティスト:ウィズイン・テンプテーション,キース・カピュート
販売元:ロードランナー・ジャパン
発売日:2007/04/11
Amazon.co.jpで詳細を確認する

オランダ出身の6人組シンフォニック・ゴシック・メタル・バンドの4thアルバム 『ザ・ハート・オヴ・エヴリシング』(人生で大切なものをみつけること)。

先の記事でも少し触れましたが、この手の音楽を超有名にしたのはやはりEVANESCENCEありきなのですが、デビューして10年になるこの
ウィズイン・テンプテーションはベテランの風格を醸し出す、他の追随を許さない孤高の域に達したサウンドの名手です。

Within_temp

ドラマー意外は不動のメンバー(友人同士)であり、ギターのロバートとヴォーカルのシャロンとの間には05年に一子が誕生しています。さらに力強く、美しく、へヴィに盛り上がるサウンドには各メンバーの結束力なくして成し得ないエネルギーがたっぷり注入されているようだ。

ジャケ写の女性は目隠しをしている。目に見えている世界が全てではない。各々が客観的に世界・内面を見つめ、自分にとって何が大切なのかを問いかけているのでは?タイトル曲⑤はいつになく低音で歌うヴォーカルの表現力の幅の広さに驚きです。

透明感溢れる甘美な歌声は壮大なスケールで飛翔します。ドラマティック・メタルの極みともとれる②の緻密な構成力、純正メロディアス・ハード風の⑥(間奏のギター・ソロもいい!)、ひたすら泣きを誘うバラード⑨が特に印象的。

前作『THE SILENT FORCE』も素晴らしかったが、ダークに、ダイナミックに各楽曲がそれぞれ輝いている本作も当分ヘヴィ・ローテーションになりそうです。おススメ!!

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2007年4月13日 (金)

映画『ブラッド・ダイヤモンド』

『ダイヤモンドは永遠と愛の象徴』・・・
善意と愛に溢れているはずのダイヤモンドが流血に染まっている。

90年代の内戦が続くアフリカ・シエラレオネが舞台。これまで知らなかった数々の諸問題が鋭く切り込まれ、そこには尊い命を犠牲にするマーケットシェアが存在していた。

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◎映画『ディパーテッド』も記憶に新しいレオナルド・ディカプリオが、ダイヤ密輸業者として生計を立てる元傭兵 ダニー・アーチャーをタフに熱演。反政府軍(RUF)の襲撃により家族と引き離され、彼らの資金源となっているダイヤの採掘場で強制労働させられるメンデ族の漁師ソロモン・バンディージャイモン・フンスー。彼は巨大なピンク・ダイヤを発見、ストーリー上重要な伏線となって存在感を放つ。
紛争ダイヤモンド”の真相を追い、アーチャーに情報提供を求めるジャーナリストマディー・ボウエンに美と知性を兼ね備えたジェニファー・コネリーがスマートに好演。彼女もまた危険を顧みないメッセンジャーだ。

冒頭からRUFの容赦ない殺戮シーンが出てきて度肝を抜かれる。
平和と思われた街も一 夜にして戦場と化している。しかし現実はもっと想像を絶する過酷で凄惨なものなのだろう。このような虐殺が今もどこかの国・土地で行われているのだろうかと思うといたたまれない気持ちになります。ある場面で登場した老人のセリフ「石油がなくてよかった」というがまた皮肉たっぷりだ。全編銃弾の嵐が場内に鳴り響いている。

「医者になる」と将来有望な少年がRUFに攫われ殺人マシーンへと洗脳される過程もおぞましく描かれていました。劇中ソロモンの息子だ。現在も世界で20~30万人の子ども兵が実在するといわれるが、こういった悲惨な現状もまざまざと見せているのです。

アーチャー、ソロモン、マディーの3人が合流するとアドベンチャーな展開に。カメラを好む森の自警団とかコミカルで、緊迫感漲る作中に間を持たせていて良かった。

アーチャーと供に隠したダイヤ、そして大切な息子をとりもどす行動に出るソロモン。魂を揺さぶる迫真の演技が炸裂していて感涙です。
ダイヤだけでなくジェニファー・コネリーの美しさも気になってくるのですが、彼女との交流がきっかけでワルだったアーチャーに心境の変化が現れ始め、ラストへの布石になっているのがまた良かった。ワイルドに変貌したディカプリオの優しい部分がうまく作中に作用していたかのようです。

2時間を越える長丁場、いっさいだれることはなかった。ダイヤを通して社会の真実が見えてくるドキュメント・タッチの重く残酷な物語ですが、躍動的且つ煽情的、随所にインパクトあるメッセージを盛り込んだ社会派アクション・ドラマの傑作として見事に機能していると思いました。

最初に書いたダイヤの宣伝イメージも今ではかなり変わっています。
ダイヤモンド購入の際には『紛争』という項目もお忘れなく。

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パチッ☆

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2007年4月12日 (木)

気分転換に・・・

Photo_108ドタバタあたふたする忙しい中、ちょっくら昼休み抜け出し近くの公園へ~。

ん~春だからやっぱりサクラは必要でしょう!

こんな時は聖飢魔Ⅱの
     『サクラちってサクラ咲いて』をうたおう。

♪サクラちぃ~って~サクラまたぁ咲いて~

        Who’s gone? Who’s back?

  夢を乗せて 夢をばらまいて 輝きだけは求め続け

  たたかいの日は 今日にでも夢をひき裂く

                  恋することも せかされる世代だから

Photo_109                        

日中爽快な空気に触れても

いたたまれない夜行性の血が騒ぐ。

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寝転んでたまには星空でも眺めているのもいいかもしれない。

こんな時はTMの『BEYOND THE TIME』をうたおう。

Haro



















ん~ハロだから

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2007年4月10日 (火)

ヒット!

いや~、久々にいい映画を観てきました。
Kc270036_1 














アフリカを舞台にしたハリウッド大作。強烈な残酷描写の中にも希望をもたらす感動があった。ディカプリオ、変わったね。


ーで、さっきマジックの特番やってて録画したのを見たいし時間も無いから映画記事は次回にします。  おやすみ~(-.-)zzZ

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2007年4月 7日 (土)

映画で見るマジック・手品

日本のお茶の間にも『セロ』のようなスーパー・マジシャンが登場して活気に溢れているマジック界。映画界でもマジックを題材にした作品が登場して話題です。Photo_101

ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが天才マジシャンとなって世紀の奇術バトルを展開するという映画『プレステージ』(06)が日本で6月公開となった。 奇術監修にデビッド・カッパーフィールドが参加しているのにも注目で、楽しみな作品です。

02_2 他にもエドワード・ノートン、ジェシカ・ビール出演の『ジ・イリュージョニスト』(06)があったはずだが、日本での公開は何故か未定でDVD待ちになってしまっています。

(参照:産経新聞ENAK ハリウッドもマジックブームに便乗



★これまで映画で印象的だった奇術は『プリティ・ウーマン』(90)の冒頭、コインの瞬間移動→ジャンボコインの出現くらいで、
最近では『もしも昨日が選べたら』(06)『シュガー&スパイス 風味絶佳』(06) 『ナイト ミュージアム』(06)でのシンプルなコイン・マジックにある。いずれもタネあかしは御法度だ。

★マジック・ブームの中にもタネあかし本などの流出で騒然。
(参照:マジック 手品 タネ明かしはだめよ~ん 《記事》 )

★セロ、クリス・エンジェル、ピーター・マービー
など現代のストリート・マジックではカメラ編集・CG・サクラを使っているのがほとんどともいわれ、同業者からは「ビデオマジシャン」として扱われることもあるらしい。しかし、タネばかり追っかけて見ていてはあまりにも夢が無いように思う。素晴らしいアイデアを持った技術もあるマジシャンにはタネなどどうでもよくなってくるし素直に楽しもうと思う。演出に感服するのだ。
セロも言っている。 「Don’t think Just feel」

映画そのものが“マジック”であり、昔とは違って今ではCGも多用され、映像トリックの中にさらにマジシャンを登場させてトリックを演じさせるのはあまり効果的ではなく、かえって安っぽい映画になりかねないと想像するのだが、前出の『プレステージ』は果たしてどのような奇術映画になるのかと気になっています。

何か、他に手品が登場する映画を知っている方、いらっしゃったら教えてほしいです。趣味で手品をしている当方、ほんの少しの手品シーンでも興味津々ですから。

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2007年4月 6日 (金)

映画『シュガー&スパイス 風味絶佳』

Photo_98関係ないが、好物であるカレーは辛口よりも甘口のほうが好きで中辛が無難です。カレーの種類によってはまちまちですが、福神漬けは絶対の必需品だ。

“シュガー&スパイス” 女性には甘く優しいだけでなくタフさの配分も必要だということ。
劇中、夏木マリが演じるアメリカかぶれの通称グランマが語っている。

この作品、ガソリン・スタンドで何気に働いている志郎(柳楽優弥)とそこへアルバイトで入ってきた大学生・乃里子(沢尻エリカ)の甘酸っぱい青春の1ページという触れ込みですが、志郎祖母グランマの存在感が全編漲っていて、主人公はもはや風味絶佳の森永ミルクキャラメルグランマといえる仕上がりだ。

エリカ嬢はとにかくカワイイ。作中、現代的な女の子の役柄がはまっていて志郎と交際するも、元彼に心が揺れ動く小悪魔的な女の子像が何故だかリアル。あんな笑顔で見つめられた日にゃ男はたまらんでしょうに、、って、ただの好みの問題でしょうがね。  この笑顔はある意味キャラメル(??)だ。内向的な少年の心情を演じる柳楽優弥もこういう子、いそうだね、、というところでリアル。

Photo_99 二人に語りかけ、自分の重く深い人生ドラマを交差させるグランマの存在。パワフルです!70歳には見えません!!また、彼女のパートナー役である若きチェン・ボーリンがカッコイイ。バーで100円玉10円玉をすりかえるマジックが出てきたが、ああいうのをさりげなく挿入してくれるのは気持ちいい。

富士山のエピソードは蒼く幻想的で美しかった。音楽も哀切に溢れている。

本当の恋の意味を知った劇中の少年は、ホントのところ甘口が好きなのか、辛口が好きなのか。グランマは辛口そうだけど、意外と甘口が好きなのかもしれない。
蒼井優がちょい、出演してるみたいだが、いったい何処に!?ラストのバスに乗っていたのがそうかもしれんが・・・  その女性は中辛かな。要するに男も女も人それぞれということです。ちょっと後味が薄い気もしましたが、美しく叙情的な風味には感動いたしました。

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シュガー&スパイス 風味絶佳 DVD シュガー&スパイス 風味絶佳

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2007/03/21
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2007年4月 3日 (火)

ENTER SHIKARI/TAKE TO THE SKIES・・・80点

テイク・トゥ・ザ・スカイズ(DVD付) Music テイク・トゥ・ザ・スカイズ(DVD付)

アーティスト:エンター・シカリ
販売元:バウンディ
発売日:2007/03/14
Amazon.co.jpで詳細を確認する

メタルダンスミュージックを融合させたというUK発バンドのPhoto_96
デビュー・アルバム。

オルタナ臭漂うヴォーカル・スタイルが今時のシャウト&歌い上げ系なのでへヴィ・メタル・ファンには拒絶反応を起こしてしまいそうな代物なのだが、デス・メタル然としたアグレッションを放出する②④⑩⑫はなかなかカッコイイ。

ダンス・ミュージックを取り入れているといっても、ちらほらとロック・サウンドに塗している感じで味付け程度ではある。トランスの高揚感が面白く作用していてその美醜漲る対比のサウンドは不思議に新鮮だがやや散漫な印象もあり微妙。

『空前絶後のレイヴメタル・バンド、エンター・シカリ爆発!!』という帯タタキも空しく、さほど爆発力は感じられなかったが、メタル・テイストのサウンドをこういった若者達が取り入れ、世に広めてくれたらなんか嬉しい、、そんな気がする感慨深い一品。一発屋で終わらないようにこれからも前進してほしいと願います。

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2007年4月 1日 (日)

大鴉/Seeds of Rain・・・85点

Seeds of Rain Music Seeds of Rain

アーティスト:大鴉
販売元:ビープ
発売日:2007/03/14
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沖縄発、叙情派へヴィ・ロックと謳う6人組バンドの2ndアルバム。

右のジャケ写にある1st『asymmetry』は未だ聴いておりませんが、今回初めTaia_1てこの2nd で触れてみました。女性ヴォーカルのHR/HMバンドは邦楽でも好んで聴いておりまして、写真の純和風・清純派少女的なルックスから椎名へきるチックなハードポップ・サウンド(へきるもメタル・ファンだ)なのかと思いつつ、陰陽座チックな和風メタルなのかとも思いつつ封を開けたのであります。

さして思っていたとおり、上記2サウンドに近いような気もするが、現代的なへヴィ・サウンドと幾分プログレ趣向も凝らした作風は独特な情景に満ちていて、時折ハッ!とさせるメロディックに切り込むギター・ワークがまたいい。
ヴォーカル星花(seikaの低く勇ましい歌唱法も深く妖艶に盛り上げてくれる。

歌謡ポップなまでにサビがキャッチーな①③、アグレッシヴに疾走する⑥⑨、日本情緒溢れるバラード⑩、へヴィ・ロック然としたバックに乗っかる泣きメロが心地よい⑪、明るく高揚感ある⑫。

惜しむらくはドラムが軽い為か、やや全体的に安っぽい印象が秘めなかったという事。もう少し重厚なアンサンブルを整えてくれれば大きく化けてくれそうな勢いを感じる。またひとつ、楽しみなバンドが登場したといった感じです。

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