映画『ナイトミュージアム』
近頃は重たい映画ばかり見ていたようで、ちょっと明るくファンタステックな作品も見てみたい気分になり、先行上映で本作を見るべく劇場に直行しました。
すでに全米で3週連続1位となった大ヒット作、宣伝でも煽られた展示物のティラノサウルスなどが動き出す展開はおそらく『ジュマンジ』の博物館編みたいなものではないかと想像しつつ、期待に胸を膨らませたのであります。
バツイチの失業男ラリー(ベン・スティラー)は離れて暮らす息子にも愛想尽かされそうな不安定男だが、自然史博物館の夜間警備員の職を見つけアピール。だがだがその舞台では展示物が夜になると動き出し大混乱!怪しげな老警備員3人(ベテラン俳優です)に渡されたマニュアルで危険回避をしようと試みるがサルにマニュアルを破られ尚大変!
いきなりティラノサウルスの骨格が凶暴なまでに動き回るが、おしりフリフリする仕草から単に追いかけっこがしたいだけみたい(笑)。
モアイ像は主人公に「ボケボケ」と言い出しガムを要求、ネアンデルタール人は火を欲しがる、グラディエーター&カウボーイのミニミニジオラマ大乱闘は芸が細かい。愛らしい展示歴史キャラが子供時代の冒険心を呼び覚ます。エジプトのファラオのミイラも重要な役どころで動き出すんですけど、グルグルに巻かれた白い布をとると、どんなおぞましい姿なのかと思えば、意外に若々しいオニーチャンだった。
アメリカ先住民の女性に恋をするロウ人形のセオドア(テディ)・ルーズベルト大統領役のロビン・ウィリアムズが出てくると、「あ!やっぱりジュマンジじゃん。」と勝手に納得。
納得できなかったのは、マジックが好きらしい血気盛んな遊牧騎馬民族にラリーが手品をするシークエンスだ。コインマジックはニヤリとさせられたが、シルクマジックのシークレットムーブで失敗をして民族を怒らせる。あのタネあかしはいかんだろ!奇術協会大丈夫ですか!?ちょっとでも手品をする人間から見たら、大画面でこういうのされるとあまり気分のいいものではない。よく知れた手品だから許されるのか。
そんな所為も含めてややしり切れとんぼな物語の流れが気になりだした。マニュアルも重要な伏線になるのかと思っていたらそうではなかったですね。考えすぎ。
暴走する歴史を平和にするため、息子との絆を取り戻すため、案内係のレディに気を良くするため、大活躍するラリーの姿は滑稽で笑えるが、ちょっぴりホロリとさせる一面もありいい感じでした。後半はある陰謀が発覚してもういっちょドタバタ劇を盛り上げてくれます。内から外へー。大人も子供も気楽に笑って楽しめる作品だと思いました。
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ナイト ミュージアム 販売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン |
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