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2007年3月14日 (水)

DARK MOOR/TAROT・・・84点

Daaa_2

拳を突き上げたくなるような熱く、血が沸くパワー・メタル・バンドはそう多くはいないが、このダーク・ムーアに初めて触れた時の衝撃は並ならぬものがあった。

それは女なのに女に見えない・聴こえないヴォーカリスト、エリサ・C・マルティン 在籍時の日本デビュー・アルバムにして2nd『ザ・ホール・オブ・ジ・オールデン・ドリームス』におけるあまりにクサく、劇的に疾走するスピード・メタル・ナンバーにある。情熱の国スペイン発だ。

しかし彼女の離脱を始めとして現在のオリジナル・メンバーはエンリク・ガルシア(G)のみとなってしまったが、もうすでに6作目となる本作においてもメロディックにクサクサにドラマティックにクラシカルに、ファンの期待を裏切らないサウンドを発信する感性はまだまだ健在です。

Covertarott “ザ・マジシャン”ていうタイトルのイントロ①から怪しげで荘厳でそそられます。

女性ヴォーカルを惜しみなく導入したキャッチーな②、壮麗なコーラスが冴える疾走ナンバー③で“あの頃のダークムーア”が戻ってきたのか!と、感激してしまった。ひたすら泣かせにかかってくるギター・ソロも秀逸である。
煌びやかなキーボードの音色とスリリングなギターが印象的な④、さりげなくデス・ヴォイス導入の⑤⑥、へヴィに疾走する⑦。口ずさみたくなるようなメロディアス・ハード⑧でちょっと一息ついたところで悲壮なメロと〈3:49〉からのギターソロに感動する⑨&クラシックの名曲を挿入してエレガントに盛り上げるメロパワ大作⑩で大団円ー。

メタル様式美世界であまり聴いたことのないヴォーカル・スタイルのエリサ様が懐かしく思ってしまうのも秘めないですが、変わらぬスタイルでこれからも疾走してほしいバンドです。しばらくはこのアルバムを聴いて物思いにふけよう。 「エリサ様、戻ってきて」。 ああ、やっぱりこうなってしまった(苦笑)

Music タロット

アーティスト:ダーク・ムーア
販売元:マーキー・インコーポレイティドビクター
発売日:2007/02/21
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